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THE WILD CARD霞ヶ浦戦・川又 圭史選手のフットステップ

桜川のカバー撃ちで1800gクラスをキャッチ!

池島 竜一=レポート、サイト・ビー=まとめ

2018年7月27日(金)に行なわれた、2018 Basser Allstar Classic THE WILD CARD・EASTERN DIVISION霞ヶ浦戦
各選手に同船したプレスアングラーのメモをもとに、競技中の全選手の足取りを公開します!

川又 圭史選手


5番フライト。
スタート後、桜川に入る。

「今日は桜川と心中します」

プラクティス段階では一番数が釣れた場所だそうだ。また、サイズ的にも1200gも混ざっていたとのこと。花室川もチェックしていたが、単発でグッドサイズ(1800g)が釣れてはいたものの数は釣れなかったという。

前方には加藤選手艇が上流を目指していった。やがて後方からやってきたパントボートの蛯原選手艇に追い越されていった。蛯原選手は我々にも航路を指差して指示してくれた。

「プラクティスを行なったときよりもさらに水位が落ちている」

加藤艇、蛯原艇はアルミボートだが、川又艇はRanger188VS。このボートでどこまで遡れるのか? 流入河川域はデッドスローエリア。上流域まで果てしなく遠く感じる。


6:05
■桜川中流域
●スモラバ+テナガホッグ
「朝の時間がもったいないですね」ということで釣り開始。だがここは本命のエリアではなさそうで、かなり速いスピードでボートを流しながらスポット的にルアーを撃って行く。

0602
「浅っ!」
川の水位が落ちたことによりアシ際の水位が極めて浅いようだ。
「ベイトが少ない気がする。プラクティス時にはエビが跳ねるようすも見えましたけど今日はそれも見えない」

6:10
●シャワーブローズショーティー
「朝ですし、岸際の水深がないので手前をウロウロしているバスがいるのではないかと」

上流へと向かいながらシャワーブローズを投げていく。アシ際、橋下のシェード、杭の並びなどを広範囲に探っていくが反応はなかった。

6:15
「ちょっとボラが多くなってきたかな?」

6:20
ベビーファットイカ(ノーシンカー)を数投。すぐにスモラバ+テナガホッグに戻す。

6:25
●シャワーブローズショーティー
「この付近ではプラクティスで釣っています」

オイルフェンスの中でボイルらしきものを目撃。ただし、オイルフェンス内にはルアーを投げず。

6:30
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホグ
ルアーチェンジ。岸際を撃ちながらさらに遡上する。
「JBの試合では使えないんですが、自分はリビングラバーのジグが好きなんです。わざわざ探して買って来ましたけど手持ちが2個しかない」

※Feco認定はシリコンラバーでないと通らないため

6:40
さらに上流へ移動。
「この辺りは臭いですね」
国道6号手前付近。左岸の樹木帯がシラサギのコロニーになっている。糞の臭いが凄い。樹木も糞で白くなってしまっている。

0645
6:45
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
水没したササのシェード部分をねらう。

6:50
国道6号の橋下を通過。アルミボートを降ろしている人が複数いる。

「平日ですけど、アルミの人、結構いるんですね」

半分以上はトップウォーター系のアングラーのようだ。挨拶をして通過。

6:55
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
国道6号の橋下を通過。撃ちながら上流へ。
アワせるが、根掛かり……? ワームに付いている歯型をチェックする。
「食ってた。化けてしまいました。(歯型を見て)サイズはまぁまぁデカそう。実はプラクティスのときもここで食ったんです。チクショー! ジグをちょっと上方向にリフトアップさせたときに来ましたね」
ベビーブラッシュホッグを新しいものに交換。

7:00
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
再びアワセを入れるが空振り。
「でも今のは違ったかな」

0707
7:20
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
アワせるがスッポ抜け。ワームには歯型が残っていた。
「バイトが浅い。(バイトが出てきたのは)川を遡って水温が下がってきたせいかも。流れが利いているところでバイトがあります」

7:25
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
キャットフィッシュがヒット。本大会ではネットが使えない。ボートべりでフックを外すのに手こずる。

0724
「2個しかないジグ、駄目にしたくない。この辺りはだいぶ水が綺麗になってきましたね。キャットフィッシュがいるということはバスもいるはず」

7:35
●スモラバ+テナガホッグ、ハイピッチャー、シャワーブローズショーティー
沖も浅く、杭の並びがある。ベイトフィネスを数投。ハイピッチャーで杭列に沿ってトレース。杭列およびその周辺をシャワーブローズショーティーで広く探る。

7:40
●ファットイカ
岸沿いのブッシュを撃つ。

7:50
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
「今日はジグのほうが釣れそうな気がする」

8:00
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
ヒット! 秤で計測すると1100g。

0800
「これが自分の釣り!」
※川又選手は印旛沼育ちなのでラバージグやテキサスリグのシャローカバー撃ちが大好き。

8:10
●シャワーブローズショーティー
浅くなり、サンドバー状になった地形も出てきたのでトップにも出そうな雰囲気はあった。

8:20
常磐道の手前まで遡ってきたが、川の中央でもエレキが底を擦ってしまう。ここら辺が限界か? しかし、何とか水深のある筋を見つけて遡上を継続。

0821
常磐道橋下を通過。すると、上流側は少しだけ水深があった。まだ先に行けそう。

8:30
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
ヒット! 秤で計測すると720g。

0834
0835
「今日はこれ(ジグ)しかないかな。カバーではなく、粘土質のエグレからバスが出て来るようです。今日のバイトはみんなそう。桜川のバスはコンディションもいいです。プラクティスで釣れた本湖のバスは痩せているものが多かった」

8:40
●バンドゥクロー(リーダーレスダウンショット)
岸際を撃ってみる。

8:50
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
ヒット! 

