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『月刊Basser』30周年記念ロッド開発ストーリー :第6回(最終回)

BAC64ML-GC “Crankin’ Custom”

Basser編集部=写真と文
30throdbannermain 釣り人道具店にて予約受付中!


30年目のBasser。
そのオリジナルロッドは
「グラス」+「アラミドレインフォース」+「カーボン」のクランキングカスタム!!
メーカーさんはセカンドサンプルをイチから設計し直してくれました。


完成へのキーになったのは
若干のハイテーパー化


 ホリベです。「ファストアクション(先調子)」かつ「バットを細く」というオーダーであがってきたファーストサンプルの使用感をマイルドにしたセカンドサンプルですが、ササキとタニガワの要求を満たしつつ当初のコンセプトから外れないロッドにするためには、ただブランクを全塗装してグラス含有率を上げればいい、というものではありませんでした。

 グラス率を高めたブランクに塗装を乗せると、使用感は良くも悪くもダルくなりますし、先重りのキツいロッドになります。シャッドの使用を想定せず、キャストをダブルハンドに限定すればそれでいいでしょう。けれど、あっちを立てたらこっちが立たなくなりました、というのはお粗末な話。とはいえ、何をどうしたら両立できるのかなんて編集部員にはわかりません。コンセプトを具現化できるのはその道のプロだけ。ここはメーカーさんに全面的に頼らせていただきました。

 アクションを修正することで生じるデメリットは、「細かい振動を感じにくくなる(ダルくなる)こと」と「シングルハンドで投げにくくなる(先重りして手首への負担が増す)こと」。そこでメーカーさんは、ロッドのマンドレル(芯金)を若干ハイテーパーなものに変えることにしたそうです。ハイテーパーとは、太いバットと細いティップの直径の差が大きい設計のこと。こうして重心を手もとに寄せることで取り回しの軽快さを増し、塗装とグラス率アップによるダルさとの相殺を図ったわけです。

 マンドレルも素材も変更したということは、要はイチから設計し直したということです。なのに、ファーストサンプルの延長線上にある改良版が一発であがってくるのが凄い! これぞプロの業と感じ入りました。

 セカンドサンプルについても、最初に触ったときは正直、「もうちょっと硬く」「もうちょっと軟らかく」「もうちょっと短く」「もうちょっと長く」したら、あんなルアーやこんなルアーにバッチリなのに……、と思いました。けれど、実際に使って釣った感想としては、このままでいいんだろうな、と。最終のサードサンプルはコスメの一部変更にとどめることにしました。

 3素材のコンポジットでファストテーパーというクセが十二分に強いロッドなので、レングスやパワーについては最初に決めたとおり、一般的に使われるハードベイトに対してド真ん中付近に設定したつもりです。巻きモノに加えてペンシルベイトやポッパー、ジャークベイトといった操作系プラグにも対応しますので、一年中たくさん使って、たくさん釣っていただけたら嬉しいです。

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01 ■長さ:6ft4in
■アクション:ファスト
■パワー:ミディアムライト
■快適ルアー重量:1/4~1/2oz
 ベイトフィネス系のリールを組めば、軽いほうは3/16oz程度のシャッドから。重いほうは5/8ozクラスの3mダイバーまで扱えます。3/4oz以上も投げられますが、ショートグリップ仕様なので、引き抵抗の重いディープダイバーは体力的にキツいです。 ジャークベイト、いけます。ペンシルベイトやポッパー、ありです。
 バズベイトとスピナーベイトは物によります。デカペラのバズ、デカブレードのスピナーベイトは投げにくいですが、そうでない物の使用感はむしろ良好です。


■適性ライン強度:8~16Lb
■付属品:Basserオリジナルロッドソックス1個付き
■価格:2万9000円(消費税・送料含む)

釣り人道具店にて予約受付中!
実物はジャパンフィッシングショー2017・つり人社ブース[A-204]で展示予定です。実際に手に取って感触を確かめていただけます。

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2017/1/11

最新号 2017年7月号

5~7月のバスが反応せずにはいられない 「フローティングジャークベイト」を50ページにわたって大特集!!  今号では、初夏から梅雨にかけてとくに有効になるフローティングジャークベイトを特集しています。  沖田護さんは利根川で、このルアーがなぜ「ズルくて最強のトップウォーター」なのかを実釣で解説。川口直人さんは歴史的名作「ラトリンログ」への愛を語り、山木一人さんと泉和摩さんは長い経験から導き出した釣れるジャークベイトの条件を解説しています。北大祐さんは、自身が持つジャークベイト42種をそれぞれの特徴とともに紹介。「実弾」として使い込んでいる各ルアーの解説は説得力に満ちています。  さらに、フローティングジャークベイトを使いこなすためのタックルセッティングやウエイトチューンの方法、フックセレクトなど細かいコンテンツも満載。「潜って浮かせてドン!」と出る、大興奮の水面遊戯に読者を導く一冊になっています。  第2特集ではスイミングスタイルジグ、スイムジグとチャターベイト系が取りあげられています。これらのルアーを「どんなときに、どのように」使うべきなのかを田辺哲男さん、赤羽修弥さん、吉田秀雄さんが解説。クランクベイトやスピナーベイト、バイブレーションが中心だったローテーションにこれらのルアーを加えることで、より奥深い「巻き」のゲームが楽しめること間違いなしです。
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