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伊藤巧さんに学んだメタルバイブの奥深き世界 水深9mで中層しゃくり?

躍動するジャカブレードとライブスコープ!

ササキ=写真・文
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ササキです。1月中旬、伊藤巧さんと片倉ダムへ行ってきました。
今年からアメリカのB.A.S.S.オープンに挑戦する伊藤さん。
多忙な伊藤さんなので普段は一緒に釣りに行く機会はありませんが、節目の時期にゆっくり話を聞きたいという気持ちがあり誘わせてもらったわけです。
男同士、落ち着いて話をするなら銭湯か、冬のディープ(の釣りをしながら)か、という持論があるのです。

「アメリカのことも、バスのことも、釣りのことも、まだまだわからないことだらけ。でも頑張りますよ。今はとにかくアメリカに行く準備に集中しています」と伊藤さん。

そんな話をしながら7~9mのディープを探っていたわけですが、どうもアタリがない。強めの雨でいい天気なんだけど。
僕はレッグワームのダウンショットとサーキットバイブ1/4ozを、伊藤さんはジャカブレードとワサビーをメインに使っていました。
オーソドックスにボトム周辺を釣っていました。

気づくと13時。
「今日、でこっちゃうかもね」と僕。
「あ、それは絶対ないです」と伊藤さん。

ちなみに伊藤さんは人生初の片倉ダム。
魚探を見ながら「ここよさそう」と探り探りの釣りでしたが、立ち止まる場所はいずれもロコたちに愛される冬のS級スポット。
もちろん情報があったりマップを見たりしたわけではありません。
バスプロの解析能力はすさまじいと思った次第。

1 あることを掴んだ伊藤さんは一気に連発!

んで、そんな強気の発言の30分後、伊藤さんはあっさり1尾目をキャッチ。
ジャカブレード9g。
そしてまたすぐに2尾目。
これまたジャカブレード9g。
どちらも33cmくらいのナイスバス。
多数の立木が絡む8mでの出来事でした。
ちなみに僕もメタルバイブをシャクり倒していました。
伊藤さんの動作はノーマルなメタルバイブのリフト&フォールに見えたんですけど……。

2b 2a ヒットルアーは3尾ともTGジャカブレード9g。そのセレクトには深いワケがありました

「雨の影響もあるのか、魚浮いてますね。中層で食いました」
メタルバイブで中層……?

聞くと伊藤さん、水深9mにある立木の枝(水面下8m)にラインを掛けてチョウチン状態にして、水深9mの8m前後でリフト&フォールをしていたそうです。
「朝から普通にボトムでリフト&フォールしていたけど全然食わない。浮いているのかもな、と思っていたところで試しに水中チョウチンを試してみたら1尾目が釣れた。2尾目も同じ釣り方でした」

3 ライブスコープを見つめながらメタルをシャクる伊藤さん

5 ライブスコープ画像。ブレイクに木っぽいものが絡んでいる絵。ルアーも映るので、「立木の枝にラインを掛けてチョウチン」みたいな技をイメージ通りできているのか目で確認することができる。魚も映るぞ! ササキは泳いでいるヘラブナの群れを見て興奮することに成功

TGジャカブレード9gを使っていたのにも深いわけがありました。
ジャカブレードはヒラヒラとスライドしながら落ちるタイプ。
ストン!とまっすぐ落ちるメタルバイブよりも、中層の狭い範囲で食わせるのに向いているタイプなんですと伊藤さん。
「サーキットバイブも好きでよく使いますが、あちらはまっすぐキレイに落ちるタイプ。
両方のタイプを使い分けてこそメタル使いですよ!」

そして、ワサビーなどのジギングスプーンではなくジャカブレードを使ったのは、リフト時に枝とルアーが接触したときの適度な「すり抜けにくさ&根掛かりにくさ」が必要だからです。
スルリと抜けすぎるとチョウチン状態が解除されてしまいますし、ハリが引っ掛かるのもNG。
メタルバイブだとヘッド上部が枝に当たったとき適度に突っかかるため
この釣りに適しています。

結局伊藤さんは中層シャクリで4バイト3フィッシュ。
最後の1尾は30cm後半のツヤツヤ魚でした。

4 下船間際の1尾が最大魚でした。ちなみにこの日、すずきボートから出たお客さんはほぼノーフィッシュ。そんななか初釣行レイクで3尾。バスプロってすんごい……!

……え、お前は釣ったのかって?
大好きなレッグワーム(黒)のダウンショットでナイスギルと23cmくらいのバスをありがたく頂戴しました。
(ちなみに水深9mの立木の根元、つまりボトムでシェイク。サイズが落ちたのをみてやっぱりバス釣りって最高に面白いなと思いました)

6b 6a ササキのギルとバス

未知の技であるメタルバイブの中層シャクリをプロの指導付きで練習するまたとない機会に何をやっとんねん、という後悔もないわけではないですが、これから異国で厳しい戦いに挑む伊藤さんとの釣りに美しいオチをつけたかったのです。
これでいいのだ!

これまでメタルバイブといえばボトムのリフト&フォールばかりだった僕。
モデルもあまりローテーションせずお気に入りを投げ倒すことが多かったです。

使い方のバリエーションは無限にあること、そしてモデルやウエイトを使い分ける重要性を学んだ冬の1日でした。

7 これからはメタルバイブのキャラクターをもっと理解して使い分けることを誓います。ちなみに1月26日発売Basserの特集はメタルバイブ。こちらもぜひ!



2019/1/22

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