08kawamata
一瞬キャットフィッシュかとも思ったがすぐにキッカーフィッシュと判明。急いでバックシートへ移動。
※ネットが使えないので喫水の低いポジションでのハンドランディングを試みるため

0848
0849
思わずガッツポーズで雄叫びを上げる。秤で計測すると2kg近い。
※本部計測は1795g

0850
「あと2尾!。このバスもやはりカバーではなく粘土質のエグレから出て来ました。粘土質のところにはザリガニがいるんじゃないかな」

たしかに、巣穴らしきものも多数視認できる。

「自分は印旛沼も旧吉野川もジグのウェイトは9g。1/4ozでは軽く3/8ozではちょっと重い。その間のウェイトが丁度扱いやすいんです」

9:15
●スモラバ+BFシュリンプ3.4in
「このルアーだとサイズはまちまちになってしまうんですけど」

9:20
裸眼でもはっきり底が見えるほどに浅くなった。エレキも完全に底を擦るようになり、これ以上の遡行を断念。下りながら釣る。

9:40
●テナガホッグ(テキサスリグ)
2度ほど、コツコツとしたバイトがあった。ブルーギルだろうか?
「プラクティスのとき、ブルーギルかな? と思うような小魚の群れがいて、よく見たらバスの稚魚だったんです。ちゃんと再生産されているんだなって嬉しく思いました」

9:45
●ファットイカ
シェード撃ち。

9:50
●フットボールラバージグ+バンドゥクロー
岸から一段落ちた場所を探る。

10:00
●テナガホッグ(テキサスリグ)
少しスローペースで探っていく。

10:10
●テナガホッグ(テキサスリグ)
ノンキーパーをキャッチ。
「プラクティスではこのサイズもよく釣れました。ノンキーですけど太っていて物凄くコンディションがいいですね」

1006
10:20
●シャワーブローズショーティー
数投してすぐにO.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグに替える。

10:35
●O.S.Pジグゼロワン9g+ベビーブラッシュホッグ
アワせるがスッポ抜け。
「食ってた!ノンキーかな?」

10:40
しばらく下流に下ったがバイトがない。水温も上流より高く水も悪い印象。
「カレントが出ている場所でないと駄目っぽいですね」
再び上流に向かって撃ち始める。

10:45
遡行限界エリアへ到達。再び下流方向へ。

10:50
●スモラバ+テナガホッグ
川の真ん中に沈んでいる流木を丹念に探る。

11:00
●ベビーファットイカ
岸際の粘土質のエグレを探っていく。
「ザリ穴、結構ありますね」

11:10
●6.5inカットテールワーム
醤油工場前のゴロタ石エリアを探っていく。
「このサイズのストレートワームだから食うってこともあります」

11:30
●ファットイカ
直後、怪しい感覚がありアワセを入れたが……。
「今のは多分、枝」

11:45
●シャワーブローズショーティー、KVD1.5
「バスがシャローをうろついていない。いそうな気がするんだけどな」

11:50
●ファットイカ
また怪しい感触あり。枝かと思われる。
「プラクティスのとき、バイトの出方は物凄く明確だったんです。ゴン! という感じでした。それが今日のバイトの出方はかなり不明瞭。食い渋っているのは確かだと思います。まだ農薬散布の影響が残っているのかも」

12:00
●ハイピッチャー
水門周りを探る。この日、各所の水門はかなり水を吸水していた。

12:05
●ファットイカ
バラシ。ノンキーパーと思われる。
「今のバイトもアタリが全然出なかった。やはり食い渋っているのは間違いないと思う」

1227
12:30
「やはりカバーの中は食わないです。朝よりさらに減水している」

12:50
大きく下流へ移動。イオン前の水門まで下ってきた。
スモラバ+テナガホッグでオイルフェンス際をねらう。
「この水門も吸水している。減水の原因のひとつでは」

12:55
左岸では盛んに草刈作業が行なわれており、それに伴うホコリが舞っている。

「池島(プレス)さん、草刈機まさおって知ってます?」
※そのような製品名の草刈機があり、ヒット商品なのだとか。

ここで水温が29℃台。上流部が25℃台だったため水温の落差が激しい。ライブウエル内を確認し、バスのケアに気を使っているようすが伺える。幸い、ライブウエル内のバスは皆元気だった。

13:05
さらに大きく下流へ移動。
スモラバ+テナガホッグで探っていくが、明らかに水が悪くなった印象。折からの東風によって、底荒れした水が桜川内にも入ってきているようだ。

13:15
●スモラバ+テナガホッグ、バンドゥクロー(テキサスリグ)
再び大きく下流へ移動。岸沿い、橋桁などを撃ってみる。
付近には大高選手艇や一般アングラーのボートも浮いている。

1316
1318

13:35
■桜川河口付近
●ハイピッチャー
河口出口付近のゴロタをスピナーベイトで探る。
「以前と比べて随分浅くなったな、それに濁り過ぎだな」

13:45
少し移動し「あと3投出来る」と言いながらエレキを降ろしたが、すぐにエレキを引き上げた。
「新港の方に、セール(ヨット)が沢山出てきた。動きが読みづらいので、危険回避のためにデッドスローで迂回して新港に入ります。終了です」


川又 圭史選手の成績
3尾3565g……8位

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