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Basser Allstar Classic 2017第3位・ビッグフィッシュ賞
青木大介 表彰式インタビュー

「秋の霞ヶ浦はとにかく手数を増やして見えるものを撃つ」

サイト・ビー=まとめ
dsc_5139a この記事はBasser Allstar Classic 2017表彰式での青木大介選手へのインタビューを掲載しています。司会はBasser編集長の堀部政男

 未だ興奮冷めやらぬBasser Allstar Classic2017。青木大介選手は初日、今大会ビッグフィッシュ賞となる1600gを含む3尾3740gをウエイイン。初日を1位で通過し最終第3位入賞を果たした。このビッグフィッシュはいかにしてキャッチされたのか。また、AOYレース暫定首位で臨むJB TOP50最終戦への意気込みは? 表彰式でのインタビューの模様を掲載します!

キッカーをもたらしたのはウイニングクローの3.5gテキサスリグ


―― 2日間で6尾6020gをウエイインして第3位に入賞、そして初日の1600gのバスでビッグフィッシュ賞を獲得した青木大介選手です。おめでとうございます。

青木 ありがとうございます。

―― 本当はいちばん上の賞が欲しかったですよね?

青木 そうですね。今回このビッグフィッシュを釣ったのはウイニングクローというクロウ系のワームで、2015年に2連覇したときのルアーをより自分好みな仕様にしたものです。今回もこのウイニングクローでウイニングしたいなと(笑)、思っていたんですけどそこは残念でした。

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―― 今年の春、Basserで直接取材させていただいたクロウワームですよね。このウイニングクローはツメのところにファクトリーロックがついていて、基本的にはロックを外すと軽いシンカー用、そのままで使えば重めのシンカー用とアクションの強さが使い分けられるようになっていますよね。今回は何gで使ったのですか?

青木 今回は3.5g。軽いです。魚がストラクチャーに対して浮いていたので、ナチュラルにゆっくり落ちる仕様。ただ、アクションは比較的強く出したかった。ツメのロックを外すと3.5gシンカーでもキレイに落ちていくんですけど、それをやるとカーリーテール系のヒラヒラという弱いアクションになるんですね。そうではなく強いアクションで落としたかったので、もともとついているアームの部分、V字になっているところがあるんですが、そこをちょっとだけ手で切って、3.5gでも動いてくれて、さらに強いアクションも出せる仕様にチューンして釣りました。

―― 今回は大会の前々日に大雨が降りましたが、状況にリセットが掛かったという認識はありましたか?

青木 結果的に僕としてはリセットではなかったかなと思います。ある程度変化したことはあるんですけど、プラクティス自体が全部白紙になってしまったということはなかったです。8日間やったプラは生かせたなと思います。

―― アシ撃ちで釣ったんですね。

青木 ビッグフィッシュ賞の魚はアシ撃ちです。

―― そのエリアはどこだったのでしょうか? このあとTOP50の最終戦がありますから話しづらいですか?

青木 大丈夫です。妙岐水道(霞ヶ浦本湖に流入する新利根川の河口付近)っていうところですね。本湖からの入り口のところです。釣ったのは本湖の魚だと思うんですけど、本湖から差し込んできたヤツを獲る。そういったパターンでした。

―― ウイニングクローのフックは何を合せていたのですか?

青木 D・A・Sオフセットの#3/0です。アクションを重視すると#2/0のほうが動きがいいんですけれども、フッキングのよさを踏まえて今回は#3/0を使いました。

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―― 見事なビッグフィッシュでした。今会場に残ってくれているお客さんには選手の釣り方に興味がある方が多いと思います。この秋、利根川水系、霞ヶ浦水系で釣りする際のワンポイントアドバイスをいただけますか?

青木 この水系は魚探を使った高度な釣りというよりは、見えるものを撃つっていうのがいちばん手っ取り早いかな。もちろん釣り方も重要にはなるんですが、とにかく手数を増やして見えるものを撃っていく。これがいちばん魚に近づけるコツかなと思います。
 あと、今回のビッグフィッシュはテキサスリグで釣ったんですけど、やっぱりこの水系にはいろんな釣り方があって、実は競技中いろんなルアーで釣ってます。
 メインになったテキサスのアシ撃ちのほかに、初日の3尾のうち1尾は小さめのラバージグにスタッガー3.5inをつけて巻いて釣ってますし、今日も1尾目をウイニングクローで釣ったあと、2尾目はワイルドハンチのクランキングで、利根川に帰ってきてから2.9inレッグワームのダウンショットリグで2連発しています。サオも10本以上用意して、行った場所に対応できるものをそのとき投げるというスタイルで釣ったんですね。だから、ひとつのルアーに固執せずフィネスから巻き、撃ちまでできるようになってくると、より魚に近づけるフィールドかなと。適材適所でマッチするものを入れていくのが重要だと思います。

―― ちょっと横道に逸れるネタですけれど、今回のオールスターでダイスケ選手が4連覇です!

