サイト・ビー by Basser
バサーをつなぐウェブメディア

今が旬! リップレスプラグでバイト量産の夏

新登場のI字系「ロンサムスイーパーI」をはじめ4種の活用法を期待のルーキーが解説

【PRESENTED BY TIEMCO】今泉拓哉=解説
tiemco1805
 ハードベイトでありながらナチュラルなアピールが持ち味のリップレスプラグたち。I字系に代表されるルアーカテゴリーだが、近年ではホットケで使えるもの、プロップでアピールするもの、ミドスト専用のものなど選択肢が広がっている。「まさに5月下旬が好機」と話すのはJB TOP50のルーキーでティムコプロスタッフの今泉拓哉さん。ティムコから新たにリリースされるI字系「ロンサムスイーパーI」ほか、「デルゼ」「ステルスペッパー」「グリマー」の活用法を解説してもらいました。

◆以下、今泉拓哉さんによる解説


バスが見える楽しさ! 表層系リップレスプラグは今が好機


 近年、河口湖や西湖など水質がクリアなレイクで注目度が高まってきているのがI字系ルアーをはじめとする表層系のリップレスプラグです。

 バスが水面を割ったり背後を追尾してきたりするのが見え、ハラハラドキドキの釣りを楽しめるルアーです。加えてトーナメントでもたびたびウイニングルアーになるなど、実績も充分。

 そして、多くのフィールドでこの種の釣りが最盛期を迎えるのが、この記事が掲載される5月下旬ごろ。そこで今回は僕が実践している活用法を紹介したいと思います。

t01
t02
 ティムコからリリースされている表層系のリップレスプラグで、まさに今好調なのが河口湖、西湖、山中湖などで人気沸騰中の「デルゼ」です。このルアーは、正面から見てボディーが斜めに傾く浮き姿勢が特徴。ただ水面に置いておくだけでもゆらゆらとボディーがゆれ、非常にナチュラルにバスを誘うことができます。

t03
 僕の場合はフローティングモデルでしたらほぼリールを巻かずにルアーを風に漂わせるようにアクションさせます。バスに死にそうなワカサギだと思わせることが大事なので動かしすぎないアクションが重要です。シンキングタイプでしたらサオを立て気味にしてフローティングよりは気持ち速めにリーリングします。基本的にサイトでも晴天無風の状態でもバスからの反応が得られますが、風が吹いたときがいちばん効果を発揮します。

 デルゼは今年も4月半ばくらいから釣れ始め、5月のゴールデンウィークを過ぎた現在までずっと水面を割り続けています。

 そしてデルゼ同様に好調なのが、表層~中層のI字引きを担当する「ステルスペッパー」です。

水面まで出きらないバスに「ステルスペッパー」


t04
 シンキングタイプのプロップベイトであるステルスペッパーは、水面のデルゼに出きらないような魚、たとえば食い気はあってもルアーを追いきれないプリスポーン期の魚などにも有効で、超スローに巻いても極薄ペラがしっかりと回転し、その波動でバイトまで持ち込むことができます。

 この記事を書いている最中の5月12日、千葉県・三島湖で模範的な魚が釣れました。

t05
t06
 そのときの状況はこうです。エサを探しながらフラット上をゆっくりとフラフラと泳ぐバスをサイトで見つけたのですが、何を投げても反応しません。ステルスペッパー110Sにはギリギリまで追尾してくるものの、それでもあと少しのところでバイトには至らず。ならばとステルスペッパー70Sにチェンジするとなんとか口を使ってくれ、薄皮1枚のフッキングではありましたがキャッチすることができました。

 ステルスペッパーには「55S」「70S」「110S」の3サイズがありますが、僕の場合はまずステルスペッパー110Sでサーチします。食いきらなかった魚に対して70、55とサイズを落としていくことでバイトまで持ち込ませています。三島湖の1尾はまさにこの方法でキャッチした魚です。

 70や55でもバイトに至らない魚に対しては、ルアーの背後ギリギリまで近づいたところでほんの少しだけリトリーブスピードを上げるとスイッチが入ってバイトしてきますよ! 裏技としてぜひ覚えておいてくださいね。

