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バスフィッシング全力投球!

フライングルアーは元祖バックスライド系?

平成の初め、自ら奥へと泳いで行くソフトルアーがあった

Basser編集部=写真と文
 バスフィッシングシーンに次々と登場する新製品。Basser2019年7月号でも特集されているように、Newプロダクトが生み出された背景には、歴史のなかで培われてきたバスフィッシング理論とそれを体現する傑作製品の数々がありました。今回はそのBasserのなかから、バックスライド系ワームに焦点を当てた記事を紹介します!

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 20世紀末、和暦でいえば平成初頭、明け方のテレビショッピングで「フライングルアー」なるソフトベイトが扱われていた。同時期のアメリカで流されていたテレビCMをそのまま放送していたように記憶している。浮き桟橋の際に投じられたフライングルアーが自ら奥へ奥へと泳ぎ進んで行き、待ち構えていたバスにバクッと食われるシーンや、水槽のバスのヒットシーンの連続は当時、非常に刺激的だった。

 けれど、テレビショッピングの商材として取り上げられるだけあってけっこうなイイお値段だった(つぶれたチューブワームと専用ジグヘッド数十点のセット販売だった)ので購入することはなかった。それにテレビで観るかぎり作りは雑だったし、ヒットシーンもあまりにもくり返されると胡散臭かったし、「HAHAHAHA !! コレさえ投げてればいつでも爆釣だゼ!!」みたいなノリにも正直ついていけず、イロモノ扱いしてすぐに忘れてしまった。

 それから10年くらい経った21世紀初頭、でかいオフセットフックをスイートビーバーに前後逆にセットするとバックスライドすることが紹介された。このアイデアの元が何だったのか定かでない。けれど記者は、これを知った瞬間にフライングルアーのことを思い出した。それと、立て続けのヒットシーンも……。試してみると、スイートビーバーはたいしてバックスライドするわけではなかったが、まァよく釣れた。

 そして時は令和――。「バックスライド系」は今やイロモノどころかひとつのジャンルとして定着し、使い勝手を向上させた専用ソフトベイトが開発・販売されるまでに至っている。が、しかし。コンセプトとしては、やはり。バックスライド系の本質は、記者がかつてイロモノ扱いしていたフライングルアーそのものなのである。

 今号では、アングラーや開発者たちのルアー遍歴などを交えつつ、近年のNewプロダクトに至った経緯をまとめた。編集を終えてみて、温故知新で各ジャンルのルアーのキーや使いどころを再確認できたりもしたけれど……、スタッフ一同取材のたびに物欲を刺激されて出費がかさんだ1ヵ月間だった。

 
◆関連記事
ジャパニーズシャッドにも見られる原点回帰の潮流はなぜ生じたのか

話題の新作ルアーに影響を与えた名品たちについてさらに知りたい方はBasser2019年7月号をご覧ください!

表紙をクリックすると試し読みができます

コンテンツ
024 [特集] ……そしてNewプロダクトに至る
026 馬路久史/うけつぐこと。新しく作ること
034 並木敏成が愛したジャークベイトと阿修羅シリーズの血脈
038 赤羽修弥/フロッグとの歩み
042 川村光大郎のスピナーベイト偏愛歴
046 現代ハネモノブームをけん引した2大クローラーのルーツ
050 シャロークランクの“すきま”を埋める北大祐の「中層・速巻き」専用機
052 西村嘉高/釣れる要素を集約させた「ファイボス」
054 ジャパニーズシャッドにも見られる原点回帰の潮流はなぜ生じたのか
056 素人がトーナメントに出たらどうなる?
058 何度も、緻密に、丁寧に。松村浩邦さんが考える「タイニークランクの出しどころ」
062 村上晴彦が「bibibiショット」を再設計した意図
064  A HARD DAYS NINJA
068 山木一人/I字系の肝は何か?
074 吉田幸二のクランクベイト遍歴
079 Basser令和初バスグランプリ 全国のアングラーが最速バスをねらったルアーはコレだ!
083 青木大介/IN THE RIGHT PLACE
086  Basser Best Buy
088  琵琶湖における「CONQUEST」の適性を考える
090  THE TAKE BACK 田辺道場 バスフィッシングを求めて
100  T.NAMIKI×GARMIN 最新魚探に映る未来の姿/第1回 並木敏成がアメリカに戻った理由と現代魚探事情
104  B級ルアー列伝
105 ボートバカ一代
106 モノの舞台裏
110  THE JAPAN ORIGINAL
112 フカシンガッツ!
114 今月の読者プレゼント
115 アマケンの目
116 U.S.Tour Report
142 ファイト、ファイト、コジコジ!
144  W.B.S.TOURNAMENT REPORT
148 小森ノート
150 H-1グランプリ年間王者が行く。6Lbオーバーも飛び出した釣り三昧U.S.ツアーレポート
156 擬人餌画報
158 山木食堂闇鍋定食
160 バサー放課後の部室
166 バサー新聞
170 まつガチ戦記
172 早いモノ勝ち! セール&入荷情報 
173 B情報局
176 エンジン三銃士の今月も釣れますよ
177 釣りに行くヒマがあったら読む本
177 日釣振ニュース
178 編集後記



