ムシパターンのアワセ方。
ムシパターンのアワセ方。
Basser編集部=写真と文 どうして昔の写真を連続でアップしているかといいますと、今、昔の写真を整理中なので
ついでにここ数日ブログを書いてなかった分を取り戻そうというワケなのです。
利根川のお次は「ムシパターンのアワセ方」。
なんの脈絡もありませんが。
そして、とっくに秋ですが。
取材したのは……、たしか2年前?

兵庫県の野池でタイニーノイジーをポションとキャスト。甘い着水音にバスが寄ってきます。
アングラーは、もちろん相羽純一さんです。

寄ってきたバスがルアーをじーっと観察しています。ほとんどゼロ距離で凝視中。
このときはステイ! アクション厳禁! バスとの我慢比べです。
釣る相羽さん(当時29歳)も、300mmの望遠レンズを構える僕(28歳)も、地べたに這いつくばって草木の陰に隠れながらの取材でした。傍から見たらかなり笑える光景だったでしょう。

ムシパターンは食った瞬間が見えるので早アワセしがちです。
が、そうするとすっぽ抜けます。
食って反転したときにカウンター気味にアワせるとばっちり掛かります。
急がず焦らず、けれどこのタイミングを逃さずにフッキングしましょう。
クリックして写真を拡大すると、バスがルアーを吸い込んだこの瞬間は、まだラインにテンションが掛かっていない(相羽さんがアワせていない)ことがわかります。

ルアーはタイニーノイジーです。
ちなみに、このときは「アイバムシ」がまだ完成しておらず、
シャッドシェイプのラバー刺しがメインでした。
その後……
↓
アイバムシ・プロトタイプ(2006年TOP50野尻湖戦ウイニングルアー)
釣れるけど使ってるうちに浸水してやがて沈没 → ボツ
↓
アイバムシ。現在、販売中のソフトプラスチックVer.の完成、発売(2007年)。
という経緯を辿ります。
2004年のムシパターン初優勝から実に3年目の製品化成功だったんですね。
今じゃふたりとも三十路を歩いております。(ヤマガタ)
2008/10/6