サイト・ビー by Basser
バスフィッシング全力投球!

真夏の利根川でBMCチーム戦に参加してきました

チーム戦のバストーナメント!?

Basser編集部=写真と文
title
BMCという団体が面白いルールのトーナメントをやっているらしい!!
それはチーム戦。
LINEをフル活用した組織戦術で戦う新しいバストーナメントを飛び入りレポートします。


siteBスタッフのササキです。
ずーっと参加したいと思っていたトーナメントがBMCのチーム戦でした。

BMCとは? チーム戦の仕組みも解説

というわけで、8月4日のチーム戦@利根川に参加させてもらうことに。僕は「チーム・茶柱」の仲間に入れてもらいました。BMC代表の千葉恒太さんをはじめ、西村嘉高さん、大石智洋さん、斉藤真也さんたちが所属するチームです。ちなみに2019年は3チームで競っていて、今回が2戦目。茶柱のほかにチーム・城南モータースとチーム・オダジャが参加しています。

茶柱は全7艇、全15名。チームごとのリミットは7尾。デジタルウエイイン方式で、釣ったバスは即計測してリリースし、チーム内で共有します(LINEグループを活用)。

1 BMCチーム戦ではデジタルばねばかりを使用したデジタルウエイイン方式を採用しています

僕は山本研一さんの船にお邪魔しました。この船は山本さん、飛田和明さん、そして僕の3人で釣りをすることに。山本さんは霞ヶ浦のJB戦で5回も勝っている超凄腕。山本さんは魚探にかなり明るく、フロントにはライブスコープがセットされていました。

そして驚いたのは振動子! ライブスコープの振動子はエレキのヘッドに装着するのが一般的ですが(ビームを出す方向をフットペダルで装着できる)、山本さんは自作の別付けポールに振動子を付けていました。そのポール、足もとのボタンを踏むと回転する仕組みになっていました。つまり「ライブスコープでは右を見たいけど、船は左に進めたい」というようなときに、エレキの方向と関係なくライブスコープを操れるのです。このシステムは山本さんが考案したもので、プロアングラーも導入する人が増えているとのこと。

4 エレキのヘッドの右にあるのがライブスコープ振動子用のポール。エレキから独立して照射の方向を変えることができる

5 ペダルのダイヤルの右にある黒いボタンがライブスコープ振動子ようのペダル

2a 山本さんのボートのフロントには2機の魚探が。上がガーミンのGPSMAP XSV、下がハミンバードのHELIX12

2b GPSMAP XSVにはライブスコープ画像を、HELIX12には360スキャンの映像を映していました。沈み物の位置や高さ、奥行きなどを同時に見ることができます

話は戻ってチーム戦。スタート前にチームミーティングがあり、全体の作戦が共有されました。「朝は水位が高いからおれたちはカバーをやってみるよ」「山本さんのボートは流入河川を見てきてくれない?」「うちの船は下流を釣ってみる」というような感じです。ちなみに競技中はチームのLINEグループで釣果が共有され、電話などで打ち合わせをしたりします。たとえば冬の大会でとある消波ブロックが好調であることがわかれば、チームの全艇がそこに集まることもあるそうです。

3 スタート直前のチームミーティング。直近の利根川を釣っていたチームメイトから状況の説明がありました

そしてスタート。ミーティングの結果、山本さんの船は流入河川(尾羽根川)のようすを見に行くことになりました。3人で岸際を撃ちまくりつつ遡上。山本さんはファイボスのフリーリグ、飛田和さんはハガーのノーシンカーリグ、僕はファットイカのノーシンカーリグを投げました。エレキを踏んでいる山本さんは魚探に沈み物や魚影が映るとその都度丁寧に探っていました。

6 まずは流入河川の尾羽根川へ。「流入河川のようすを見る」のがわがチームの使命。カバーをバックスライドで撃ちまくります!

この川では飛田和さんが400g級、700g級をキャッチ。そして、釣っている間にもLINEの着信音が続々と! グループラインを見ると、1kg級のバスが本流で好調に釣れているもよう。ということで、我々も流入河川を飛び出し本流に向かうことに。

7 飛田和さんのハガー・ノーシンカーリグがさく裂!

9 ひとりの1尾をみんなが喜べる。それがチームトーナメントの醍醐味です!

しばらく本流のバンクを撃っていると、衝撃的な情報が届けられました。チームメイトの石井さんの船が1500gオーバーを連発しているというではないですか!! すぐさま山本さんが電話で話を聞くと、少し沖の沈み物などをダウンショットリグで探った結果とのこと。
ということで、我々も乱杭など、ちょい沖系のカバーやストラクチャーを撃つことにしました。水位が下がっている最中だったので岸から離れ始めたバスが多かったのかも。

10 グループLINEには次々と他船の釣果が! 大いに参考にしてエリアやルアーを選べます

すると杭の基礎の石積み上をズル引きしていた僕のファットイカにコンっとお召し上がりの予感。聞いてみるとすでにお放しになられておりガッカリするも、2cm引いたら再びお食べになられた! ということでフッキングさせていただくと上がってきたのは1080gのナイスフィッシュ。この時点でこの魚はチームリミットの7尾に加わることができ、わずかながらチームのウエイトアップに貢献できました。

11 「ちょい沖の何か」ということで乱杭を探ります。ここで僕のファットイカが……!

12 食べられてしまいました。1080gのナイスフィッシュ! この時点でチーム6尾目の魚(リミットは7尾)として記録されました。貢献の喜び……!