 ただし、今より季節が進んだアフタースポーン期や活性の高い夏場は、むしろアピール力の大きなステルスペッパー110Sのほうが使用頻度が高くなる傾向があります。

 このように、欲を言えばすべてのサイズをボックスの中に用意していただくのがおすすめです。これでほぼオールシーズン、ステルスペッパーのハラハラドキドキ水面直下I字系ゲームを楽しむことができます。

t07

新作I字系「ロンサムスイーパーI」は酸欠ワカサギパターンに


 今年の各イベントでティムコブースにお越しいただいた方はご存知かと思いますが、ティムコから新作のI字系ルアーが登場します。その名は「ロンサムスイーパーI」。

t08
 このルアーはジョイントタイプになっており、ゆっくり引けばI字に泳ぎ、トゥイッチするとまるで弱った魚のように左右に首を振ります。

 今までのI字系に比べると魚の反応が格段によくなったというのが率直な印象です。天候や気象条件、魚の機嫌によって反応が変わるのはもちろんなのですが、ジョイントのおかげで今までギリギリまで追尾してバイトしきらなかった魚も口を使わせやすくなりました。なかには丸呑みする魚もいるくらいです。

t09
 フェザーフックのおかげで魚からフックが隠れていることも反応がよくなった理由のひとつですね。

 これからロンサムスイーパーIが大活躍しそうなのは、ズバリ、夏の酸欠ワカサギのボイルパターン。代表的なフィールドは亀山湖など房総半島のリザーバーで、すでにデルゼで実績のある釣りです。今年はぜひデルゼとロンサムスイーパーIを持って、水面を割る楽しい表層ゲームを味わっていただきたいです。

どうしても表層に出ないときは最終兵器「グリマー」を投入しよう!


 今回のメインテーマのI字系ルアーとは少し話がズレますが、最近の僕にとって最終兵器になりつつあるのが「グリマー」です。ゴールデンウィーク終盤の5月6日の釣行でもこのルアーに助けられました。

 その日はI字系ゲームを楽しむべく西湖に行ったのですが、I字系にとっていちばんつらい晴天無風の状況に陥ってしまいました。表層系プラグにはバイトするものの甘噛みが多くフッキングまで至りません。

 この日のように、どうしても表層まで出きらない状況では、グリマーのフラッシングとレンジキープ性能が有効になるケースが多いです。このときの西湖がまさにその状態で、グリマーには反応がすこぶるよく、52cmのビッグバスも釣ることができました。

t10
t11
 グリマーはジグヘッドリグのミドストよりもレンジキープがしやすいルアーです。キャストしてシェイクしながらリールを巻くときに、手前に近づくほど巻くスピードを落としていくと、さらに綺麗に一定層を引けます。また、浅いレンジを引きたければロッドを立て気味に、少し深めの場所でしたらロッド寝かせ気味に操作するのもひとつのテクニックですね。

 さらに突っ込んで解説すると、ブレイクに沿ってゆっくり落としながら泳がせるというテクニックもあります。この場合は着水直後にロッドを立ててシェイクを初めて、徐々に寝かせながらリールを巻かずにシェイクします。

 また、グリマーはサイトフィッシングでも非常に有効なルアーです。ほとんどのモデルにフラッシングを発するプレートが内蔵されており、ワームにはないフラッシングがスレた見えバスにも効果を発揮するのです。

 サイトでのベストな誘い方は、ウイードや縦ストラクチャーなどに引っ掛けて、1点でひたすら細かくシェイクするという方法です。しかしながら、時には周りに何もない場所に魚が浮いていることもあります。

 そのときは、魚の進行方向にキャストした後、これでもかとロッドを立てリールを巻かずにシェイクするか、アングラーの目の前でもいいので移動距離を抑えられ1点でシェイクできるところに投げ、ひたすらフラッシングさせバスに寄ってきてもらうかのふたつの方法があります。

 先日の西湖で釣れた魚は後者で、バスとのボートポジションが近かったにも関わらず、1点でシェイクしているとフラッシングに気づいたバスが寄ってきて躊躇なく食いつきました。そんなに簡単に釣れるわけない! と思われる方もいらっしゃると思いますが、グリマーだとワームにはない波動やフラッシングで簡単に口を使ってくれるケースが多いです。皆さまもぜひ実践してください!

