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カットテール型グミ(食品)・「グーミー・ヤマモト」誕生秘話

すべての始まりはつり人社スタッフの思い付きでした……

石川正勝=写真、Basser編集部=写真と文
001 ゲーリーインターナショナル河辺裕和さん監修のもと、つり人社が企画・販売しているグミ(食品)です

 ゲーリーの人気ワーム、カットテールをモデルにしたグミ(食品)が発売中です! 河辺裕和さんにも太鼓判をいただき、SNS等でも大好評をいただいている「グーミー・ヤマモト」ですが、すべての始まりは弊社スタッフの思い付きでした……



「いや、ルアーの話じゃないんです、って……」


 会議や打ち合わせって煮詰まるとロクなことがありませんよね。生産性に乏しい時間の浪費のなかで、出てくるのはおバカな話と、仕事にかこつけて私利私欲を満たそうとする不埒な案ばかり。

「横アイ用のトレブルフックって隠れ需要がけっこう多い。競合する商品もほとんどないし、うちで作ろう、各サイズ10万本!」
「グミでワーム作ろう。グーミー・ヤマモトってどうよ?」
「DCに入ってるコイルをブレーキじゃなく発熱に使って、キャストするたびにほんのり温かくなる冬用カルコンがあったらイイなァ」

 ……と、いうような話のなかから実現しちゃった第1弾がコレです。言いだしっぺの社員OとTは、「そんなのダメだよ、って言ってくれ」と念じながら、まずはゲーリーインターナショナルの河辺裕和さんのところへ。

河辺:「いいよぉ、協力します。おもしろいんじゃな~い(笑)」
O&T:「ありがとうございます!(マジか……)」

 そしてグミを作ってくれる製菓工場探しが始まったわけだが、電話で問い合わせて「つり人社のOと申します」と名乗ると、数社が同じ反応だったという。

担当「あ~、昔やってみたことがあるんですけれど、すぐに溶けちゃってルアーとしては使い物にならないですよ」

「つり人社」という、いかにも釣具メーカー然とした社名(実際は出版社だけれど)を聞いて、察しがよすぎるご担当は「生分解のグミ製ワームの企画を持ちかけられている」と思ったらしい。出来あがったコレももちろん「生分解のグミ製ワーム」には違いないのだが……

弊社:「グーミー・ヤマモト」という名前ありき。美味しく食べられる普通のグミがいい。カタチがワームというだけ。

製菓工場AやB:釣具メーカー(違う!)のOEM(そんな大げさな!)ということは、水に浸けても一定時間は溶けないとか、それでいてある程度やわらかくないといけないとか、魚を釣るための耐久性や機能が優先だろう。実際に食べることはしないけれど、食品素材だから環境へのインパクトが少ない、というねらいだろうな。昔やったことあるけど、グミじゃ不可能だからナシ(話をちゃんと聞いてくれ!)。

 社名のせいで、まさかこれほどまでに「グミ製ワーム」の話が通じにくくなるとは。「そうは言っても、最終的には魚が釣れなきゃダメなんでしょう?」「人が美味しく食べられればいいんです!」のくり返しで、もうホント疲れたよ(O&T)。

002 ※ワッキー掛けでバケツに投入したところ、7~10秒で溶け落ちました。グミですから

超高級グミなので、食べ方は念入りにご検討ください

原材料名:水飴、砂糖、ゼラチン、イソマルトオリゴ糖、植物油脂、粉末オブラート、澱粉、ソルビトール、酸味料、香料、着色料(青1、黄4、カラメル)、光沢剤、(原料の一部にゼラチン・大豆を含む)


 いたって普通のグミです。なのに価格は3色セット計15本で2000円(送料・税込)と超高級。ただ食べても普通に美味しいだけで、圧倒的に損です。「食べるシチュエーション」などに工夫を凝らして、楽しんで元を取っていただければ、不採算でOとTのクビがトぶこともないはずです。

kawabe-kirinuki 河辺さん「ちょっと太めだけどカトテのグミです。端っこをつまんでビヨ~ンとのばしてみると本物っぽくなるから試してみてね(笑)。SUGOIおいしいし、これで釣ってみたいよね」












2020/1/28

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