シャッドで2017年の釣り納め
ルアマガ&バサーのスタッフ9名で霞ヶ浦・マルトボートへ
Basser編集部=写真と文
ササキです。29日、霞ヶ浦へ釣り納めに行ってきました。
ここ3年、マルトボートに有志が集い石積みで巻いて釣り納める、というのが恒例になっているのです。
毎年8名くらいが参加し、釣るのは3、4名。1/3から1/2くらいの確率で魚に触れるという絶妙な確率であります!
ちなみに僕は2015年はクワセシャッドで1キロくらいの、去年はデコ。
今年はルアマガ&バサーのスタッフから9名が集まりました。僕はルアマガ編集部のデストロイ福重さんと同船。
今年の釣り納めはジャークベイトかなー、と、2月くらいから決めていたのですが、直前のBasser特集がシャッドだったので、1日シャッドをやることに。
実は特集の一環の検証企画で12月中旬にもマルトに行っていたのですが、そこで面白い結果が出たのでいろいろ試してみたかったんです。これまで、冬のシャッドの引き方は「なんとなくこんな感じ」と自分のなかで決まっていたのですが、それをガラリと変えてみようかと。くわしくはBasserを読んでいただければ嬉しいです! 冬の中層高速引きってどーなのよ? という記事でございます。
出船してマルト前を流して「うっ!」と声が。ワカサギが来てる! 玉がコンスタントに映り、水中ではバスが目の色を変えていることは間違いなく、ルアーの身の安全が危ない感じ。
当然、ドスン! ドスン! とバイトが続きます。正体は性悪なキャットフィッシュ。おそらくはバスと僕のシャッドを奪い合った結果、タッチの差で勝利したと思われます。
とかやってたらバスは釣れぬまま正午。LINEを見るとルアマガ松島さんとライター金澤さんが釣ってる! しかもデカ! ルアーはTDミノーロングビルとログ。かっこええ。


我々は一度は花室川方面の石積みをやったものの、マルト前のワカサギ映像が頭から離れずバック。
朝はシャッドラップ5とスピンムーブ、ポインター65で流したところをギヤを落としてTDシャイナー1051Gに。
んで、沖の杭にポイッと投げてシレーッとただ巻きしたらズドンと来ました。上がってきたバスは立派な45cmクラス。シャッド丸呑み!

このあとはTDシャイナーに刻まれた歯型をうっとり眺めていたら帰着時間になってしまいました。
結局今年は9名中3名がバスをキャッチ。来年もマルトで笑えるよう一年間釣りに仕事に真摯に取り組む所存です!
ササキ
今号は、SHAD(=ニシンダマシ)が生息していない日本で広く浸透した「シャッド」を特集。
通年シャッドを使いビッグバスを手にしている山木一人さんのシャッド論に始まり、福島健さんと木村建太さんがシャッドとクランクベイトの境界線を語る対談、折金一樹さんのフック考、五十嵐さんのPEライン戦略など、シャッドを多角的に掘り下げます。
また、編集部員がシャッドについて気になることを徹底検証。さまざまなシャッドを水槽で泳がしてアクションの質やピッチ数を計測したり、巻きスピードによる釣果の差を調査したりと、釣行に役立つヒントが満載です。
不定期連載「イヨケンのCar Top! Go Top!」では、伊豫部健さんが高山ダムにエレキオンリーのジョンボートスタイルで臨みます。
新連載「ぶっつけ初場所ATTACKER」では、並木敏成さんによる冬の三島湖チャレンジ「前編」をお届け。初めてのフィールドで何を考え、どのように釣りを組み立てていくのか。並木さんの理論的な考察は必見です。
そしてB.A.S.S.エリート史上、最年少でAOYを獲得したブランドン・パラニュークのロングインタビューや、オールドルーキーとして今シーズンに臨んだ「住所不定45歳」、ジェイミー・ハートマンの秘話を掲載。さらに来期B.A.S.S.エリートに参戦する深江真一さんの15年目の渡米(成田空港でのインタビュー)や、青木大介さんのアメリカへの思いなど、オフシーズンの注目ネタまで満載でお届けします。
2017/12/30