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第1回「MEDIA WARS」参戦記

バス釣り雑誌4誌の交流戦!

Basser編集部=文
ササキでございます。
2017年3月26日、千葉県亀山湖で第1回「MEDIA WARS」が開催されました。
この記事ではササキ目線からの参戦記をお届けしようと思います。


◎あらましや参加メンバーはこちら!
ルールは2本リミットのペア戦で、僕は堀部編集長と組みました。
出場は13チームです。
釣りPLUS

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普段は釣りの名手を取材する側の雑誌社スタッフも当然バス釣りが大好きなわけで、愛情という面においては常識の範疇をはるかに逸脱した人がたくさんいます。

せっかく同じ仕事をしているわけだし、たまにはそのメンバーで集まって親睦も兼ねて大会をやってみよう、ということでルアーマガジン古川さんが中心となり開催されたのが「MEDIA WARS」です。

普段取材活動をして記事を書いたりする人たちがどんな釣りをするんだろう、と開催が決まった2ヵ月前からだいぶ楽しみでした。

僕は「釣りが上手くなりたい」という気持ちももちろんありますが、それよりも大事なのは、よりよい『Basser』を作っていくこと。

そのために「もっと上手く釣りを見られるようになりたい」という目標をもち日々生きているので、大会に出るときも「ほかの選手のイケてる釣りを拝みつつ、できれば自分も釣りたい」的なスタンスでいることが多いのです。
(※とはいえ勝負事は大好きなのでいつも超燃えてます笑)

ただ、今回は同じバス釣り雑誌社との交流戦。

古川さんが手際よく手配してくれたトロフィーがカッコいいこともあり、「優勝したいぞ!」とフガフガして準備に励んでおりました。

ちなみに古川さんの準備はすべてにおいてスピーディーかつ丁寧で、見習わねばならない、と痛感しました。

さてさて、3月末の亀山湖といえば、春のようであり、まだ微妙に冬っぽいと言えなくもない、微妙な時期。

雨が降ったりしたらシャローでロクマルが出たりするけど、基本的には厳しくて、まだまだ3~5mのライトリグとかが優勢になる感じ、という認識でした。

今回は2本リミット。過去の大会の結果を見ると、2本1500gはかなり好ウエイトで、2kgはかなり高いハードルの模様。

ちなみに直前の各レンタルボート店の大会結果等を見ると、3本リミットの試合で1kg台後半を釣った方が優勝している感じでした。

そして他誌のスタッフの皆様もかなりプラに入られている模様で恐ろしかったです。

アングリングバスチームの田沢さん、西村十吾さんは2月末の雨の日に水産センターの桟橋でばったり会いましたし、直前の金曜日に練習に行ったときは、桟橋でルアマガ長瀬さん、古川さん、福重さんと遭遇しました。「泊まりで明日もやる!」と言っていました。

そしてロドリの大場さんや望月さん、チームドラハン(ルアマガ連載)の横沢さん、チーム松金(かつてBasserの連載)としてエントリーの松島さん、金澤さんは、僕が小学生のころに読んでいた釣り雑誌で拝見していた方々です。

「この仕事をやってみたい」と思わせていただいた偉大な先輩たちですので、相当がんばらないと同じ土俵に上がれないな……と震えておりました。

そして、身内ではありますが、編集部対決でいつも好きなようにやられている大森カメラマン、ライター水藤さんのコンビも出場しているのもキョーフでした。

しかしまぁ、小学生のころから読んでいた雑誌の人たちと、大人になって同じ仕事をして同じ大会に出ているというのは人生ホントに面白いなと思った次第です。

金曜日に下見をした結果はかなり悩ましいものでした。

本湖のフラットは数が釣れてノーバイトの心配はなさそうだけど自分にはサイズが選べない。ただ、朝はかなりのバイト数が期待できる。クイックリミット可能!

シャローの巻きや撃ち物は全然バイトがないけど、釣れれば1kgから上の可能性が高い。

とくにカバーは50cmアップ、というか60cmクラスの可能性もあるという感じ。

でも、デコもあるぞ!

2a フラットでたくさんアタったのは500g級

2b 谷川くんも釣ってました


帰りのアクアラインで「んほ~」と散々悩みましたが、当日は大潮初日! 冷たいっぽいけど本格的雨!

天気予報に生き方を問われている気分に。

「これは55cmから上の魚が出る日になる」と思いました。

そして横沢さんや大場さん、望月さん、ズーシミさん、古川さんをはじめ、なんかロクマルを釣りそうな人(僕のイメージです)がたくさんいる、つーか全員釣りそう(涙)。

ということで、単価の高い釣りをしないことには話になるまい、という結論に。

「とりあえず朝フラットで巻いて揃えてから落ち着いてカバーでデカいのねらい」

というのも考えましたが、巨大なのが釣れるのは朝だろうな~と妄想し(根拠はない!)、朝からバイトが遠いのを我慢することに。

結果的には出場メンバーと天気予報がすべてを決めてくれた感じでした。

同じく「カバーっしょ」と考えていた堀部さんと相談を重ねた結果、当日は1日テキサスリグで撃ちまくることにしました。

一発ねらいということでいうと、ほかの釣りもありますけど、Basser最新号の特集は「永久不滅のテキサスリグ」。

永久に不滅であることを結果で証明するのが正しい編集者の釣りであり、お金を出して買っていただいている本を作っている人間の道なのかな、とも真面目に考えました。

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そういうのを抜きにしても、やはりテキサスって素晴らしいな、と編集作業を通じて強く感じた次第。

