2019 THE WILD CARD霞ヶ浦戦/13位タイ 小田島悟選手のパターン
強風のなかでも繊細さを失わないオダジーのシャロー撃ち
瀧崎雅美=写真と記録
7月26日に開催された2019 THE WILD CARD霞ヶ浦戦。出場した全16名の当日のエリア、メインルアー、釣り方を紹介していきます! 今回は小田島悟選手です。
13位タイ 小田島悟選手 0尾0g
順位:13位タイ主なエリア: 霞ヶ浦西岸エリアをラン&ガン
メインルアー:

●フラップクロー3.3in(リーダーレスダウンショット/エバーグリーンインターナショナル)
当日のパターン
プラクティスの感触が悪く「あんまり釣れてないんだよね……」とスタート前に漏らしていた小田島選手は霞ヶ浦西岸エリアをラン&ガンして新たな可能性を探った。
朝イチは沖宿エリアでシャローを撃った。朝から南風が当たっていたが、エレキを極力踏まずに釣りができるようパワーポールを駆使するなど、プレッシャーを与えないよう心がけているのが見て取れた。

次に入った桜川では、下流域のシャローをリーダーレスダウンショットリグとノーシンカーで撃ち、川のやや沖にある流木はウェイテッドフックをセットしたバスエネミーで探った。風の中でもノーシンカー的プレゼンテーションを行なうねらい。
備前川河口、技研前をチェックしたのち西ノ洲の浚渫へ。浚渫ではボートポジションを水深4mのところにとり、水深1mほどのブレイクのショルダーからフットボールを軽くシャクるようにスイミングさせてねらう。

その後は州の野原(真珠棚)、古渡、大山、美浦などを探ったものの、バイトをとらえることができずストップフィッシング。

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2019/8/27