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フットコンエレキ×レンタルボートで始めるボートフィッシング入門 :第4回(全5回)

バッテリーの取り扱い

Basser編集部=写真と文


第1回:ボートフィッシングの魅力とレンタルボートの選び方
第2回:フットコンエレキとは?
第3回:ボートのセッティング手順と注意点
第4回:バッテリーの取り扱い
第5回:操船の初歩と釣るためのコツ

「ボートフィッシングを始めてみたいけど、乗り方がわからない」というアングラーへ、2014年3月号に掲載した茂手木祥吾さんによる解説記事を紹介します。
茂手木さんがオススメするのはフットコンエレキ×レンタルボートのスタイル。
第4回は、ボート用品のなかでもとくに取り扱いに注意が必要なバッテリーについて解説します。


motegia 解説=茂手木祥吾(もてぎ・しょうご)
1974年5月26日生まれ。JB TOP50で活躍(2012年桧原湖戦優勝)するとともに、ダイワのスタッフとしてルアー開発に携わっている。総合釣り具店・キャスティングに勤務しており、エレキにまつわる相談を受けることも多い。

この記事は2014年3月号に掲載したものを再編集しています。

バッテリーには細心の注意を


 エレキを作動させるにはバッテリーが必要だ。「ボートや車が燃えた」など、悲惨な事故に繋がる可能性があるアイテム。自宅での保管から運搬、ボート上での扱いに至るまで細心の注意を払いたい。ここではさまざまな危険性を伝えているが、普通に気を付けていれば事故はほぼないはずなのでご安心を。

5-1 これがバッテリー。ボイジャーM27MFを愛用している。長く使うと減りが速くなっていくので、バッテリーのどこかに使用開始年月を書いておくと便利。バッテリーはレンタルボート店でレンタル可能だ(ない店もある)

5-3 運搬はできるだけ2個同時に行なおう。バランスがとれ腰への負担を軽減できる。ただし、「重すぎて無理」という場合は1個ずつでOK。また、バッテリーを持ち上げるときは必ずヒモを確認しよう。切れかかっていたら持ってはいけない

5-2 運搬の際は端子カバーを付けることで火災などを防げる。過去にはバッテリーが原因の車両火災も起きている。トランクでバッテリーの横に置いていたガソリンの携行タンクが倒れ、+と-極に同時に触れることでショートが起きて爆発炎上した。ただし釣りの最中はカバーが熱で溶けることがあるので外しておこう。このとき、+と-に同時に金属やロッドが触れるとショートが起きてやはり火災の原因になる。万が一の船上火災の際は濡らしたタオルやウエアを、火を包むようにかぶせよう


5-4 電動カートなどに荷物を載せる場合はバッテリーを真っ先に置く。できるだけ倒れにくいポジションを確保するためだ

5-5 バッテリーの充電はバッテリーチャージャーで可能だ。充電の際は気化した酸が出てくるため、換気のよい玄関などで行なおう。絶対に密室で充電しないこと。ちなみに遠征時などはホテルのユニットバスの中で換気をしながら充電している

バッテリーを乗せるときは……
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5-6a バッテリーをボートに乗せるのも大事なポイント。この写真のように、片足を桟橋、片足をボートに置いてバッテリーを入れるのはNG。風でボートが離されたときに落水! というシーンを見たことがある。下の写真のように、両足を桟橋に乗せたまま、片手で船べりを掴んで片手でバッテリーを置こう。このとき船を傾かせないようにバッテリーを中央に置くこと


5-6b

5-7 バッテリー1個の場合は必ずセンターに置く。極力斜めにならないように設置することが重要

5-8 2個の場合は横に並べる。縦に並べる場合よりも転倒の危険が少ないからだ。バッテリーが倒れると液が漏れて非常に危ない


5-9 エレキの電源ケーブルを端子に繋ぐ際は「赤が+」、「黒が-」。ケーブルを繋ぐ直前までカバーを外さないことが大事

5-10 24Vモデルのエレキの場合はバッテリーを2個繋げて使用する。まずはジャンピングコードで片方のバッテリーの+ともう片方の-を繋ぐ。その後エレキのケーブルを接続。片方のバッテリーの-に黒を付け、もう片方の+に赤をセットする

5-11 端子のネジはキツく締めること。ココが緩んでいたら無駄な電力が消費され、バッテリーの減りが速かったり、端子が熱くなったりしてしまう

5-12a 5-12b 5-12c バッテリーを置く位置はボートや荷物の量にもよるが、基本的には最後尾もしくは一段階手前。バッテリーが倒れにくく、ボートが水平になる位置に置くのが基本だ。上はトップヘビー、真ん中はリアヘビーで、どちらもボートの安定性能が落ちる。下のように船底と水面の接点が広い状態が理想

5-13 車でバッテリーを運ぶときは助手席の足もとが定位置(ふたりの場合は無理だが……)。この位置だとバッテリーが倒れにくい。また、万が一の事故時に、バッテリーが前に飛んで頭部に激突……という事態を防げる

5-14 10ftボートの場合、バッテリーを収納できるストレージがあることも


日相園
nissouen
取材時にお世話になった相模湖のレンタルボート店。目の前に大場所(旧橋脚跡や島周り/冬から春にかけて実績多数)があるため、操船初心者の練習を兼ねた釣りにぴったり。バーベキュースペースやコテージもあるので家族旅行にもお薦め。
■レンタルボートラインナップ
免許不要艇(10ft) 3000円
ローボート(12ft) 3000円
14ft 3000円
10馬力エンジン付きアルミボート 6500円
※料金は一名乗船の場合
・フットコンエレキのレンタルあり(2000円)
・バッテリーのレンタルあり(1000円)
・ライフジャケットの無料貸し出しあり






 Basser2月号では、「操船技術次第で、獲れるバスの数に雲泥の差がでます」と断言する伊藤巧さんに「釣れる操船技術」を教わりました。ボートフィッシングのステップアップに、ぜひ参考にしてください。


 

動力付きボートに乗ってバスを釣るためのノウハウを、成田紀明さんが分かりやすく解説!

 

バスフィッシングwithボートの教科書
成田紀明

2017/1/28

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2017年を締めくくるバスとの出会いは「中層で」  もうすぐ冬の入り口、12月。年内最後のバスを釣るためのカギは「中層」にありました。  特集の冒頭では、山岡計文さんが「バスはボトムにいない。だから私はボトムを釣らない」と、自身の経験に基づく「ボトム否定論」を展開。  さらに北大祐さんはディープクランク、平川皓也さんはジャークベイト、川村光大郎さんはラバージグ、伊藤巧さんはネコリグと、4者4様の中層攻略テクニックを公開します。  台風の影響でワンデイ戦となったJBTOP50最終戦では、青木大介さんに密着取材。年間タイトルに王手をかけながらも正午までノーフィッシュ。吐き気をこらえ、苦しみ抜いた戦いの記録は必見です。そして後日のインタビューでは「驚きの展望」が語られます。  また、この霞ヶ浦戦を勝った関和学さんのパターンを追加取材を行なって詳報。ベイトフィッシュに着目した、消波ブロック帯の「中層」を釣る技は必見!! 寒い季節の一尾に繋がるヒントが盛りだくさんです。
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