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2017年JB TOP50七色貯水池戦の行方は? :第1回

カギを握るのは台風3号

サイト・ビー=まとめ
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いよいよ今週末に迫ったJB TOP50第3戦。
舞台となる七色貯水池は昨年も同じ時期にTOP50戦が開催され、小森嗣彦選手が優勝した。
今回は、昨年の模様も振り返りながら全4回の記事で週末の試合展開を占ってみたい。
第1回は、「スロープ&レンタルボート ロクマル」スタッフの宮本和彦さんに今の七色貯水池の状況を教えてもらった。


濁りを追う展開になるのか、サイトが炸裂するのか

七色貯水池(なないろ・ちょすいち)


七色貯水池は池原ダムの下流に造られ、その発電の際の調節池としての役割をもつリザーバーだ。増減水が極端に少ないダム湖として知られる。水質は全域ともクリアだが、とくにバックウォーター上流部は超が付くクリア。周囲が緑に囲まれており、オーバーハングやレイダウン、立ち木やスタンプが豊富。アベレージサイズは400~500g。神経質で大型化しやすいフロリダ種が生息するフィールドで、2010年4月10日にはルアーで釣られたバスの日本記録(ウエイト)である9140g、71㎝がキャッチされている(エリアは西の川の最上流)


「水位は今日(2017年7月3日)の時点でほぼ満水です。これから週末にかけて徐々に下がっていくと思いますが、それでも比較的水位の高い状態で試合を迎える形になると思います。まだバスのネストをちらほら見かけるので、スポーニング後半から終盤にさしかかっている状態です。サマーパターンでねらえるバスもいると思いますが、試合展開がどうなるかは台風の影響次第です」

 現在、東シナ海にある台風3号。7月4日から5日にかけて西日本を縦断して太平洋に抜けるコースを辿ると予報されている。普段はクリアな水質の七色貯水池だが、台風の雨に見舞われれば濁りの影響が出ることは必至だ。濁りはバスの警戒心を薄れさせる効果が期待できる。以前siteBにアップした記事「山岡計文さんに訊く、雨の日のリザーバー」でも、”濁りはウエルカム要素”と山岡さんが解説してくれている。

7 「濁りが入ったとき、とくにねらいたいのは水色が切り替わるスポット。ふたつの種類の水が混じり合うため魚が固まりやすい」という山岡さんはクリアリザーバー、とくに七色&池原貯水池に精通したTOP50選手だ。今年はどんな釣りを見せてくれるのか

 濁りについて、前述の宮本さんもこう話す。

「リザーバーに入ってきた濁りはエリアからエリアへ移ろいやすく、それをうまく予測して濁りを味方につけた選手がハイウエイトを持ち込むと思います。とくにバックウォーターがらみのエリアの濁りはいいウエイトが出やすくなることがあります」

 リザーバーではバックウォーターが増水すると上流から押し流されてきたベイトフィッシュをねらって良型のバスが差すケースが多い。ただ、そういったエリアは広い七色貯水池の中でも限られているため、選手同士のバッティングも予想される。フライト順や、ほかにもバックアップのためのエリアを見つけられているかどうかがカギを握ることになるだろう。

「ただ、台風の進路次第で雨の影響を受けずに済んだり、濁りが入ったとしても試合までにまたクリアアップすることも充分考えられます。そうなればサイトフィッシングメインの試合になります。今の状況だと、優勝ウエイトは3日間でそれぞれ4㎏、計12㎏釣れば優勝に絡めると思います。初日は5~6㎏持ち込む選手も出てくるのではないでしょうか」

 気象庁の予報によれば、台風は5日の朝には太平洋上に抜ける(※7月3日現在の情報です)。七色貯水池は濁りが入っても通常2~3日でもとのクリアな水色に戻る場合が多い。予報どおりならサイト戦になる可能性が高いといえるだろう。

 昨年の七色貯水池戦がまさにサイト合戦となり、初日に7㎏超、3日間で14473gを揃えた小森嗣彦選手が優勝を収めている。そして、その小森選手と熾烈な争いを繰り広げたのが、今年(2017年)の第2戦弥栄湖でサイトフィッシングを駆使して優勝した青木大介選手(準優勝)である。

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 また、3位の五十嵐誠選手、4位のSHINGO選手、5位の北大祐選手も全員サイトを絡めた釣り方で入賞している。今年もこのなかの誰かが上位に食い込んでくるだろう。そして、やはり同湖をホームとする山岡計文選手の動向も気になるところだ。

 次回からは、昨年のBasserのレポート記事から小森、青木の両選手のサイト戦を振り返ってみたい。


  
 
 Basser2017年8月号ではJB TOP50第2戦を制した青木大介さんに3日間完全密着。サイトフィッシングの名手たちがしのぎを削った弥栄湖で、青木さんのチョウチンが他を圧倒した理由とは? 
 巻頭特集は「第9回 オカッパリAllstar Classic」。伊豫部健さん、内山幸也さん、木村建太さん、松下雅幸さん、水野浩聡さんが長良川、大江川、五三川を舞台に火花を散らします。バズベイト、フロッグなどの表層系ルアーにグッドサイズのバスが次々と飛び出し、勝負は驚愕のウエイトで結末を迎えます。競技経過のほかにも、各選手の勝負ルアーやテクニックの紹介、そしてフィールドのポイントマップなど見どころが満載です。


  
 

 

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SERIOUS 9 2016 JB TOP50参戦記 3rd & 4th STAGE編
DVD-160分


 

日本屈指のデカバス釣り場を地元ガイド・山岡計文が誌上ナビゲート!

 

池原貯水池 七色貯水池 津風呂湖バス釣り大明解MAP







2017/7/3

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