バスアングラーの募金により三島湖で小ヘラを放流
「Mishima Angler’s Action」レポート
サイト・ビー=レポート
7月7日、千葉県の三島湖(三島ダム)にて小ヘラの放流が行なわれました。
2017年にバスアングラーへのボート貸出が解禁となった三島湖。ダムの老朽化による工事で減水期間が続いた影響もあり、バスに限らず小・中型の魚類の数が減っていると常連客やボート店の方は感じていたそうです。2018年は減水の影響でヘラブナの放流もできていませんでした。
そこで三島湖での釣りを愛する有志により始まったのが「Mishima Angler’s Action」。募金で資金を集め、同湖に小ヘラを放流しようという試みです。MPB LURES代表の櫻井亮さんが発起人となり、全ボート店に募金箱が置かれました。
2019年5月中旬から7月上旬までの募金で集まったのは19万1609円。2か月弱の期間でこの金額が集まったことに対し、ボート店の方や古くから湖を訪れるヘラブナファンの方は驚いたようです。遠方のメーカーやショップからの募金もあったようです。
そのお金が購入資金と運搬費となり、5cm前後の小ヘラが1万5000尾放流されました。ヘラ釣りファンの方にとっても、バスアングラーにとってもプラスになる出来事だと思います。
「Mishima Angler’s Action」は今後も継続される予定です。レンタルボート店で募金を行なうことが末永く三島湖でのバスフィッシングを楽しむことに繋がるはずです。




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2019/7/11