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編集部タニガワのアンダー30歳限定トーナメント「WZBT」参戦記

増水&撃濁りの亀山湖 ドライブビーバーのカバー撃ちで6位入賞!

Basser編集部=写真と文
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我こそはと意気込む若者が全国から集結!


 皆さんこんにちは。「シュンスケa.k.a.スーパーバンクビーター」ことタニガワです。

 この度、なんとも興味深いトーナメントが千葉県・亀山湖にて開催されました。その名も「若手全員集合! バストーナメントだよ! 秋の陣in亀山湖」。略して「WZBT」。

 これは、今年のJBマスターズ野尻湖戦で優勝し、さらにその翌週のJB入鹿池でも優勝という勢いを見せた阿部貴樹さん(来年はJB TOP50に参戦予定)が発起人となり、「もっと若手バスプロが主体的に行動して、自らをアピールし、業界を盛り上げよう」という趣旨のもと開催されたトーナメントです。参加条件は「この先真剣にバス業界で生活していこうと考えていること」。

01 発起人の阿部貴樹さん。来シーズンはJB TOP50に参戦!
◆ブログ「アベタカキの釣りブログ


 集まったメンツはバラエティーに富んでいます。JB TOP50やマスターズで活躍するバリバリのトーナメントアングラー。H-1グランプリや各フィールドのロコとして牙を磨いているアングラー、そしてオカッパリを中心に情報を発信しているアングラーなどなど。我こそは、と意気込むヤングガイが次々と名乗りを上げ、その人数は40名に達しました。16~29歳の参加があり、平均年齢はなんと23歳! 若い!

02a 02b 40人のヤングガイが集結。世代なのか、ギラギラというよりはホンワカした青年が多かったです。闘志を内に秘めるタイプか!?

 で、そのトーナメントにタニガワも参加させてもらいました。一応29歳(ホントです)でバス雑誌編集者として生計を立てているということで参加OKに。各方面から「メディア代表として恥ずかしくない成績を残せ」「もし釣れなかったら●●●●」とコンプラスレスレの温かい言葉を浴びせられ、プラクティスも1日行なって参加しました。

 大会の詳細は次号の『Basser』で掲載させていただくとして、ここではタニガワがどんな釣りをしたのかを忘備録的に書いておきます。「そうじゃねーだろ」という突っ込みは受け付けません!

雨・雨・雨


 試合は土日の2デイ戦。亀山湖は先の台風の強い濁りが取れていないうえ、前日金曜の朝から強い雨が降り続けていました。ちなみに日中の最高気温は9℃……。激サムです。

 プラクティスは、亀山湖で個人的に一番手堅いと感じているフラットや岬回りのボトムの釣りから始めました。まどか岬やトキタボート対岸の張り出し、医院下上流部のフラットなど、高確率でバスがいるところをフリーリグやネコリグでズルズルしますがまったく反応なし。濁りでベイトが散るうえ、冷たい雨が下層に入り込んで、バスが浮いていると仮定しました(魚探積んでない)。

 こうなるとオフショアの釣りは難しいので、おとなしく得意のカバー撃ちで心中しようと決意。状況が厳しいのはわかっていたので、「条件のいいカバーをパワーフィネスでじっくり」的な、我慢な展開になると予想しました。

 カバーの条件として挙げたのが

①冷たいカレントの影響を受けにくいエリア(本湖、インサイド、ワンドなど)
②同じく冷えにくいという理由で、浮きゴミやアオヤロウがあり、水深のあるカバー

の2点でした。

 しかし、プラではパワーフィネスにミスバイトが一回のみ。単純なアピール不足か、活性が極端に低いかが原因だと思い、そのどちらにも対応できる2種のテキサスをメインにすることにしました。ひとつはシンカー10gにドライブビーバー3.5inのリアクションテキサス(もしくはボトムまで追わせて食わせる)と、シンカー5gのリトル&ビッグエスケープツインをセットした浮きゴミ直下モゾモゾ強アピール用です。メインになったのは前者でした。

03 亀山湖はご覧の濁り。こらカバーしかない! 俺の日だ!


 そして、撃つべきカバーの条件も「深いカバー」から「浅いカバー」に修正しました。理由は、ボトムまで距離があるとバスが追いきれないのと、浅いカバーのほうが明らかに食う魚が多かったからです。

 そもそも、タニガワは亀山の深いカバーがかなり苦手です。バスが縦移動できるような深くて規模のあるカバー、つまりパッと見で釣れそうなカバーはバスがそこに留まりやすく(場合によってはテリトリー化?)皆が撃つので、プレッシャーがかかりやすいと感じてます。

 それに対して、バスが横移動してきて入って、そしてすぐ抜けるような浅いカバーはプレッシャーがかかりにくいのか、テキサスでもわりかし食ってくれました。具体的な場所は、のむらボート周辺のアシや浮きゴミ、川晴ワンド最奥のシャロ―、本湖鳥居周辺のカバー、そして鳥居からトキタボート方向を見て左側(柳島方向)の土バンクに吹き寄せられた浮きゴミカバーです。ちなみに、このストレッチのカバーはマジでショボいです。でもショボければショボいカバーほど居着きではなく差してくる魚だから簡単なんです。事実、ほかの参加者と話していて、まったく同じカバーから1日で3尾魚が出てることがわかりました。

 このパターン、魚のサイズが小さい(マックス400g)ということが弱点なのですが、400g×3尾×2日間(計2400g)を達成するだけでも優勝に絡める状況だったので、我慢してやり切りました。

04 なんと最初の受付でファーストフライトを引き当てました。こういう星のもとに生まれたのです……


 初日は冷え込みがきつくバイトが遠いなか、なんとか2バイト2フィッシュ。645gで13位。2日目は暖かい雨が降ってシャロ―カバーが上向きになると思い、シンカーを7gに軽くし、ドライブビーバーも4inにサイズアップすることでよりボリュームのあるフツーのテキサスに切り替えました。

05 メインに使ったのはドライブビーバー3.5&4in。エスケープツインと並ぶ、タニガワ的カバー撃ちの2大先発です。腕の動きのあるなしで使い分け


 リーダーレスダウンショットやビフテキを使わない理由は、カバーから抜きにくいから。抜くときにカバーを揺らしたりして周りのバスにプレッシャーを与えたくないし、今回はボトムで食わせるねらいだったので、中層での姿勢も関係なし。「テキサスはカバーに入りにくい」という意見もありますが、むしろ最初はマットカバーの上にリグを乗せて、シェイクでゴミをモゾモゾしてから落としたほうが釣れる気がします。

 2日目は、バイトこそ5回あったものの、ワームとバスのサイズが合っていないためか、獲れたのが2尾。計760gで単日7位。総合順位は6位でした。一応最年長者として表彰台はねらっていたのでやや残念な結果。それでも、普段触れ合うことのできないフレッシュな青年たちと関われて本当に充実した2日間でした。

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 来年も開催を予定しているそうなので、バスプロを目指すアングラーは参加することを強くオススメします!

06 この日の偉い人たち。タニガワは寸止めの6位でした。表彰台に乗って、「すみません、誰か代わりにお立ち台の写真撮ってください(笑)」というコメントができず残念。優勝はレジットデザインスタッフでH-1戦士の千田隆喜さん! インレットをミミズカラーのネコリグで攻略しました。そのなかにもさまざまな工夫があったのですが、詳細は『Basser』にて!

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Basser2020年1月号 001_335
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2019/11/25

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