桧原湖戦の福島さん
桧原湖戦の福島さん
Basser編集部=写真と文 決勝の朝イチ2投目で700gくらいありそうなスモールをキャッチ。


嬉しそう。
ところで福島さん、前日は月島の西側を釣ってませんでしたっけ?
「プラで手応えがなかったので、日替わりでいろんなエリアで釣りしてるんですよ。今日、ここ(狐鷹森の岬先端付近のディープ)に入ったのも、スポーニングエリアが近くて水通しがいいから、(アフター回復系のスモールが)いるかな?ってくらいの感覚です。いてくれてよかった」と福島さん。
連日の綱渡りながら、的確に状況を読んで3位に入賞したわけですね。

決勝では、本人も驚くほど、いいサイズのスモールしか釣れませんでした。
しかも、ジワリジワリとながら、入れ替えてスコアが伸びていきます。
最終的に同じスコアになるにしても、気分的に乗ってくる展開です。

いい感じでロッドがしなって良型スモールの引きを吸収しています。
「切れる気がしません」と福島さんが言うバスザイルRとの組み合わせで
ノーミスでした。
が、こんなロッド↓ タクティクスにもヘラクレスにもなかった気がします。

実はコレ、ソルトのライトゲーム用で
スペックは下記のとおり。
PSSS-610S
リンバーティップ
Length:6’10”
Rod Weight:60g(軽ッ!)
Casting Weight:0.1g~4.5g
PE Line:0.2~0.4(号)
(Fluoro Carbon 1.5~3lb.)
いかにもスモールのライトリグにもマッチしそうなロッドです。
シャープなソリッドティップは食い込みがよく、
また、魚を掛けるとパラボリックにベンドして引きを吸収するので、
口切れしたり、ラインが切れたりしてバラすことを防いでくれます。
ファイト(軽負荷)中のベンドです。

バットも軽く入って、ブランク全体が機能してます。
それにしても、本当にソリッドとチューブラーが継いであるんでしょうか。
キレイな曲がりです。
小さめハードベイトにもよさそうなロッドでした。
ホリベ
2010/7/30