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DVD『内山幸也 バンク・ビート・フロッギン』、好評発売中

オカッパリで、ボートで、バンクを撃つ!

サイト・ビー=まとめ

霞ヶ浦オカッパリと琵琶湖ボートロケでお届けするフロッグフィッシング・ハウツーDVDの決定版!!

 

内山幸也 バンク・ビート・フロッギン

DVD-75分



 
『BANK BEAT FROGGIN’』は内山幸也さんが「フロッグでバンク(岸)を撃つ」という明確なコンセプトでフロッグゲームを解説するDVD。
タックルセレクトからプレゼンテーション、アクション、フッキングなどなどフロッグで釣るために必要なコツをわかりやすく紹介しています。
ボートの進め方や、アクションのスピード感など動画だからこそわかるコツを知ることができます。私(アライ)が個人的に嬉しかったのは、PEラインの有効性を説明するためにあえてフロロラインを使って解説してくれたシーン。ラインの違いでこんなにアクションに違いが出るのかと目から鱗でした。
ここでは、DVDの内容を一部抜き出してみましてた。
ぜひ本編と一緒にご覧になってフロッグゲームを自分の物にしてください!


 
この記事はBasser2017年6月号に掲載したものを再編集しています。

【タックル】
ダイワタックルのよさを存分に体感しよう


 内山幸也さんがフロッグに使用するタックルは、ロッドがジリオン661MHFB、PEラインはシューター・ステューター4~5号(サンライン)、そしてリールはジリオンSV TW1016SV-XXHLである。

 フロッグとPEラインは絶対の組み合わせだ。臆することなくヘビーカバーと対峙するためにも、軽やかにドッグウォークさせるためにも、太軸のハリをガッチリとフッキングさせるためにも、PEラインの使用がマストとなる。

013 014 コンクリートや鉄杭などはPEラインとの相性がよくない。が、それらでPEラインがブレイクしやすいのは、瞬間的にラインが擦れるフッキング時であることが多い。そこを配慮すれば消波ブロック帯のインサイドもフロッグ場に変えられる。このとき内山さんは、通常4号を用いるラインを5号にサイズアップしてもいた

 ロッドについて。内山さんが使用するジリオン661MHFBはアメリカで先行販売されたシリーズのなかの1本だ。日本にはダイワが日本国内向けに開発したロッドが多数あるため、あまり多くを語られる機会はないが、このジリオンロッドはかなりの優れモノである。素材は超高密度SVFカーボン。この良質なシートを「X45」製法で巻き上げてある。ネジレやツブレに強いパワフルな使用感は、さすが米国向けモデル。6ft6inのミディアムヘビーを愛用する理由について、内山さんは次のように話す。

「フロッグ用にはちょっと短いし、弱いんじゃないの?って言われることはありますね。でもそれって、ライギョ用やアメリカ人のフロッグタックルと比較して言ってるんじゃないのかな。

 まず長さですが、現在のフロッギングはひと昔前と違って、ペンシルベイトのように【積極的にアクションさせるスタイル】が主流になっていますし、だからこそよく釣れて普及しました。つまり、ロッドはさばきやすさが重要です。長すぎたり、重すぎたりするものは適さないということです。かといって、短すぎるロッドはアワセのストロークを確保しにくいし、飛距離もだしづらい。日本人の平均的な身長や腕力を考えれば6ft6inがベストだと思います。実際、僕はこのロッドをオカッパリでもレンタルボートでも使いますし、琵琶湖のようにアベレージが大きい釣り場でも、バンクのカバーを正確にねらうときはコレです。パワフルなジリオンロッドなら、パワーもミディアムヘビーで必要充分。フッキングも決まりますし、ロクマルも問題なく上がります。硬すぎるロッドは、キャストアキュラシーを低下させる原因になる。どんなルアーでもそうですが、用途にマッチしたロッドを選ぶことが大事です」

 リールはジリオンSV TW1016SV-XXHLを愛用している。

004 キャストはSV機の性能に任せてしまってOKだ。フロッグは重量に対して硬めのロッドと組み合わせることもあって、しなりを利用したキャストがしやすいとは言えないが、ブレーキ性能に優れたSV機がそこを補ってくれる