 今号では、各アングラーが培ってきたバスフィッシング理論やルアー遍歴を辿り、それが現在の釣りやプロダクトにどう反映されているかを特集しました。
 巻頭では、ケイテックの2代目社長である馬路久史さんが、先代・林圭一さんからモノ作りの精神とともにバトンタッチを受けた「フレックスチャンク」の開発舞台裏を紹介。
 並木敏成さんは、これまで使い込んできたジャークベイトの数々と、阿修羅シリーズに込めたねらいを語ってくれます。
 また、現代のハネモノブームとそれを牽引するルアーはどのようにして生まれたのかを、江口俊介さんと川島勉さんの証言から紐解きます。
 そして、川村光大郎さんはこれまでのスピナーベイト遍歴と、「釣れるスピナーベイトの条件」を解説してくれます。
 さらに、赤羽修弥さんのバスフィッシングにおけるフロッグとの関わり方の歴史や、H-1グランプリウィナーの松村浩邦さんによる新旧クランクベイトの使い分けなど、今後のルアー選びに新たな視点をもたらす記事が盛りだくさんです。
 アメリカのトーナメント情報も充実しています。リミット無制限というBPTフォーマットにおける勝つための戦術分析や、日本人選手が目覚ましい活躍を見せるB.A.S.S.セントラルオープンのレポート。そして2戦連続でシングルフィニッシュを果たし、暫定年間ランキングを首位とした伊藤巧さんへのインタビューなども見逃せません。






2019/5/24

つり人社の刊行物
THE CRANKER(ザ・クランカー)
THE CRANKER(ザ・クランカー) 本体3,600円+税 DVD-145分
超緻密ローテーションから正解を導き出す“釣り勝つクランク理論"のすべてをここに公開! 巻物系ルアーのスペシャリスト、北大祐がもっとも得意とするクランクベイトを徹底解説する本作。 昨今のよくあるビッグフィッシュのインパクトだけを狙った映像と…
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最新号 2019年10月号

【今月の研究テーマ】
虫・カエル・ネズミ

小動物ルアーの使いこなしがわかる1冊です。バスフィッシングの多様化により近年ますます存在感を増してきこれらのルアーですが、そのサイズ感や、表層付近をメインステージとする特性上、使い方や出しどころによっては思うような釣果を得られないことも少なくありません。しかし、今号の記事を読んで実践すれば、これらのルアーが「釣れる」ことを体験、実感できるでしょう。
たとえば、浮く虫ルアーと沈む虫ルアーはどのように使い分ければいいのか。その判断を正確に行なうための理論とバスの観察の仕方が、大塚高志さんの記事読めばわかります。
「野良ネズミとフロッグの違いと使い方は?」
「虫ルアーの有効な使い方ってサイト以外にあるの?」
「フッキングやバイト率を上げるための秘密やチューン方法はある?」
「小動物ルアーって具体的にどんなのが売ってるの?」
こんな疑問をもつ方も、必ず手に取りたい内容となっています。
また、アメリカ在住のトーナメントウォッチャー・雨貝健太郎さんによるBPTとB.A.S.S.のレポートが読めるのも『Basser』だけ。とくに今号では、日本人選手がボーターとして9名エントリーしている注目のセントラルオープン第3戦の模様を16ページの大ボリュームで詳報。
青木大介さんが4位入賞を果たすきっかけとなったプラクティスでの気づきと試合中のアジャスト。そしてランキング暫定1位でこの試合を迎えた伊藤巧さんの苦悩と葛藤が、本人のインタビューも交えてレポートされています。
[ 詳細はこちらから ]

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Basser最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国一律で税込100円! 印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
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