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Basser Allstar Classic 2016第4位並木敏成
表彰式インタビュー

本人も納得のアジャスタビリティーが光る好ゲームを展開

サイト・ビー=文
dsc_0623 この記事はBasser Allstar Classic 2016表彰式での並木敏成選手へのインタビューを掲載しています。司会はBasser編集長の堀部政男

使ったロッドは20本!!
ポッパーからディープクランクまでさまざまなルアーが活躍


―― 第4位の並木敏成選手です。2日間のトータルウエイトが9本で5720gなんですけれども、初日は5本で2870g、2日目は4本で昨日とほぼ同じ2850g。2日日はディープクランクで1本いいバスが入ったようですね。

並木 そうですね。といっても、プランどおりのゲームが2日間できたわけではなくて、もともとはワーム系の釣りでピンスポットを回っていくパターンで利根川の中~上流域を攻めようと思っていたんです。雨が降って水が濁ったり水位が上がったりしていたんですが、昨日はまず佐原のテトラでスタートしてようすを見ました。そうしたらタイニーブリッツでいきなり900gくらいのが釣れて「いいスタートだな」と。それで本命の上流に上がって行くと、予想以上に雨の濁りがあったものの、水温は意外に高かった。「じゃあ、ポッパー投げてみよう」と試したらいいのが出たんですが、決してプラで経験していたことじゃないんですよ。過去にも経験していない。
 利根川には僕が好きな水中堤防とかがあって、いつも同じような釣り方で釣っているんですが、それ以外のシチュエーションだと、水位が変わったりしてまったく未知のなかで釣りをしていくので、まぁ、今日は迷いました。だからこそ利根川が大好きでこのフィールドにこだわっているアングラーが多いんだろうなとも思うんですけど。

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並木 今日は水が濁ってるし冷えてきてるし、上流では自分の本来のゲームプランができないということで、実は2度くらい下流の水門に向かった場面もありました。これだけバスフィッシングを続けて、バストーナメントをやっている自分ですが、「うーん、利根川の上に行こうか、やっぱり水門くぐろうか」って、その日ベストな結果を生むために湖上で立ち止まったりもしました。水門に向かって走ったはいいけど、一度止まってユンケル飲んで頭を冷やしたりとか、プレスの方には見られたくないようなこともしてました。でも、それだけ真剣になるこのバストーナメントが本当に僕好きなんです。それで、悩んだ末に上流へ上がって、また予想していなかった景色のなかディープクランクを投げたら最大魚が釣れた、という試合でした。
 水温低下に強い北浦にも行きたいなとは思ったんですが、プラでやってないし、ローカルの凄腕もいるなかでそう簡単に釣れるもんじゃないと判断した結果、自分としては満足のいく4位になれたんで、ありがたいと思っています。

―― 満足のいく4位という言葉はこちらとしても嬉しいです。この2日間は夜のうちに雨が降って明け方に上がるという、天気に関しては同じような状況でした。そのなかで、ポッパーも投げればディープクランクも投げるという釣りが並木さんらしいと思うんですけど、どうやったらそんなに幅広い魚を捉えられるのか、ひと言では難しいと思うんですけど、会場にいらっしゃる皆様に「こういう考え方を基本にするんだよ」と教えていただけますか?

並木 やっぱり、できればいろんなタイプの釣り場に行ったりとか、あとはひとつの釣り場でもシーズンを通して通ってみる。利根川を、夏だけじゃなく秋もやってみようとか、冬もやってみようとか。あとは違うタイプの釣り場も行けるときは行くようにして、川をやったらリザーバーへ行ったり、野池へも行ったりとか、そういうことが大事だと思う。でもね、やりすぎると迷うっていうか(笑)、僕も今回ボートに20何本もロッドを積んで、昨日は18本くらい表に出して、ストレージに入れていた5本からさらに2本出して、20種類のサオで投げてるんです。 

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―― いつものことの気がしますけれど(笑)。

並木 もうスモラバからダウンショットからキャロからメタルバイブから(笑)。迷いすぎちゃうこともあるんですが、これは本当に楽しいですよね。皆さんもいろいろやってみて、駒をひとつひとつ増やしてみてほしい。そこから新しい発見があると、また次もバスフィッシングに行ってみたいと思うだろうしね。そういう細かいテクニックはね、『Basser』さんにしっかり書いてありますんで、本当に釣りが上手くなるための大きなヒントが書いてあるので、ぜひ皆さんもじっくり読んでレベルアップにつなげてください。

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―― 並木さんらしい締めをいただきました。皆様、拍手をお願いします。ありがとうございました!




 並木敏成選手の釣りの詳細はBasser 2016年11月末発売号で余すところなくお伝えします。ご期待ください。
 また、相模湖をモデルケースとして、リザーバーの季節に合わせた釣りを解説する「並木敏成のリザーバーマネジメント」も好評連載中! 発売中の2016年12月号では10月上旬に行なった取材の模様を掲載しています。前号で予想した攻略法をもとに48cmの2kgオーバーを含む素晴らしい釣果をあげています。今号だけでなく季節を通じてチェックしていただきたい内容です。
 

2016/11/9

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2017年を締めくくるバスとの出会いは「中層で」  もうすぐ冬の入り口、12月。年内最後のバスを釣るためのカギは「中層」にありました。  特集の冒頭では、山岡計文さんが「バスはボトムにいない。だから私はボトムを釣らない」と、自身の経験に基づく「ボトム否定論」を展開。  さらに北大祐さんはディープクランク、平川皓也さんはジャークベイト、川村光大郎さんはラバージグ、伊藤巧さんはネコリグと、4者4様の中層攻略テクニックを公開します。  台風の影響でワンデイ戦となったJBTOP50最終戦では、青木大介さんに密着取材。年間タイトルに王手をかけながらも正午までノーフィッシュ。吐き気をこらえ、苦しみ抜いた戦いの記録は必見です。そして後日のインタビューでは「驚きの展望」が語られます。  また、この霞ヶ浦戦を勝った関和学さんのパターンを追加取材を行なって詳報。ベイトフィッシュに着目した、消波ブロック帯の「中層」を釣る技は必見!! 寒い季節の一尾に繋がるヒントが盛りだくさんです。
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