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福島健のテキサス&リーダーレスダウンショットリグロッド「ファクト70HST」

エキスパートが教えるロッド選び:第6回

福島健=文
 釣具店にずらっと並んだロッドの数々。そのなかから自分のやりたい釣りに最適な1本を選ぶのはなかなか難しい。今回は、エキスパートたちにそれぞれの十八番の釣りでどんなロッドを求めているのかを聞いてみました。

※この記事はBasser2016年3月号に掲載されたものを再編集しています

コンバットスティック・ヘラクレス・ファクト70HST(エバーグリーンインターナショナル)
「ソリッドティップがラインの重さを伝えてくれる」
fukushima-2a レングス●7ft 
パワー●Heavy 
適合ライン●10~20Lb 
適合ルアー●1/4~1oz

◆福島さんのセッティング例
リール:レボエリート(アブ・ガルシア)オフィスZPI”チューン
ライン:バスザイル・マジックハードR 14Lb(エバーグリーンインターナショナル)


fukushima-1福島健(ふくしま・けん)
●JB TOP50に出場するトーナメントアングラー。2011年JB TOP50年間優勝、レギュラー戦での優勝4回。2015年オールスタークラシックではほぼリーダーレスダウンショットリグだけを投げきり、準優勝。2017年大会でも同リグを駆使して6位入賞。表彰式でのインタビューの模様も公開中!


フィネスの要素を併せもつ7ftヘビー


 7ftのヘビーパワーというロッドに皆さんはどのような印象がありますか?

 ラバージグ、テキサスリグ、リーダーレスダウンショットリグなどをフロロカーボン14~20Lbラインで使用し、アシやカバーといった障害物からバスを引きずり出す「強いロッド」という印象だと思います。

 そのロッドに繊細さや操作性といった「フィネス」という要素を融合させたのが、FACT 70HSTです。「ST」とはソリッドティップの略で、このロッドの核となる部分です。

 ここ数年よく使用しているリーダーレスダウンショットリグや5g前後のテキサスリグ、これらの釣りに欠かせないロッドがFACT 70HSTなのです。

 現在JB TOP50シリーズに参戦し、全国各地のフィールドを転々としていますが、どんなフィールドに行っても目にするのがカバーやストラクチャー。当然、これらの障害物周りはバスが身を寄せているキースポットになるのですが、アングラーからも人気スポットになりプレッシャーが掛かってしまうということはよくあります。ましてや、試合という環境のなかではなおさらです。

 そんななかでもバスを釣るためには、自分の思っているとおりのキャストの精度やルアー操作ができないと話になりません。自分が使いやすいように、釣りがしやすいようにと思い、最初は自分専用として作ったのがこのロッドです。

 キャスティングやピッチングの際には、振りかぶったときにティップにルアーのウエイトをすぐに乗せることができキャストコントロール性能を上げやすく、ふり幅を抑えて無駄な動作を抑えられるといった特徴があります。

 また、ヘビーロッドにもかかわらず1日中使用していても疲れない重量&バランスで、3.5gほどのウエイトを使ったテキサスリグやリーダーレスダウンショットリグもストレスなく使えます。

◆福島さんの使用ルアー例
fukushima02 フラップクロー(エバーグリーンインターナショナル)
ワーム321バルキースタイル#3/0(がまかつ)
タングステンドロップショットスリム5.2g(ノイケ)
オープンスイベルLサイズ(デコイ)+浮き止めゴム


ラインの重さを感じられるソリッドティップ


 リグを操作するうえで僕が最も重要と考えているのが、「ラインの重さを感じられる」ということ。ボトムの質感などに加え、アシやカバーにラインを引っ掛けルアーを上下させているときの、ラインからわずかに伝わる「明確ではないバイト」を感じ取るには、ラインの重さを感じていないといけません。この明確ではないバイトをバイトだと感じ取れれば、自信をもって釣りができるのです。こういった操作精度や感度を上げるために必要だったのが、このロッドの一番の特徴である硬すぎず軟らかすぎないソリッドティップなのです。このソリッドティップを使いこなすことで僕のバスフッシングが大きく変わったということは間違いありません。

 もうひとつ大切なのがパワー&トルクです。フッキングに必要な瞬発的なパワーとバスを引きずり出すための粘り強いトルクを備えたベリー~バッド部は、バスを掛けてから本来のヘビーロッドという性能を発揮します。

 ティップ・ベリー・バットという部分をうまく使い分け、ラインから伝わるさまざま情報を感じながら釣りができるというのが、僕が欲しかった特殊なヘビーロッドです。

 バスを掛けてから必要なパワーの「剛」、バスを掛けるまでの操作をする「柔」、剛柔の2つの要素をうまく取り入れたのが、FACT 70HSTなのです。

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