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青木大介が実践するフィネス・ビッグベイティング :第3回(全5回)

ねらうべきは3mより浅いシャロー

Basser編集部=写真と文
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ビッグベイトはその強烈な個性とアピール力から、バスの活性が高いハイシーズン用と思われがちだ。
しかし、青木大介さんは水温がひと桁台となる極寒の時期に投入し、驚くべき実績を残している。
この記事では青木さんがどんなエリアをねらってビッグベイトを投入しているのかを解説する。


この記事はBasser2010年4月号に掲載されたものを再編集しています。

着目するエリアは水深3m以浅のシャローフラット


 前回はビッグベイトのなかでも冬の釣りで有効なモデルを紹介してもらった。ではそのルアーをどんなエリアで使えばいいのか。

 この時期、青木さんがホームの河口湖でビッグベイトをもちいるのは水深3m以浅のシャローだ。シーズナルパターンでは、”冬季は越冬のために水温が安定しているディープ攻略”ということになるが、どんなに冷え込もうとシャローに居残るバスは必ずいる。しかも、そういう個体は得てしてサイズがいい。この事実は今や多くのアングラーが知るだけに、あらためて特筆することでもないが、これらのバスを釣るとなると話は別だ。

 水質がクリアなため、不用意に近づけば逃げてしまうだろうし、食欲もないバスに食わせの小さなルアーを投入しても見向きもされないのが落ちだ。かといって、メタルジグのようなリアクション系ルアーはそのアピール力の強さゆえにバスに見切られやすいし、止めて食わすことが難しい(アクションが速すぎてバスがルアーに追いつかない)。

 また、シャローといっても浅ければどこでもいいというわけではなく、地形構成が重要だという。青木さんがねらうのは基本的にシャローから移動しない、いわゆる居つきの個体である。ブレイクが寄っている急深なエリアのシャローにいるバスは、水温が低下したりプレッシャーが掛かるとすぐにディープへ落ちてしまう場合が多く(シャローに対して固執していない)、釣れるかどうかはタイミングしだいという不確定要素が多い。

 そこで青木さんが着目しているのが、沖まで続く水温の安定したシャローフラットである。こういったエリアを縄張りとしているバスは、生命を脅かすほどの悪条件にならない限り終日シャローに留まる傾向にあるため、非常に釣りやすいという。そこにバスが寄り添える杭や桟橋、橋脚など、なんらかの縦ストラクチャーが隣接していればベストだ。

 なお、青木さんのいうフィネス・ビッグベイティングは、”思いどおりのトレースコースを正確に繊細に”が重要なキーになるため、そのような操作が困難な水深3m以深でビッグベイトを投入することはない。このような水深ではメタルジグやスモールラバージグなどを使用したほうが、はるかに効率がいいということだ。

no220_aoki-big-006 no220_aoki-big-013 今回は冬のビッグベイトの釣りが河口湖以外でも通用するのかという検証の意味も込めて相模湖で取材を行なった。リザーバーの相模湖はシャローフラットが少ないため、青木さんは小さな張り出しに絡む変化や一見プアなブッシュも見逃さずにチェックしていった。取材の詳細は第5回で紹介するのでお楽しみに



  
 


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2017/1/13

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