帰る前に。相羽選手篇。
帰る前に。相羽選手篇。
Basser編集部=写真と文 今大会では、昨年のJB TOP50年間チャンプ、相羽純一選手に3日間同船しました。試合前夜も含めると4日間になります。

好調だったプリプラから一転、直前プラでバスの動きを見失った相羽選手は、迷いに迷って試合で実行するパターンを決断しました。
詳細については次号発売まで伏せさせていただきますが(相羽選手が自身のブログで書いちゃいそうですけど)展開の軸に据えたのはシャローゲームで、使ったルアーは以下のとおり。
●4種類のウエイトを使い分けたテキサスリグ(ベイトはABホッグ、パワーバルキーホッグ、フラッピンホッグJr.など)
●ナックルペッパー、ブリッツMR、ビーツァなどのシャロークランク
●バックスライド系のノーシンカーリグ(ベイトはABホッグとファットイカ)
そしてもうひとつ、旧吉野川のポピュラーなベイトフィッシュ「エビ」に関するパターン用。
●ケムケム + シャッドシェイプ or ハンハントレーラー
などがメインでした(ほかにバイブレーション、ダウンショットリグも使用)。
これら多岐にわたる使用ルアーにも、相羽選手の迷いが反映されていました。
トーナメントで相羽選手が苦しんでいるのを見るのは、2006年の第2戦以来、約1年と半年ぶり。
とても強い選手だけに、レアな体験であり、取材だったと思います。
苦悩と凹みっぷりをそのまま記事にする予定です。
2008/4/1