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モノの舞台裏
ソラローム ランバトル

オカッパリ特化型ラインに「15Lb」をラインナップした意味

Basser編集部=文
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タックルが制限されるオカッパリで求められるラインとは


 2017年2月初旬に東レインターナショナルから発売予定の「LANBATTLE(ランバトル)」は、オカッパリでの使用を想定したフロロカーボンラインだ。

image1 正面のパッケージング。うっすらと見える「陸攻」の文字がオカッパリ専用設計であることを主張する

ソラローム ランバトル
100m 巻き。3、3.5、4、4.5、5、6、8、10、12、13、14、15、16Lb のラインナップ。3 ~ 6Lb が2000 円+ 税。8 ~12Lb が2200 円+ 税。13 ~ 16Lb が2400 円+ 税。ロッドやリールに貼れる便利な「Lb」シール付き


 このラインがどういった点でオカッパリに特化しているのかを、開発を担当した同社の木家勝隆さんに伺った。

「オカッパリとボートフィッシングを比べると、まず持ちこめるタックル数に大きな差があります。たとえばバスボートであればデッキに20本、そしてストレージにも十数本のロッドを忍ばせることができますが、オカッパリではそうはいきません。一度に持ち運べるロッドはせいぜい3本程度ですし、フットワークを重視すれば1本が望ましいでしょう。

 またアプローチの面で言えば、オカッパリはボートよりも立ち位置が制限され、カバーやストラクチャー越しにルアーをプレゼンテーションしなければならないシチュエーションも多いですよね。つまり、ロッド本数や立ち位置が制限された状況で最大の強みを発揮するラインとして開発したのが『ランバトル』なのです」

 仮にオカッパリで持ち歩くロッド本数を1本とすると、そのワンタックルのみでハードルアーからソフトルアーまでを使う必要が出てくる。それは同時に、ハードルアーの釣りで求められる遠投性能やしなやかさと、カバー撃ちなどのソフトルアーの釣りで求められる感度や耐摩耗性の両方を持つラインが求められるということだ。

 「弊社のフロロカーボンラインのラインナップには、しなやかさが特徴の『エクスレッド』や、強度を重視したハードな使用感の『ビッグバスフロロ』などがあります。『ランバトル』はこの両者の中間的な使用感で、巻き物と撃ち物のどちらも使いやすいような設計になっています」と木家さん。

 このような特徴に加え、こだわっているのが強度だという。先述したように、オカッパリではカバーなどをまたいでバスにアプローチする状況が少なくない。このような状況でフロロカーボンラインに求められるのはなんといってもスレに対する強さ、すなわち耐摩耗性だろう。

「『ランバトル』をはじめとした弊社のフロロカーボンラインの特徴は『残存強度』が高い点です。つまり、新品状態では同じ強度でも、障害物にラインが擦れて傷ついたときに強度の差が出てくるということです。残存強度に優れたラインは、カバー越しのラフなファイトでもラインブレイクを起こしにくく、まさにオカッパリにこそ適したラインといえます」

フィールドで体感した15Lbの必要性



 ワンタックルでさまざまなルアーを扱うことが多いオカッパリにおいては、ラインのLb数の選択も悩ましいところだ。「ランバトル」には、東レのラインで初となる15Lb規格がラインナップされている。この番手の必要性をかねてより強く感じていたというプロスタッフの岡友成さんはこのように語る。

「僕が得意とするのはランガンを主体とした『攻め』のオカッパリスタイル。機動力を考えると当然、タックルは減らしたいところです。これまではハードルアーを14Lb、カバー撃ちを16Lbでこなすのが通常だったのですが、ワンタックルだとそのどちらかを選択しなくてはいけません。ハードルアーに16Lbは少しゴワついて使いづらいし、カバー撃ちに14Lbでは心もとない。そこでどちらの釣り方でも必要充分な使用感が得られる15Lb規格の開発をメーカーさんに依頼したのです。そもそも、ライトラインでは2.5Lbや3.5Lbなど、0.5Lb刻みでのラインナップが一般的になっているのに、なんで太めの番手だと14Lbから一気に16Lbに飛んじゃうんだろうって思ってたんですよね(笑)。
 このように、硬すぎず軟らかすぎない『ランバトル』の特性に加え、巻き撃ちどちらでも使いやすい15Lbがラインナップされたことで、ワンタックルでいろいろなルアーをストレスなく扱えるようになりました」


■ 問合先 東レインターナショナル ℡06-6445-4041 

この記事はBasser2017年3月号掲載されているものを再編集しています。

 Basser3月号にはこの記事のほかにも読み応えのある内容を満載しています。巻頭ではバスフィッシングの「色」を大特集。「東大教授が説く魚の色覚」、「水深別のカラーセレクト」や「リアルカラーの効果」、「絶対の一色」、「思い出の色」、「フロッグの『黒』」、「ルアーデザイナー目線のカラー考」など、さまざまな角度からルアーカラーを掘り下げています。



2017/1/26

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最新号 2019年2月号

第10回オカッパリオールスタークラシック
ザ・キャノンボール/四国の四人編

前号のBasser Allstar Classicに続き、今号ではスターたちの「オカッパリ」バトルを特集!
  10回目の開催を数える今回の舞台は、なんと四国四県!
  折金一樹さん、北大祐さん、早野剛史さん、藤田京弥さんら2018年に輝きを放った、いま大注目のアングラーたちがお遍路道を駆け巡ります。

4名全員が旧吉野川以外のフィールドでオカッパリをするのは初めて。
これまで見たこともなかった釣り場がほとんどを占めるなか、たった2日間下見をしただけで、四国各地で引き寄せ合うように出会う選手たち。
このメンバーがガチでエリアを見極めるとこうなるのか……。

ボートを降りてもトッププロ半端ないって!
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