ちなみにこの魚は終了間際に西村さんの1200g級によって入れ替えられてしまい、いや、入れ替えてもらえました。チームのウエイトが上がったという喜ばしい気持ちと、自分の魚が7尾から外れてしまったという悲しい気持ちがせめぎ合います。うーん。絶妙なルールだ。

その後は追加なく帰着。結果、この日チーム茶柱は7尾で10kgオーバーというかなりのハイスコアとなり勝利。チーム戦の勝敗は年間3戦を終えてから決まるのですが、年間順位は1位と僅差の2位になりました。

この日の釣果の一部。1kgオーバーが多数キャッチされていました! s__561635333 choka-1 choka-3 choka-5 choka-6 choka-4


普段、バス釣りのトーナメントに出ることは多々ありますが、基本的に試合中に他選手の釣果やパターンの詳細が伝わってくることはありません。しかし、BMCのチーム戦では次々と情報が入ってきて、時には役割分担でエリアをチェックしたり、釣り方を探したりすることもあります。この感じ、とっても新鮮です。そしてひとりの1尾がみんなの1尾となり喜びを分かち合うルールも素晴らしく面白いものだと思いました。

BMCに参加するための詳細はこちら。興味がある方はぜひ飛び込んでみてください!

13 この日ボートに乗せていただいた山本研一さん、飛田和明さんと記念撮影。ありがとうございました!

BMCとは? チーム戦の仕組みも解説


Basser2019年9月号 7月26日発売! hyo1
表紙をクリックすると試し読みができます

 今号の特集は「濁り」。バスの活性を著しく上げ、時に下げることもあるこの現象を掘り下げます。
 過去に濁りに見舞われた取材でのケーススタディーに始まり、水温や流入量による濁りの立体的な捉え方、良い濁りと悪い濁りの違い、濁り始めから濁りが抜けるタイミングまでの釣りの切り替え方、ルアーローテーションの具体例、科学的見地から考える濁りへの対処など、注目トピックが満載です。
 モデルとなるフィールドは八郎潟、桧原湖、霞ヶ浦、利根川、亀山湖、津久井湖、琵琶湖、七色貯水池、そしてアメリカなど多岐にわたります。
 また、JBTOP50レポートでは最年長優勝記録を「59」に更新した沢村幸弘さんの強さの理由を詳報。試合後の追加取材では、フィジカルを維持するための日々のトレーニングや、メンタル強化に繋がるゴルフへの取り組み、ボートデバイス(魚探)の選定理由などを明かしてくれています。







2019/8/20

つり人社の刊行物
THE CRANKER(ザ・クランカー)
THE CRANKER(ザ・クランカー) 本体3,600円+税 DVD-145分
超緻密ローテーションから正解を導き出す“釣り勝つクランク理論"のすべてをここに公開! 巻物系ルアーのスペシャリスト、北大祐がもっとも得意とするクランクベイトを徹底解説する本作。 昨今のよくあるビッグフィッシュのインパクトだけを狙った映像と…
つり人社の刊行物
THE CRANKER(ザ・クランカー)
THE CRANKER(ザ・クランカー) 本体3,600円+税 DVD-145分
超緻密ローテーションから正解を導き出す“釣り勝つクランク理論"のすべてをここに公開! 巻物系ルアーのスペシャリスト、北大祐がもっとも得意とするクランクベイトを徹底解説する本作。 昨今のよくあるビッグフィッシュのインパクトだけを狙った映像と…

おすすめ記事

最新号 2019年11月号

11th オカッパリオールスター
ザ・チャンピオンシップ

 過去4年間の「オカッパリオールスター・ザ・キャノンボール」の勝者である川村光大郎さん(2015年)、山木一人さん(2016年)、松下雅幸さん(2017年)、早野剛史さん(2018年)を招いてチャンピオンシップを開催。その模様をレポートしています。
 競技エリアは広大! 東は霞ヶ浦水系、西は富士五湖や芦ノ湖という12のフィールドが設定されており、2日間の競技で選手はこれらのなかから2ヵ所以上のフィールドで釣果をあげなければならいというルール(いわゆるキャノンボール・フォーマット)。
 4人のテクニックや、喜怒哀楽、まさかのハプニングなども見ものですが、「限られた時間内で、最大の釣果を上げるためには、どのようなフィールドをどのタイミングで、どのように釣ればいいのか」また「手堅い釣りをしたいとき、リスクを取ってでもデカいバスをねらいたいときはどうするのか」といった各選手のねらいと動き方にも注目です。私たちが週末の釣行で「どのフィールドに行こうかな? 何をしようかな?」ということを考えるうえで、4選手の考えは大きなヒントになるはずです。
 もちろん、国内外のトーナメントレポートも充実しています。日本ではJB TOP50やW.B.S.、TBC、H-1グランプリなどがシリーズの折り返し点~終盤に差し掛かってますます盛り上がってきました。海の向こうに目を向ければ、大注目のB.A.S.S.セントラルオープン最終戦(速報)や、B.A.S.S.エリートシリーズとBPTのレポート(詳報)など、アメリカのトーナメント事情も網羅。『Basser』だけの内容が濃く詰まった一冊になっています。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

Basser最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国一律で税込100円! 印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号から2012年10月号までのバックナンバー約6年分以上が実質無料で読み放題!

[ 定期購読はこちらから ]

 

NOW LOADING