特定のルアーの特集をするときはプライベートの釣りでも使う時間を増やしたりするのですが、カバーから抜くときのあのスムーズさ(入れるのはリーダーレスダウンショットのほうが楽だと思いました)や、リグとしてのカッコよさ、バスフィッシングっぽさは、ほかのリグにはないものだと強く感じました。

それに今の亀山湖でデカいのをねらうためには浮きゴミや竹カバー、ブッシュと向き合う必要があり、適役だという気がしていました。

ということで当日は僕も堀部さんもテキサスリグオンリー。ふたりでサオ8本詰みましたが、全部テキサスです。

一冊作ってみて、使い方次第でかなりの状況に対応できるリグであることも再認識したので、あとはテキサスの範疇で合わせていこうとスタート。

僕の基本路線は大きいワームのテキサスを表~中層でぼにゃぼにゃさせてカエルに化けさせること。

4 スタート前。大雨でバタバタし交流があまりできなかったのが心残りです。しかしまぁ、釣れそうな天気!


始まってみると雨が意外と暖かいし、雨量も充分。

2年前にバスマスタークラシックのジェイコブ・ポロズニックさん同船取材時に聞いた「Today is Perfect Condition」というセリフが頭から離れない(笑)。

「こんないい日に釣りができるなんて幸せすぎる」と医院下方面へ。

最近の悪い癖で、あまりに状況がよすぎると、釣れそうな気がしすぎてドキドキしてしまい、キャストが決まらなくなったり、びっくりアワセの確率が高くなったり、リグを水中から抜くのが早くなったりする傾向があるのですが、まさにこの状態。

堀部さんが放つギドバグ+フラスカートやヤマセンコーの変則セッティングの動きがあまりに釣れそうに見えたこともこの精神状態に拍車をかけました。

32歳になり、ふたりの子どもも生まれ、

「死ぬまでにあと何日こんな恵まれた釣りができるんだろう……」

とか考えちゃうんですよね(笑)。切実に。

「6時間に1バイトくらいあるといいですね」と堀部さんと話していたのですが、最初のバイトは意外に早かった!

医院下の岩盤ちょい沖に浮いた竹の切れ端にラインを引っ掛けてビッグエスケープツインの1/2ozテキサスを水面直下でほにゃほにゃさせているとワームがあるべき場所にバスの魚体が見えたような……。

スタート直後から雨で手が滑るので巻きアワセをしようと心に決めていたおかげで、びっくりアワセすることなくフッキング成功!

無事ランディングしたのは1kgくらいありそうな御立派な魚でした。

5 こりゃいい魚だ!


しかし、あまりにウキウキしすぎていたせいで、「やはり今日はすごい1日」という思いが膨らみ、「この魚を入れ替えないと勝てない」という誇大妄想モードに突入してしまいました。

とはいえ、あと1尾このサイズを釣れば勝負の土俵には上がれそうな気がしたので、超がんばって撃ちまくりました。

しかしその後はふたりとも追加はできず終了。

そして検量に突入すると、やはり皆さん釣って来ていました。

結果的にはあまり釣れる状況ではなかったにもかかわらず、ルアーマガジンチームの3艇はオールリミットメイク!

しかも魚も粒ぞろい、というかデカい。

参りました。

6 3位は深谷さん、西村和徳さんペア。2尾で1480g


7 2位は古川さん、今村さんペア。2尾で1590g


釣り方は「釣りPLUS」などで書かれると思いますのでここでは省きますが、2チームともかなりのバイト数をとっており、大きい魚の動きも見えていた模様。

表彰式の話はすごく勉強になりました。

8a 8b 僕の魚は1215g。4位&ビッグフィッシュ賞でした

9 同じくBasserの谷川・小谷中ペアも2尾釣っていました。小谷中さんは記入係だったので写真は谷川くんだけです。示し合わせたわけではないですが、リグはテキサス。Basserに掲載している伊藤巧さんのズル引きテキサスで釣って来たそうです。自分が取材した記事を読み直して釣るというオシャレ技、素晴らしいと思いました!

10a 10b 水藤さんは翌日の琵琶湖取材のため検量後すぐに出発したので、トロフィーは大森さんが受け取りました


そして優勝はBasserチームの大森カメラマン・ライター水藤ペアでした!

2尾のウエイトは1830g。

猪川・小櫃川方面の岩盤で、まずは大森さんが朝の数投目でカワシマイキーで900g級。

すぐに水藤さんがハートテイルシャッドのただ巻きで800g級。

朝だけで終わらず、午後もカワシマイキーとフルサイズのジグで2尾釣って入れ替えにも成功。

「温かい水が溜まる場所で、なおかつ水が動く場所を探して釣りました」というのが大森さんのコメントでした。

編集部対決で「大魔王」「小魔王」と呼ばれて恐れられるこのふたりですが、やはり危険すぎる組み合わせでした。

写真もライティングも、そして釣りもスゴイお二人と普段仕事ができていることに改めて感謝です。

ということで幕を閉じた第1回「MEDIA WARS」。

優勝、ビッグフィッシュ賞というふたつのトロフィーをBasserチームが頂戴できたことは素直に嬉しいです!

何より、帰着後や後日にいろいろ聞くと、どのチームもすごく面白い釣りをしていて、すべて取材したいな、と強く思いました(笑)。

正直ここで聞いた話をいろいろ書きたいですが、各誌の皆様がブログなどでアップすると思いますのでそちらをご覧ください。

11 皆さま、おつかれさまでした!

2017/3/28

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