サイト・ビー by Basser
バサーをつなぐウェブメディア

11月開催のオールスターに学ぶ、手練れのシャッドワザ

2013年大会、シャッドをメインに戦った3選手の「ひと工夫」

サイト・ビー=まとめ
shadnov
 低水温期の定番ルアーのひとつにシャッドがある。ほかの巻き物ルアーに比べてアクションが繊細で低活性のバスに口を使わせやすく、トレブルフックでショートバイトも乗せやすい。晩秋の11月30日~12月1日に開催された2013年のBasser Allstar Classicでもシャッドをメインに戦った選手がいた。今回は、彼らが実践していたさらに釣果を伸ばすための技を紹介したい。

この記事はBasser2014年2月号の内容をもとに編集しています

草深幸範
バラシのリスクを軽減するためのリアフック接続法


kusabukaBasser2014年2月号誌面より

 草深幸範選手は利根川の消波ブロック帯のアウトサイドでシャッドを巻いて初日に4尾、2日目に1尾をキャッチ。潜行深度の異なるシャッドを使い分け、朝夕はシャローフラットを巻いてフィーディングバスをねらい、日中は深めの消波ブロックにルアーを当てヒラ打ちでリアクションバイトをねらった。

 注目したいのはリアフックの接続方法。通常のスプリットリングではなく、PEラインでボディーとフックをつないでいた。バスが暴れたとき、より自由に動くためバラシが減らせるという。使うPEラインは1.5号。フック側のアイへは普通の結び方で、ボディー側のアイへはより自由度を増すためフリーノットで結んでいる。

■当時のメインルアー
ハイカットSP(O.S.P)、レアリスシャッド62DR(DUO)

赤羽修弥
霞ヶ浦の石積みねらいは石を小突きすぎないのがキモ


akabeneBasser2014年2月号誌面より

 赤羽修弥選手は霞ヶ浦の石積み周辺で2尾の1㎏フィッシュをキャッチしている。ネコリグなどのワームの釣りも得意とする赤羽選手だが、水温10℃を下回るようになると使うルアーはシャッドがメインになる。これ以上水温が下がるとワームをに口を使わせるのにロングポーズが必要になるなど効率が悪くなってしまうためだ。

 この試合では、浅いスポットを巻く際にリトリーブスピードをやや遅くしたり、ときにはロッドを立てたりしてボトムの石を小突きすぎないように調整しながら巻いたのが効いた。バイトが出たのは石へのタッチが抜けるかどうかというタイミングだったという。
 
■当時のメインルアー
D-シャッド60SP(ダイワ)

山木一人
リアクションねらいの高速リトリーブ


yamakiBasser2014年2月号誌面より

 十八番であるシャッドの高速リトリーブで黒部川を釣った山木一人選手は、初日に12バイト3フィッシュを得た。ハイギヤのスピニングリールを使いハンドルを1秒間に2回転させる超ハイスピードで次々にリアクションバイトさせた。他選手を圧倒するバイト数を得たものの、その代償として掛かるのはリアフックのみ。それも総じて掛かりが浅く、バラシが多発してしまうハイリスクな釣りだった。そこで山木選手はファイト中、緩めに設定したドラグワークでわざとバスに向きを変えさせる隙を与え、フロントフックが身体のどこかを捉えるよう仕向けることでキャッチに成功した。

■当時のメインルアー
ソウルシャッド52SP(ジャッカル)

 
 今号は、会場で1万4000人以上が、そしてAbemaTVとsiteBで延べ約100万人がリアルタイムで目撃したBasser Allstar Classic2017を全力で特集しています。
 「湖上で起きたことのすべてを公開する」という同大会の理念どおり、連覇を達成した北大祐選手の巻き物パターンの全貌をはじめとする選手のテクニックや戦略、そして心模様までを詳報。生中継では見ることのできなかった戦いの全貌が明らかになります。
 また生中継の名シーン集や、ビッグフィッシュ分析、過去大会の考察など充実の内容。大興奮の2日間をより深く知ることができる一冊です。


表紙をタップすると試し読みができます hyo1

 

“シャッド星人”山木一人が真髄を伝授!

 

山木一人 シャッド講座

DVD-125分

2017/11/14

おすすめ記事

最新号 2018年1月号

2017年を締めくくるバスとの出会いは「中層で」  もうすぐ冬の入り口、12月。年内最後のバスを釣るためのカギは「中層」にありました。  特集の冒頭では、山岡計文さんが「バスはボトムにいない。だから私はボトムを釣らない」と、自身の経験に基づく「ボトム否定論」を展開。  さらに北大祐さんはディープクランク、平川皓也さんはジャークベイト、川村光大郎さんはラバージグ、伊藤巧さんはネコリグと、4者4様の中層攻略テクニックを公開します。  台風の影響でワンデイ戦となったJBTOP50最終戦では、青木大介さんに密着取材。年間タイトルに王手をかけながらも正午までノーフィッシュ。吐き気をこらえ、苦しみ抜いた戦いの記録は必見です。そして後日のインタビューでは「驚きの展望」が語られます。  また、この霞ヶ浦戦を勝った関和学さんのパターンを追加取材を行なって詳報。ベイトフィッシュに着目した、消波ブロック帯の「中層」を釣る技は必見!! 寒い季節の一尾に繋がるヒントが盛りだくさんです。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

Basser最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

NOW LOADING