 冒頭でも書いたように、表層系のリップレスプラグは今の時期にとくに有効ですが、春の訪れが早いフィールドでは4月頭から釣れ始め、秋深まる10月~11月半ばくらいまで楽しめます。最後に私のタックルを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

タックルセッティング
◆デルゼ&ロンサムスイーパーⅠ用
ロッド:フェンウィックLINKS70SLP+J
リール:スピニング2500番
ライン:PE0.6号~0.8号
リーダー:フロロ3~5lb

◆ステルスペッパー55S、70S用
ロッド:フェンウィックLINKS62SULP+J
   またはフェンウィックLINKS63SLJ
リール:スピニング2000~2500番
ライン:フロロ3~5Lb

◆ステルスペッパー110S用
ロッド:フェンウィックLINKS68CMJ
リール:ノーマルギアまたはローギアのベイトリール
ライン:フロロ8~12Lb

◆グリマー6、7用
ロッド:フェンウィックLINKS64SULJ
またはフェンウィックACES66SLJ “Mid Strolling Special”
リール:スピニング2000~2500番
ライン:フロロ2.5~4Lb

解説:今泉拓哉 imaizumi 今季からJB TOP50に参戦。出場選手のなかで現在最年少の20歳で現役大学生。NBCチャプターに2010年から出場を始め、おもな戦績は2015年チャプターチャンピオンシップ東日本決勝北浦・優勝、2016年チャプター千葉年間成績3位など。ホームである霞ヶ浦と印旛沼などマッディーシャローを得意とする。釣りの原体験は小学校2年生のときに父親と行った中禅寺湖でのマス釣り。初バスはバスフィッシングを始めてから1年半後に釣った40cm。諦めの悪さが持ち味。


◆提供=ティムコ

2018/5/28

つり人社の刊行物
SERIOUS 15 2018 JB TOP50参戦記 3rd&4th STAGE編
SERIOUS 15 2018 JB TOP50参戦記 3rd&4th STAGE編 本体3,800円+税 DVD-180分
第3戦 奈良県 七色貯水池 第4戦 福島県 北浦 TOP50のラストファイト! 青木が得意とするフィールド2連戦を完全収録。 日本のバスフィッシングトーナメントトレイルの最高峰「JB TOP50」に参戦する青木大介に全試合完全密着する本…
つり人社の刊行物
SERIOUS 15 2018 JB TOP50参戦記 3rd&4th STAGE編
SERIOUS 15 2018 JB TOP50参戦記 3rd&4th STAGE編 本体3,800円+税 DVD-180分
第3戦 奈良県 七色貯水池 第4戦 福島県 北浦 TOP50のラストファイト! 青木が得意とするフィールド2連戦を完全収録。 日本のバスフィッシングトーナメントトレイルの最高峰「JB TOP50」に参戦する青木大介に全試合完全密着する本…

最新号 2019年2月号

第10回オカッパリオールスタークラシック
ザ・キャノンボール/四国の四人編

前号のBasser Allstar Classicに続き、今号ではスターたちの「オカッパリ」バトルを特集!
  10回目の開催を数える今回の舞台は、なんと四国四県!
  折金一樹さん、北大祐さん、早野剛史さん、藤田京弥さんら2018年に輝きを放った、いま大注目のアングラーたちがお遍路道を駆け巡ります。

4名全員が旧吉野川以外のフィールドでオカッパリをするのは初めて。
これまで見たこともなかった釣り場がほとんどを占めるなか、たった2日間下見をしただけで、四国各地で引き寄せ合うように出会う選手たち。
このメンバーがガチでエリアを見極めるとこうなるのか……。

ボートを降りてもトッププロ半端ないって!
  テクニックも、釣果も、節目の第10回大会にふさわしい素晴らしいものに内容になっています。

「米国ツアー最前線」では、前号に引き続き雨貝健太郎さんが激動のアメリカトーナメントシーンを詳報。 B.A.S.S.からの移籍を決意した選手、そして招待を蹴って残留した選手へのインタビューから競技フォーマットまで、 26ページの大ボリュームでお届けします!
  年末年始にゆっくりできる人にも、できない人にも、とにかく読み応え充分の一冊です。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

Basser最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

NOW LOADING