「SV機の投げやすさは、フロッギングで一番メリットを感じやすいと思います。ロッドの硬さに対してちょっと軽めのルアーを投げるわけですし、スキッピングも多用するのでキャスト時のスイングスピードが速くなる。こういうスプール回転に初速がつくキャストは、以前は簡単ではありませんでしたが、今ではSVがスプール回転をほぼ完璧に制御してくれます。甘えちゃいなヨ、って感じです。僕は超甘やかしてもらってますヨ。いっぱい釣りたいからネ。

 そしてギア比。1000番ジリオンのXXHは、ハンドル1回転で最長97cmもラインを巻き取れる。フロッグって、たとえば10の飛距離を出しても、アクションをつけてバスを誘いたい距離は1くらい。残りの9は回収です。ノーマルギアとXXHで比較したら、一日を釣り終えてのキャスト数や身体の疲労度がまるで違います。それとフッキングやキャッチの成功率を考えても、フロッギングにはXXH以外の選択肢はないと断言できます」

003 「リールはSV TWがマスト!! ギア比はXXHがサイコー♪ 」。内山のフロッグタックルは、ロッドがジリオン661MHFB(ダイワ)、ラインはシューター・ステューター4~5号(サンライン)、そしてリールはジリオンSV TW1016SV-XXHL(ダイワ)だ。オカッパリでもボートでも、ガイドを営んでいる琵琶湖でも、フロッギングのメインはこのセット

 

【コース取り】
ボートとオカッパリ、それぞれの利点を生かそう


010 ロケーションを選ばないフロッグはオカッパリでも大活躍してくれる。強いラインを用いるところからして、そもそもオカッパリに非常に適したルアーということもできる

「フロッグは、実は線で釣るルアーではない。点を釣るルアーです。これ、かなり重要なことです。

 たとえばアシ。アシをフロッグで釣る場合、効率がいいのは、アシ際に沿って平行に引くコース取りですよね。でも、最初からそれをやるのはNGです。なぜかといえば、ルアーがバスの近くを通る前に、そのバスの頭の上でPEラインが水きり音を出してしまうから。フロッグだけでなくトップウォーター全般に言えるのは、【ソフトな着水からのワンアクションが最大のチャンス】ということ。そういうリアクション気味にバイトさせたい釣りなのに、ラインで水を弾いて何かが迫ってきてますよ、とバスに知らせるのは残念すぎます。アシ際を釣るなら、雑に平行引きするのではなく、生え際の小さな凸凹に対して点で細かく撃っていくことでチャンスが増えます。平行引きはその区間のラスト1投にします。これは釣りこぼしを防ぐためです。

 平行引きは基本NGと言いましたが、オカッパリで護岸の際ベタベタに引くときだけは別です。このコース取りってボートではできない。絶対にできないことはないけれど、手間がかかりすぎるので現実的ではない。なので、このコース取りはオカッパリの特権です。護岸際はオープンウォーターなので、スナッグレス性能だけを考えればフロッグである必要はない。でも、だからこそ効く。ほかのアングラーはトレブルフック付きのトップしか投げてないから。フロッグの柔らかな着水音や水押しはスペシャルです。これだから食ってくる魚は確実にいる。試してみてください」

009 「ちょー楽しい♪ もう!STEEZフロッグ最高ッ!!」

【アクション】
フロッグそのものではなく、ラインを操作する

「フロッグが着水したら、必要以上にラインスラックを出す。そして、まずはロッドワークを開始して、水面のラインを弾いてください。当然、最初はロッドワークが空振りして、フロッグは動きませんが、それでいい。ロッドワークでラインを弾きながら、少しずつ、少しずつ、リールを巻いてください。やがてフロッグが首振りを開始します。大丈夫、できますヨ!」

005b テンションが抜けてラインがたるむことでフロッグはターンすることができる

006 ロッドワークで「水面のラインを弾く」。ティップにルアーの重さを感じるのはロッドを動かしすぎているサイン。グリップエンドで肘の内側をトントンと叩くことで、ロッドの振り幅を抑えることができ、アクションにリズムも生まれる

