サイト・ビー by Basser
バサーをつなぐウェブメディア

バイブレーションはサウンドを使い分ける

宮崎友輔 「基本」を大事に霞ヶ浦を釣る :第2回

Basser編集部=写真と文
dsc_8072
B.A.S.S.エリートシリーズやバスマスタークラシックなど米国の最高峰トーナメントへの参戦経験をもち、現在はオープンシリーズにエントリーしている宮崎友輔さん。
トーナメントでもファンフィッシングでもバスを手にするためには基本が一番大事、という宮崎さんに夏の霞ヶ浦の釣り方を教わりました。
今回は、ラトル音の有無で迷いがちなバイブレーションプラグです。


この記事はBasser2016年9月号に掲載したものを再編集しています。


ピーカン時に有効なサイレント


 取材日はフロッグやスピナーベイトのほかバイブレーションプラグも投入し、バスの3バイト1フィッシュとキャットフィッシュ1尾の釣果を得た。この時はテストを兼ねてT.D.バイブレーション・スティーズカスタムのプロトタイプを使用しており、サイレントとガラスラトルモデルを使用していた。しかし、すべてサイレントをキャストしていたときに魚からの反応があった。

「ハイアピールとローアピールの両極端ですね。今回は晴れ間がのぞいて風もなかったからローアピールのサイレントを重点的にキャストしました。サウンドの選択は好みの部分も大きくて絶対の正解はないけど、魚の反応から見て間違いじゃなかったと思う。

 ガラスラトルモデルはローライトコンディションや風が吹いたとき、濁りが入ったときなどに使います。あとは意外かもしれないですが春先の低水温でタフなときもハイサウンドの出番が多いです。タフなときはよりナチュラルな方向に行く人が多いですが、本来はタフなときほどアピールを強くして気付かせやすくする必要があるんです」

miyazaki-18 T.D.バイブレーション・スティーズカスタムのサイレントモデルのプロトタイプで石積みをねらう。普段ならスクエアビルのクランクベイトをキャストするシチュエーションだが、「テストなので」と宮崎さん。クランクベイトでもバイブレーションでも、角は何回かルアーを通して重点的にねらうべきスポット


miyazaki-19 恋瀬川河口の橋脚を巻いてバスをキャッチ。晴天無風で巻き物には厳しいコンディションかに思われたが、ローインパクトのサイレントモデルが効果を発揮した。キャスタビリティーがよく、レンジキープしやすいフラットサイドクランクととらえて使えば、橋脚脇や護岸際など活躍の場がイメージしやすい

減水時、上流でシャローを釣る miyazaki-22
 大山のスロープからボートを降ろした宮崎さんは、はじめ古渡、西ノ洲エリアをメインに釣りをした。しかし、この日の霞ヶ浦は減水傾向でバスが徐々にシャローから散り始めていることが感じられた。フロッグ、スピナーベイト、バイブレーションとシャロー向けの道具立てで臨んでいた宮崎さんが下した決断は霞ヶ浦の最上流、恋瀬川に向かうこと。減水時はまず下流から流れが出て水位が下がるので、上流ではまだバスがシャローにとどまっている可能性があるのだ。この判断でキャッチできたのがT.D. バイブレーション・スティーズカスタムでの1尾だった。

T.D.バイブレーション・スティーズカスタム
 
53S:53㎜、10.5g / 65S:65㎜、16.5g / 72S:72㎜、20g
miyazaki-21 ノンラトルのサイレントモデル、ガラスラトルモデル、低音のウーファーモデルをラインナップ。ガラスラトルモデルは宮崎さんがどうしても欲しかったというモデル。「W.B.S.のトーナメントに出ていたころからオリジナルのT.D.バイブレーションのブラスラトルはとてもよく釣れた。それをさらに進化させ、ブラスとガラスラトルをミックスさせたのが、ガラスラトルバージョンです」と宮崎さん。タイプR譲りのシミーフォールもGood
ロッド:ブラックレーベルBL-FM701MHFB(ダイワ)
リール:タトゥーラ103SH-TW(ダイワ)
ライン:エクスレッド16Lb(東レインターナショナル)
ルアー:T.D.バイブレーション・スティーズカスタム72S-S(ダイワ)



「ガラスラトルモデルはブラスラトルとの配合にこだわって、シャラシャラ系の軽いサウンドにしています。アクション面ではより細かく機敏なバイブレーションが出るようにアレンジしています。

 ノンラトルバージョンは固定ウエイトならではのヌメヌメ感を強調したアクションです。バイブレーションのなかではフラットサイドクランクに近くよりナチュラル感の強いモデルです。遠投しやすくレンジをキープしながら長い距離を巻いてこられるフラットサイドクランクのイメージで使ってもらうのがいいですね」

 T.D. バイブレーション・スティーズカスタムのサイレントモデルでは、恋瀬川河口の橋脚にてバスをキャッチできた。


  
 
 ノーシンカーリグを大特集。ワームの動きを制限する重り(シンカー)から解放されたノーシンカーリグは、水面・フォール・ボトムとあらゆるステージで活躍してくれます。
 山岡計文さんはノーシンカーの水面攻略法、大石智洋さんはヤマセンコーの使い方、青木大介さんはチョウチン釣りの基本など、さまざまなスタイルのノーシンカーリグを解説。ワーム、フック、ラインの微妙な組み合わせで大きく表情を変えるノーシンカーリグの奥深さを知ることができます。
 奥村和正さんによる『the STRONG MIND Game』では、1日で2尾のロクマルをキャッチした驚愕のパターンを公開。心技体、そして道具に至るまでのすべてがストロングでなければ知りえないバスフィシングの一面を垣間見ることができます。


  
 
  
 

 

ブランド設立10周年を超えてSTEEZは名実ともに2代目へ。その進化の舞台裏に迫った一冊!

 

Pride of STEEZ

  
 

2017/8/4

最新号 2018年1月号

2017年を締めくくるバスとの出会いは「中層で」  もうすぐ冬の入り口、12月。年内最後のバスを釣るためのカギは「中層」にありました。  特集の冒頭では、山岡計文さんが「バスはボトムにいない。だから私はボトムを釣らない」と、自身の経験に基づく「ボトム否定論」を展開。  さらに北大祐さんはディープクランク、平川皓也さんはジャークベイト、川村光大郎さんはラバージグ、伊藤巧さんはネコリグと、4者4様の中層攻略テクニックを公開します。  台風の影響でワンデイ戦となったJBTOP50最終戦では、青木大介さんに密着取材。年間タイトルに王手をかけながらも正午までノーフィッシュ。吐き気をこらえ、苦しみ抜いた戦いの記録は必見です。そして後日のインタビューでは「驚きの展望」が語られます。  また、この霞ヶ浦戦を勝った関和学さんのパターンを追加取材を行なって詳報。ベイトフィッシュに着目した、消波ブロック帯の「中層」を釣る技は必見!! 寒い季節の一尾に繋がるヒントが盛りだくさんです。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

Basser最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

NOW LOADING