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パワーフィネス用スモラバに“イモ”が必要な理由 :第2回

草深幸範のイモ偏愛主義 理想のイモの選び方

Basser編集部=写真と文、ボトムアップ株式会社=撮影協力
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 パワーフィネススタイルの名手である草深幸範さんが、ヘビーカバーに撃ちこむスモラバにセットするトレーラーは100%「イモ」なのだという。今回はどんなイモを選べばいいのかを解説してもらった。

この記事はBasser2018年3月号でも読むことができます

■第1回 「なぜイモなのか」
https://basser.tsuribito.co.jp/archive/pf-imo01

理想のイモの選び方


「そこまで細かくこだわる必要はないが、イモであればどんなものでよいわけではない」と草深さん。

 草深さんがイモに求めるのは以下の2点。
①耐久性
②ある程度の太さと自重

 ①はスモラバ側のトレーラーキープ力も求められるが、ヘビーカバーに容赦なく当てていく釣りなので、あまりに脆い素材は避けたい。ちなみに、ダブルキーパーを採用したパワーフィネスジグSSと草深さんが愛用する「ガルプ! アライブバルキーホッグ」の組み合わせなら、ヘビーカバーを撃ちながらバスを何尾も釣っても、1日中そのままでズレることもほとんどなく使えるという。

kusabuka05 草深さんがメインで使うトレーラーは「ガルプ! アライブバルキーホッグ」(廃番)を2cmほどにカットしたもの。太いほうをヘッド側にセットし重心を一ヵ所に集中させ、カバーの貫通力を上げる

 ②キャストのしやすさや飛距離、そして水中での水押しを考えると、イモはややボリュームがあることが望ましい。ボトムアップの「M.P.S」は偏平なシルエットで、イモにカットしてセットすればより水押しの強いセッティングになる。


 イモの太さが一定でなければ、太いほうをスモラバのヘッド側に向けてセットする。そうすることによって重心が一ヵ所に集中するので、カバーに進入させやすい。

カバーが薄いときはパーツのあるワームがGOOD


 バスを誘って食わせるという点においてイモ系トレーラーは不利ではないのだろうか。

「イモではないワームもPFのトレーラーとして使ったことはありますが、イモだから食わないと感じたことは一回もないですね。しかし、それはヘビーカバーに限っての話であって、場合によってはレッグなどのパーツがあるトレーラーのほうが食わせやすいということもあるかもしれません」と草深さん。

 その「場合」というのが、カバーが薄かったり、透明度が高いかったりするスポットを攻めるときである。このような場所は他のルアーでもアプローチが可能なため、バスにプレッシャーがかかっている場合が多い。細かいすき間に落とすわけでもないので、スモラバのシルエットをコンパクトにする必要もない。

kusabuka06 90度アイのスモラバとパーツの付いたトレーラーを組み合わせたときの水平姿勢。よほど薄いカバーや透明度が高いスポットを打たない場合、このパターンの組み合わせはPFには必要ないと草深さんは言う

「たとえば、『艇王』で伊藤巧君が相模湖の60㎝アップをPFで釣ったとき、トレーラーはディトレーター(ゲーリーインターナショナル)だったようです。あのとき彼が撃っていたのは、ヘビーカバーではなくレイダウンが一本だけ水中に伸びているような場所でした。普段はイモ系のトレーラーを使う伊藤君があのときだけ通常のトレーラーに変えたのは、僕と同じ理由からでしょう」

 しかし、草深さんにとってのPFはあくまでヘビーカバーを攻めることが前提にあるため、イモ系のトレーラーの使用率がほぼ100%となっている。



  
 
 
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