006b 体高のあるボディーサイドで水をぐわっと押しつつキレよくターンするSTEEZフロッグJr.。 このときも水面上のラインは張っていない。フロッグそのものではなくラインを操作する(弾く)ことでアクションが生まれる

【フッキング】
セカンドバイトを得るために


 シェードの中やカバー際で上手くアクションをつけられるようになったら、大興奮のバイトは目前だ。が、バイトからランディングまでも意外に遠いのがフロッグの泣きどころでもある。

 STEEZフロッグはシリーズを通じてフッキング性能が高い。ボディーとフックの形状やサイズのマッチングがよく、さらにフックそのものも貫通性に優れたサクサスだ。しかし、それでもフロッグにミスフッキングは付きものなのだ。

 ならば後悔がないように、アングラーにできることは抜かりなくやっておきたい。

 まずは「フロッグが消し込まれている(バスに水中に引きずり込まれている)ことを確認してからアワせる」のが大事だ。ルアーがバスの口の中に入っていないのにアワせてもフックアップしない。これは当たり前のことだが、わかっていてもやってしまうのがトップウォーターの釣りである。

 「何よりも強いハートが大事なんだ」と、真剣な表情で内山さんは言う。

「バコンと出たけど、見れば水面にフロッグが浮いたまんま、ってことはよくある。そのとき、びっくりアワセをしていなければ、アクションを続けてセカンドバイト(追い食い)を拾える確率は低くない。けれど、投げ直しても2回目のチャンスがあるかっていうと、それはなかなか難しい。

 バイトにビビらず水面をよく見て、フロッグがないことを確認したら強くアワせる。同時にリールを素早く巻くことでフックを刺しきって、バスをカバーから引きはがす。そうしたらYeah! ちょー嬉しい瞬間は目の前です。『BANK BEAT FROGGIN’』をぜひご覧いただいてGOOD LUCK!!」

Frog has No Limit.
フロッグに不可能はない。


007
内山幸也
1979年1月22日生まれ。日本でトーナメントに出ていた期間は短いが、JB桧原湖シリーズでの優勝やマスターズ年間総合8位などの好成績を残している。2008年・2009年とB.A.S.S.オープン・セントラル地区を戦い、ケンタッキーレイクやトレドベンドを10位台でフィニッシュした実績をもつ。現在は琵琶湖でプロガイドを営んでいる


  
 
 Basser2017年8月号の巻頭特集は「第9回 オカッパリAllstar Classic」。伊豫部健さん、内山幸也さん、木村建太さん、松下雅幸さん、水野浩聡さんが長良川、大江川、五三川を舞台に火花を散らします。バズベイト、フロッグなどの表層系ルアーにグッドサイズのバスが次々と飛び出し、勝負は驚愕のウエイトで結末を迎えます。
 競技経過のほかにも、各選手の勝負ルアーやテクニックの紹介、そしてフィールドのポイントマップなど見どころが満載です。
 JBTOP50では、第2戦を制した青木大介さんに3日間完全密着。サイトフィッシングの名手たちがしのぎを削った弥栄湖で、青木さんのチョウチンが他を圧倒した理由とは。



  
 

 

ブランド設立10周年を超えてSTEEZは名実ともに2代目へ。その進化の舞台裏に迫った一冊!

 

Pride of STEEZ

2017/6/23

最新号 2017年11月号

 「秋は台風や朝夕の気温差などでバスの居場所が変わりやすい季節。だからバスを探せるルアー(=巻きモノ)が有効です」そう北大祐さんは話します。  今号では秋の巻きモノを大特集。木村建太さんはマグナムクランク、ブレット・ハイトはチャター系、市村直之さんはスピナーベイトなどを解説。なぜ巻きモノなのか、そしてなぜ全員がグラスロッドを使っていたのか。秋の釣果に直結するヒントが満載です。  JBTOP50では青木大介さんが今期2勝目を達成した桧原湖戦を詳細にレポート。連日リミットメイク率が90%以上となった初秋のスモールマウスレイクで、青木さんが頭ひとつ抜け出せた理由は何なのか。驚愕のテクニックが明らかになります。
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