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イヨケン×霞ヶ浦流入河川 トップを軸に釣るポストスポーン :第5回

"トップ取材の前日"に確かめたこと:前編

Basser編集部=写真と文
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2014年5月23~24日の2日間、伊豫部健さんは霞ヶ浦の流入河川にジョンボートを浮かべた。
この取材はBasser2014年8月号のトップウォーターゲーム特集に合わせたもので、2日目にはトップで見事に2尾のナイスバスをキャッチ。
初日に巻く釣りも撃つ釣りも織り交ぜて状況を見極めていたことがこの結果につながったのである。
第5回と6回は、初日の状況を振り返り、伊豫部さんがどのようにバスのコンディションを探っていったのかを紹介したい。

カバーの外・流れに面した場所で〝回復系のデカいメス”をねらう



 小野川でトップ取材に臨む前日、イヨケンは野田奈川を釣った。小野川と同様、こちらの川もイヨケンにとっては初めて釣りをするフィールドだった。

 野田奈川と小野川はどちらも霞ヶ浦に注ぐ河川であり、水の透明度や深さなど共通点は多い。第2回から4回までに掲載したとおり、スポーニングの進行度合いや水位の増減などから、バスを水面に出すポジションとルアーを絞り込むイヨケンにとって、野田奈川を釣ることは翌日に繋がる大きなヒントだった。

「回復系のデカいメスを釣りたいんだけど、時期的に考えて数が出ないパターンをやることになると思う。ワンド状の地形とか奥行きがあるアシ原の中とか、流れが利きにくい場所を撃つと、数は出るけどサイズはたぶん運任せ。

 デカいのは、とっくにスポーニングを終えて回復しかけてるメス。オープンウォーターを泳いでるベイトフィッシュを食うために、流れに面した場所に陣取ってて、ルアーで言ったら巻きモノに食ってくる魚。一発でいいからそういうのを釣りたいんだわ」

 出船したのは6時ジャスト。日の出が4時30分だったので、すでに真っ昼間ともそう違わない明るさになっていた。そんななか、極太の48㎝がイヨケンチャター〝アディ”に食ってきたのは、出船からわずか45分後のことだった。

272_iyo2-002 272_iyo2-003 水通しがいいベンドのアウトサイドの細いシェードでイヨケンチャター“アディ”に食ってきた! 釣り開始から45分での一発は、太い回復系の48㎝だった

272_iyo2-015_1 イヨケンチャター“アディ”スキップシャッド(10FTU)
カバーにタイトに引けるスナッグレス性に優れたチャターベイト。直径1㎜のナイロンガードの先端に小ブレードがセットされており、プラスαのアピールをしてくれる。また、この小ブレードの抵抗で泳層は浅めだ。写真のように小ブレードをワームに替えることもできる。メインブレードは厚めの0.5㎜で、パワフルなバイブレーションを生む。イメージは「ステイン~マッディーウォーターに強いバルサB2のチャター版」だという



 完全にねらいどおりの、幸先のいい1尾。しかし、このあとも巻きモノとトップを中心に18時まで野田奈川を釣ったイヨケンだったが、トップではノーバイトだったうえに、巻きモノでの追加も17時55分にワラミーワイドルモアによる1尾にとどまった。

272_iyo2-014夕マヅメ。ボートを降ろした場所への帰りしな、ワラミーワイドルモアにプリッと太ったバスがヒット。コンディションだけなら当日イチ

272_iyo2-017_1 ワラミーワイドルモア(10FTU)
ワラミーワイドルのパワーと障害物回避性を高めた強化版で、カバーなどに擦りつけるくらいタイトに引くことができる


 イヨケンは、このほかにもテキサスリグのカバー撃ちなどを試して、バスのポジションと状態をさらに絞り込んでいった。カバー撃ちでどんなことをチェックしたのかは、次回をお楽しみに。


  
 
  
 
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2017/5/17

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