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モノの舞台裏 
アノスライダー4.8in

若かりし長谷川耕司が惚れ込んだアノ名作を現代のスレバス用にアップデート

Basser編集部=文
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スライダーワームは今でも釣れるのか?


 琵琶湖プロガイドの長谷川耕司さんは、ふとそんな疑問を抱いたという。スライダーワームは80年代に一世を風靡したストレートワームで、若かりしころの長谷川さんもこのワームのジグヘッドリグやスプリットショットリグでフィネスの釣りを覚えた。

「当時はスライダーワームばっかり使っていました。たぶん年間で釣りあげるバスの8割以上がスライダーワームで釣ったバスだったと思います。

 そんな思い入れのあるワームが今でも釣れるのかと疑問に思ったのです。で、実際使ってみるとそうでもない(笑)。そこで、アノストレートと同じように偏平デザインにしたスライダーワームを作ってみたのです」

 アノストレートは、ボレアスから発売されている偏平ボディーが特徴のストレートワーム。ネコリグにセットしたときの強い水押しが身上だ。その偏平デザインを取り込んだスライダーワームの釣果はどうだったのだろうか。

anoslidera アノスライダー4.8in
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「アノストと同じ偏平にすれば釣れると思ったんですけど、やっぱりよくなかったんですよ。どうすればいいのかとルアーのアクションをよく観察すると、テールが暴れすぎていることに気付いたんです。そこでテールに水の抵抗となるキールを設け、アクションを落ち着かせてやると、すごく釣れるルアーになった。恐らくオリジナルモデルの振り幅の大きいテールアクションは、現代のスレ気味のバスには嫌われるのかもしれません」

オフセットフックとのマッチングを重視


 アノスライダーはアノストレートに続く2作目のストレートワームとなったが、このふたつはどのように使い分ければいいのか。

「アノストレートはネコリグで使うことを前提にデザインしました。一方のアノスライダーはオフセットフックを用いたダウンショットリグがオススメです。

 ストレートワームは正しくフックをセッティングすることがとくに重要。少しでもずれていたり、真っ直ぐ刺せていないとアクションがしっかり出ず、釣果はガクッと落ちます。アノスライダーはフックを真っすぐセットしやすいよう、片側にはセンタースリットを、もう片側にはハリ先を埋め込むための凹凸が設けられています」

 もちろん、アノスライダーをネコリグで使うことも可能だ。4.8inサイズながらアノストレート5.5inと同じくらいのボディー幅があるので、3gほどの重めのネイルシンカーも挿入しやすい。

「ネコリグはキャスティングして線で引いてくる使い方がメイン。偏平ボディーがしっかりと水を受けるので、操作感がとてもあります。ネコリグで使う場合は6㎜の熱収縮チューブを使い、ややヘッド寄りのハチマキ部で縦刺しにするのがベストセッティングです。ダウンショットはピンスポット攻略用として使います。シンカーを動かさずにリーダーだけを動かす一点シェイクはとても効果的ですよ」

img_1871a オリジナルのスライダーワームにはないテール部の突起(キール)。これによりテールアクションが安定し、キャロライナリグなどで使った際にワームが回転しにくくなる。フックは真っ直ぐ刺さないとアクションが不自然になり釣果が半減するが、片面にセンタースリット、片面にフックポイントキーパーを設けることで誰でも綺麗なフックセットができる。長谷川さんがメインで使うフックはバザーズワームフックSS の#2もしくは#3

BOREAS
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