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ルアー別フッキング実例集⑭
加藤誠司×シャロークランク

前アタリはスルーして本アタリでフルフッキング

Basser編集部=写真と文
今のバイト、どうやってアワせればよかったんだろう?
貴重なバイトを逃せば、誰もがそう思うでしょう。
上手な人はどうやってアワせているのか。
それぞれの十八番ルアーのアワセ方、訊いてきました。


解説=加藤誠司(かとう・せいじ)
数々の名作を生み出し続けるルアーデザイナー。JB TOP50に参戦するトーナメントアングラーでもあり、主な戦績は2014年最終戦優勝、2010年第3戦優勝など。また2015年からは米国B.A.S.S.にも参戦中。


この記事はBasser2015年4月号に掲載されたものを再編集しています。



シャロークランク

kato アスカ60SR(ジャッカル)

 クランクを引いていると、プルッ、コツッといった前アタリが出ることがある。このときバスはルアーを食ってるんだろうけど、フックポイントがバスの口のどこにも立っていない状態だと思う。アワセを入れるのはドン! ときたり重みが乗ったりしたタイミング。思いっきりロッドでアワせて、そのあとはとにかくハンドルを速く巻く。ロッドワークで掛けつつ巻きアワセも入れるイメージ。このときロッドを縦方向に煽っちゃうとそのあとラインスラックが出やすくなってバラしやすい。横、もしくは斜め上方向にフッキングするといいよ。

 トレブルフックは意外とバスの口を貫通しにくいことも知っておくべきだね。シングルフックの場合、600〜700gの力でバスの口を貫通すると言われているんだけど、トレブルフックの場合はポイントが多い分フッキングパワーが分散するから刺さり方によってはさらに力が必要。結果的に「ハリ先がバスの口に乗っているだけ」のような危なっかしい状態でファイトしなきゃいけない機会が多い。

 このケースでバラシを防ぐには巻き続けてイトフケを出さないことが最重要。自分の場合、ギヤ比7.4:1のハイギヤリールを合わせてフッキング後に速く巻くことを心がけてるよ。

 グラス素材を用いたロッドもバラシ防止に効果的だね。首振りや船べりでの突っ込みがあったときにグーッと曲がって追従してくれるから、薄皮一枚のハリ掛かりでもバスを逃がしにくいんだ。

 じゃあクランキングにはグラスロッドが絶対かと言うとそんなことはない。バラしにくいのはたしかだけど、クランクの動きがワイドになりすぎてバイトが減った(もちろん逆もある)体験も過去にあるからケース・バイ・ケースとしか言えない。ちなみに乗りに関してはグラスもカーボンも大きな差は感じないというのが正直なところだね。

加藤誠司さんのシャロークランク用タックル
ロッド:ポイズンアルティマ170M(シマノ)
リール:メタニウムMGL HG(シマノ)
ライン:レッドスプール14Lb(ジャッカル)




 Basser2016年12月号の「モノの舞台裏」では、加藤誠司さんが開発に携わった話題の新作バイブレーション「TN70 TRIGON」が登場。特徴的なウエイトがもたらす恩恵やタックルセレクトなどを解説しています。


  
 

 

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2016/11/8

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