サイト・ビー by Basser
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2019年JB TOP50最終戦・桧原湖レポート/藤田京弥選手が年間タイトルを獲得

JB TOP50昇格2年目でグランドスラム達成の快挙!

サイト・ビー=まとめ
fujita_sashikae

嵐のワンデイ決戦


 10月11日(金)~13日(日)での開催が予定されていたJB TOP50最終戦・桧原湖は、超大型台風19号の接近を受け、11日(金)のみでの開催、つまりワンデイ決戦となりました。

 Basser取材班が同船したのは第4戦終了時点で年間ランキング暫定2位につけていた藤田京弥選手。現在弱冠23歳ながら、昨年はJB TOP50年間2位、第2戦の七色貯水池戦で優勝、マスターズA.O.Y.、さらにジャパンスーパーバスクラシック優勝と大暴れした新星です。

fujita04 3日間の開催に比べリカバリーの効きづらいワンデイ決戦においても「そのとき釣れるバスを探す」ということを徹底した藤田選手。試合開始前に「最低3㎏」と目標ウエイトを立てていたが、気づけば4㎏超え。準優勝でのフィニッシュで改めて怪物ぶりを見せつけた

 藤田選手はこの最終戦を準優勝で終え、年間ランキングで首位を走っていた三原直之選手を抜いて逆転A.O.Y.を決めました。これで、藤田選手はJBトーナメントの3大タイトルをわずか2年で獲りきり(今年はエリート5が開催されないためカウントせず)、グランドスラムを達成してしまったのです。

 なぜ藤田選手はこれほどまでに強いのか。その核心と当日の詳細には次号の『Basser』誌面で迫るとして、ここでは試合当日に藤田選手がやっていたことを少しだけ紹介します。

サイト率、ほぼ100%


 釣りの種類は多岐にわたり、沖のハンプ、立木、ボイル撃ち、シャローでのサイトなど、考えうる手段を総動員してバスをかき集めました。しかしそのすべてに共通していることがあります。それはキャストの99%以上が、「バスを確認した状態」で行なわれていることです。シャローのサイトではバスを目視し、ミドル~ディープの釣りでは必ずライブスコープでバスの姿、状態などを観察して1投1投効率のよいアプローチを徹底していました。

fujita02 ベースとなるウエイトを稼ぐはずだったハンプの釣りが機能せず、シャローのサイトも不発。昼前にエリアと釣りを大きくシフトすることを決断

 もはや、ライブスコープを搭載していることはJB TOP50においてはアドバンテージになりません。記者が確認しただけでも、半数ほどの選手のエレキにあの特徴的な振動子が付いていたからです。つまり、ライブスコープでバスが見えるというのは、シャローでバスを目視するのと同じ状態。それが釣れるかどうかは、アングラーの腕次第ということです。

 たしかに、ライブスコープが登場した当時は、画面で確認できたバスを簡単に食わせることができたかもしれません。しかし、だれもが水中の「サイトフィッシング」を行なうようになった今、状況は変わってきていると藤田選手本人も、その他多くの選手も感じているようです。

 たとえば、藤田選手が試合終盤に立木から900gクラスのキッカーフィッシュをキャッチした際に行なっていたアプローチは、4Lbラインのダウンショットを立木に引っ掛けた水中チョウチンでした。立ち木にボートをベタ付けに近い状態で寄せ、超ショートディスタンスで執拗に立ち木を攻める姿は、遠賀川のインビジブルストラクチャーを撃つ沢村幸弘選手を見ているようでした。

fujita03 立ち木に浮くスモールをダウンショットの水中チョウチンでねらうため、超ショートディスタンスでアプローチ

 また、この試合を優勝した藤木淳選手も、ライブスコープの応用的なシステムをフル活用して優勝を決めました。こちらの詳細も次号のBasserで詳報予定です。お楽しみに!

fujiki01 fujiki02 優勝は藤木淳選手。常に任意の方向を映し続ける「ライブスコープ・ローテータシステム」を駆使してグッドサイズのボイルフィッシュを次々食わせた。今年でJBトーナメントからの引退を表明していたベテランが有終の美を飾った


◆詳しい結果はJB/NBC公式サイトにて!


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 4人のテクニックや、喜怒哀楽、まさかのハプニングなども見ものですが、「限られた時間内で、最大の釣果を上げるためには、どのようなフィールドをどのタイミングで、どのように釣ればいいのか」また「手堅い釣りをしたいとき、リスクを取ってでもデカいバスをねらいたいときはどうするのか」といった各選手のねらいと動き方にも注目です。私たちが週末の釣行で「どのフィールドに行こうかな? 何をしようかな?」ということを考えるうえで、4選手の考えは大きなヒントになるはずです。
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