青木 あー、4連覇しちゃいましたね。さすがですよ、ハッハッハ(笑)。

―― 今回優勝した北大祐選手が昨日、「青木選手が意識しているかどうかは知らないけれど、同期としていいライバルのつもりでいる」とおっしゃっていました。青木選手から見た北選手はどうですか?

青木 ヒューマンフィッシングアカデミー時代から同じで歳も同じなんで、必然的に意識はしますよね。

―― これから青木選手はTOP50のAOYレース暫定一位で最終戦を迎えます。その最終戦で何をしてどうするか、目標を聞かせてください。

青木 そうですね、今27ポイント差くらいでリードしてるんですけど、ここまで来たら年間優勝は獲って当たり前かな、と思います。このあとプラクティスで、このまま残って練習するんですけど、今年ワールドチャンプを獲るっていうのが僕の最大の仕事かなと思ってます。最後まで応援をよろしくお願いします。

―― ありがとうございました。


青木大介選手の釣りの詳細は10月26日発売予定のBasser12月号で詳しく紹介します。また、優勝の北大祐選手、4位の並木敏成選手、5位の伊藤巧選手に密着したDVDも発売予定。こちらもお楽しみに!

  
 
事実、秋は巻きモノが最も効く

「秋は台風や朝夕の気温差などでバスの居場所が変わりやすい季節。だからバスを探せるルアー(=巻きモノ)が有効です」
 そう北大祐さんは話します。Basser11月号では秋の巻きモノを大特集。木村建太さんはマグナムクランク、ブレット・ハイトはチャター系、市村直之さんはスピナーベイトなどを解説。なぜ巻きモノなのか、そしてなぜ全員がグラスロッドを使っていたのか。秋の釣果に直結するヒントが満載です。
 JBTOP50では青木大介さんが今期2勝目を達成した桧原湖戦を詳細にレポート。連日リミットメイク率が90%以上となった初秋のスモールマウスレイクで、青木さんが頭ひとつ抜け出せた理由は何なのか。驚愕のテクニックが明らかになります。


  
 
 

JB TOP50を戦う青木大介選手に完全密着したDVDシリーズ!


SERIOUS 10 2016 JB TOP50参戦記 5th STAGE編

DVD-130分

2016年度JB TOP50最終戦の舞台は霞ヶ浦水系。初日は完全にバスを見失ってしまった青木だったが、2日目以降に怒涛のラッシュを魅せる! 今回は北大祐にも同船。2度目の年間タイトル奪取を目前にした北はプレッシャーを感じつつも試合に集中することだけを考えて本戦に挑む。

 


青木大介 SERIOUS Ⅺ 2017 JB TOP50参戦記 1st & 2nd STAGE編
DVD-165分


2017年初戦の舞台は福岡県遠賀川。青木自身「かなり苦手意識が強い」と言うように今年も大苦戦を強いられる。青木はこの苦境をいかにして乗り切ったのか―。見事優勝した第2戦の舞台は広島県と山口県の県境に位置する弥栄湖。得意の虫パターンで好スタートを切った青木だったが、日を追うごとにパターンに陰りが見え始めていた。2位の三原選手とは約1kg差。決してセーフティーリードとは言えない展開の最終日、青木はどのようにしてバスを手にしていったのか。

 


「適材適所」を知れば、バス釣りはもっと簡単になる。
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適材適所のルアーセレクト




 

青木大介がタックル2本に限定し、霞ヶ浦、西湖、亀山湖、相模湖、琵琶湖南湖を攻略。2タックルの可能性と限界を解説しながら、創意工夫とアイデアによって釣果を伸ばす方法をリアルに紹介!

 

タックル2本のバスフィッシング

著者:青木 大介

  
 

2017/10/6

最新号 2018年1月号

2017年を締めくくるバスとの出会いは「中層で」  もうすぐ冬の入り口、12月。年内最後のバスを釣るためのカギは「中層」にありました。  特集の冒頭では、山岡計文さんが「バスはボトムにいない。だから私はボトムを釣らない」と、自身の経験に基づく「ボトム否定論」を展開。  さらに北大祐さんはディープクランク、平川皓也さんはジャークベイト、川村光大郎さんはラバージグ、伊藤巧さんはネコリグと、4者4様の中層攻略テクニックを公開します。  台風の影響でワンデイ戦となったJBTOP50最終戦では、青木大介さんに密着取材。年間タイトルに王手をかけながらも正午までノーフィッシュ。吐き気をこらえ、苦しみ抜いた戦いの記録は必見です。そして後日のインタビューでは「驚きの展望」が語られます。  また、この霞ヶ浦戦を勝った関和学さんのパターンを追加取材を行なって詳報。ベイトフィッシュに着目した、消波ブロック帯の「中層」を釣る技は必見!! 寒い季節の一尾に繋がるヒントが盛りだくさんです。
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