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Basser Allstar Classic 2017第5位・福島健、伊藤巧
表彰式インタビュー

第5位は2名同時受賞。インタビューは異例の対談に

サイト・ビー=まとめ
dsc_5121a この記事はBasser Allstar Classic 2017表彰式での福島健選手、伊藤巧選手へのインタビューを掲載しています。司会はBasser編集長の堀部政男

 10月1日に幕を閉じたBasser Allstar Classic2017。第5位は異例の2名同時受賞。2015年大会準優勝の福島健選手と、今回初出場でAbemaTVの生中継カメラが密着した伊藤巧選手。両選手ともねらいはシャローだったが、試合運びや釣り方には違いがあったようです。

リーダーレスダウンショットリグ1本勝負の福島選手


―― 第5位はまったくの同ウエイトで2名いらっしゃいます。2日間のウエイトが5720gでピッタリ同じ、福島健選手と伊藤巧選手です。せっかくマニアックなおふたりですので、お互いにインタビューしていただけますか? では、伊藤選手から福島選手へ。

伊藤 福島さんの今日のウエイトは3760gで、全選手の2日間を通しての単日マックスウエイトですよね? いったいどんな釣りをしてそんなウエイトが出せたのですか?

福島 リーダーレスダウンショットリグをアシ際に落として横に引くという釣りです。この水系は、アシとか杭とかを皆さん撃ちますけど、その手前ってけっこうノーマークになりがち。僕はその手前にあるこぼれものもねらいたい。といっても沈んでいる枝とかにルアーを当てるっていうだけなんですよ。そういう釣りです。

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伊藤 その枝は事前に見つけておくんですか?

福島 いや、そうではなく、キャストしながらあるかないかを見ていく。ズル引くのは手前側1mとか2mまで。だいたい当たった瞬間に食います。2m以上離れたところにはあまりいないですね。今日の僕はアシから手前にバスを離して食わせるか、手前にいるバスを釣るっていうのをずっと頭において釣りました。昨日は夏をイメージしていたんですよ。「シェード」や「タテ(の釣り)」。それをさんざんやって振り回されたという感じですね。今日はシンカーウエイトを3.5gから5gに重くしました。重くするとルアーのスピードが変わって手前にスッと来るようになる。3.5gはボトムに対してのワームの姿勢がちょっと浮き気味になる。5gはボトムにカツカツッと当たりながら手前に来てくれる。その違いで今日は釣ってきました。

伊藤 すごく気になることがあるんですけど、僕は昨日より今日のほうが難しいイメージがあったんです。気圧も高くなりましたし。福島さんは今日のほうがウエイトが上がっています。

福島 僕は釣り方を絞っていくタイプなんですが、昨日は今日のためにいろんなところを回って、選択肢を捨てていった。北浦にも行きましたが、今日は一切行っていないです。今日はエリアを利根川と外浪逆浦のふたつに絞って釣ってきました。

伊藤 ルアーもひとつですか?

福島 ルアーもひとつです。フラップクローのリーダーレスダウンショットリグです。

差してくる魚をネコリグとテキサスリグでねらった伊藤選手


福島 伊藤君は利根川のイメージがあるんですけど、プラクティスから霞ヶ浦本湖とかでも見かけました。今回はどんな戦略を?

伊藤 僕は霞ヶ浦をやろうと思っていたんですよ。昨日はスタート順がよければすぐ霞ヶ浦に行こうと決めていたんです。ただ、くじ引きの結果18番スタートだったので、ロックスルーの時間をちょっとずらそうと思って、とりあえず利根川へようすを見に行ったんです。そうしたらスポットに着いて15分で3回バイトがあったんですよ。全部バラしてしまったんですが……。

福島 それは迷いますよね。

伊藤 そのときに「あれ、なんか利根川回復しているな」と感じました。なので一旦霞ヶ浦にも出たんですけど、また11時くらいから利根川に戻って……。

福島 水位が上がっていくタイミングで?

伊藤 そうです、そうです! 差してくる魚を釣って行ったという感じです。ねらっていたのはサンドバーのインサイドの泥底に引っ掛かった枝と、水が多いときはごく浅いアシのエグレの中。そんな感じで流れを嫌っているバスを釣っていました。ルアーはサンカクティーサンというオフセットフックをセットできるネコリグ用ワームに5gのシンカーをセットしたものと、カバーの際ではエスケープツインの7gテキサスリグです。

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福島 利根川は僕も好きなんですけど、どれくらい浅いところまでやるんですか? 僕はフッキングしたらバスが見える(レンジ)のが一番好きなんですけど。

伊藤 実はけっこう深いところが好きだったんです。ただ、今回のプラで浅いところにもすごくバスがいるんだなと感じました。

福島 僕はいつもけっこう浅いところで釣っているんです。利根川でもバスが浅いところをスクールで泳いでいるのをサイトで見たことあるんです。それでこいつらはこういう動きをしているんだとわかった。ただ、釣るときはボートポジションを一歩引いて、ピッチングではなくキャスティングでねらう。そうするとすっ飛んできて食うっていうのを経験してから利根川に対する釣りがガラッと変わった。

伊藤 僕もいままで深いところばかりやっていたので、今回浅いところの釣りをしてとっても勉強になりました。プラではエグレの中でバスをかけて、わざとフッキングしないでそのままにしていたら、エグレの中にルアーを持って行ったので、バスたちはけっこう中まで行くんだなというのを知って、今回はなんとか釣ってこられました。

福島 観察力が大事ですね。

―― ふたりのお話には共通点と真逆の部分があったので、対談企画も面白いなと思いました。ありがとうございました。

福島・伊藤 ありがとうございました。


福島選手と伊藤選手の釣りの詳細は10月26日発売予定のBasser12月号で詳しく紹介します。また、優勝の北大祐選手、4位の並木敏成選手、5位の伊藤巧選手に密着したDVDも発売予定。こちらもお楽しみに!

  
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