サイト・ビー by Basser
バスフィッシングひと筋30年。バサーをつなぐウェブメディア

川村光大郎の答えはスナッグレス・ネコ :第4回(最終回)

ミスなく活用するための要点を押さえよう

Basser編集部=写真と文
kawamura04

「食わせの利くネコリグで、ストレスなくカバーも撃ちたい」
「根掛かりしたくないけれど、バスはしっかり掛けたい」
川村光大郎さんが編み出したスナッグレス・ネコリグは、矛盾していたこれらふたつの欲望を同時に叶えた。
この記事では具体的な使用方法を紹介させていただきたい。


※この記事はBasser2013年9月号に掲載されたものを再編集しています

スナッグレス・ネコの構造 261-kawa-007 普通にラインにN・S・Sフックを結んでからこのようにセットする。セットする位置の目安としては、「これまでマスバリをチョン掛けしていた位置が、フトコロの中心(アイとフックポイントの中間)にくるように」と川村さん。「セットするときはハリ先を抜いてから戻すのではなく、ワームの厚みの半分くらいの位置に留めて、ハリ先をワームに埋めておいてください。しっかりアワせれば、これでも確実にいいところに掛かります」

正しく使えばきっと得られるものがある!


 前回までの記事で解説したように、N・S・Sフックを用いた川村さんのスナッグレス・ネコは、その特性を理解してメリットを引き出せるアングラーが使ってこそ大きな威力を発揮してくれる。

 誤解を恐れずに書けば、ネコリグは、リグそのものにバスを釣るための大きな力が備わっている。そのため、初心者が使ってもそれなりにバスを手にすることができる。たとえば従来のチョン掛けスタイルなら、向こうアワセ気味にハリ掛かりしてくれることもあるだろう。

 しかし、ネコリグに対してそうした認識をもつアングラーが、「根掛かりしにくい」というスナッグレス・ネコのメリットだけを見てこのリグを使ったらどうなるか。たぶん、アタリに対して手にできるバスの割合は減るはずであり、そのアングラーにとって「従来よりフッキング率もキャッチ率も高い」という川村さんの言葉はウソになってしまうのではないだろうか。

 似たような誤解は、テキサスリグにおいてストレートフックの性能が見直されたときにも起こった。ちなみにそのときのことがフックに焦点を当てた特集号の企画理由のひとつになったりもした。

 話が横道に逸れてしまったが、N・S・Sフックがまだ川村さん手製のチューンドフックだった2011年秋、Basserはこのフックがネコリグの新たなスタンダードのひとつになると確信して巻頭記事で紹介させてもらった。

k006
Basser 2011年11月号 特集「根掛かりさせずにバスへ近づく7人のオカッパリ考」



 現在、N・S・Sフックは手間の掛かるチューンなしに製品として入手できる。このフックとスナッグレスのメリットを生かして、多くのアングラーに大きなバスをたくさん釣ってほしい。そのためには、このリグの要点を正しく理解することが先決だと思う。そうすれば、たしかな上達の手応えと、このリグだからこその釣果が待っているはずだ。最後に、第1回~3回までにお伝えしたスナッグレス・ネコの要点をまとめるのでおさらいしておこう。

スナッグレス・ネコ活用のキモ

●フックは適正なサイズを適正な位置にセットしよう。ワームがボトムに45度前後の角度で立ってくれる位置が理想。サイズ選びは第2回に掲載したセッティング例を参考にしてほしい。

●従来のネコリグよりもフックがバスの口に入りやすい! ただし、ディスタンスによっては充分なフッキングパワーを伝えられず、キチンと貫通させられないことも。ラインスラックをしっかり巻き取った状態から、グイ~ッと力強くアワせよう。

スナッグレス・ネコ推奨タックル
※2016年の情報です

ロッド●スティーズ・ウェアウルフ661MFB-SV
    ブラックレーベルPF6101MLFB
リール●SSエア8.1L
ライン●スティーズフロロType-フィネス10Lb
( 場所によっては8LbやスティーズフロロType-モンスター12Lbも)
※すべてダイワ



01川村光大郎さんがスナッグレス・ネコと並んでよく使うルアーのひとつがスモラバだ。とくに「秋こそスモラバのマイクロピッチシェイクが有効」だという。Basser2016年11月号で、その理由を詳しく解説してもらっているので要チェック!

↓表紙クリックでBasser2016年11月号の試し読みができます basser11
 



 
バスフィッシングにおけるフック選びの道しるべとなってくれる1冊。
k011
FINAL Ans. of Hook
ファイナルアンサー・オブ・フック
フックセレクトの結論
 

  
誰よりも釣るための
マル秘オカッパリレッスン開講!
川村光大郎 ”釣れる”オカッパリの歩き方vol.01基礎編
DVD-170分
 
 

2016/10/15

おすすめ記事

最新号 2017年11月号

 「秋は台風や朝夕の気温差などでバスの居場所が変わりやすい季節。だからバスを探せるルアー(=巻きモノ)が有効です」そう北大祐さんは話します。  今号では秋の巻きモノを大特集。木村建太さんはマグナムクランク、ブレット・ハイトはチャター系、市村直之さんはスピナーベイトなどを解説。なぜ巻きモノなのか、そしてなぜ全員がグラスロッドを使っていたのか。秋の釣果に直結するヒントが満載です。  JBTOP50では青木大介さんが今期2勝目を達成した桧原湖戦を詳細にレポート。連日リミットメイク率が90%以上となった初秋のスモールマウスレイクで、青木さんが頭ひとつ抜け出せた理由は何なのか。驚愕のテクニックが明らかになります。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

Basser最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

NOW LOADING