エンジン スペルバウンドコア
JAPAN FISHING SHOW 2017 ジャパンフィッシングショー見聞録
サイト・ビー=写真・文 ついに開幕したフィッシングショー。今年も各メーカー趣向を凝らしたブースで盛り上がっています!
siteBでは、取材チームが「これはっ!」と思うアイテムを開催期間の3日間、厳選してお伝えしようと思います。

スペルバウンドコア

スペルバウンドコアはラインナップの11機種すべてにソリッドティップを備えたロッドシリーズだ。レジットデザインとのコラボで開発が進められ、村川勇介さん、市村修平さん、羽生和人さんが監修している。この3人にお薦めのモデルを聞きました。

村川さんのイチ押しはSCC-66ML-ST(ベイトモデル)。
「去年のオールスターでは8割方このロッドを使ってました。フォールクローラーのネコリグやダウンショットにちょうどいいモデルです。霞ヶ浦のバスも最近はプレッシャーが高くてショートバイトが多いじゃないですか。そのバスを釣っていけるのがソリッドティップのアドバンテージですね」
市村修平さんのイチ押しはSCS-63XXSUL-ST(スピニングモデル)。
「桧原湖や野尻湖のスモールマウスねらいで1/96~1/20ozのショートキャロやダウンショットを使っているロッドです。持っていただくとわかるんですけど、びっくりするほどベナベナなロッドです。なぜこんなロッドにしたかというとラインスラックをうまくシェイクしてリグを中層にとどめる釣り方ができるからです。アタリを感じてからフッキングまでハリが口の中にとどまってくれる間をもたせられるのもソリッドティップのメリットです」
羽生和人さんのイチ押しはSCS-66-1/2ML-ST(スピニングモデル)。
「全部お薦めですがあえて選ぶならパワーフィネス用のこれです。亀山湖などで2.7~3.5gのスモラバをPE1~1.5号に直結してカバーをねらうのに使いやすいです。『66-1/2』は、6ft6inと6ft7inの中間という意味で、フッキングストロークを確保しながらオーバーハングの下をねらったりするのにも使いやすい長さにこだわりました。曲がりやすいソリッドティップのおかげで丁寧にシェイクしやすいです。チョウチン釣りをするとわかりますが、かなり細かく規則正しい波紋でバスを誘えます」
発売は4月末~5月ごろを予定している。2万4800円~2万5500円+税という価格も魅力だ。
エンジン
2017/1/22