<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=170559842213036&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">
編集部2016年10月28日

THE HISTORY OF ALLSTAR CLASSIC :第27回

Basser バス釣り

2012年の第25回大会。ノーフィッシュ続出のタフな2日目を、ダウンショットリグで制した小森嗣彦選手が優勝を飾りました。 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。

第25回大会優勝はタフな状況をダウンショットリグで制した小森嗣彦選手

Basser編集部=写真と文


第26回大会・利根川水系(出場25名)                        
Place Name Total weight(g)
1 小森嗣彦   5890
2 村川勇介   5230
3 山木一人   4660
4 清水盛三   3910
5 小野俊郎   3720
※表中敬称略にて失礼します

DAY1

2012年10月27日(土)、千葉県利根川水系。
『Basser Allstar Classic 2012』の第1日目が始まった。
day1_03
午前5時、選手ミーティング。
スタート順を決めるくじ引きで1番手を引き当てたのは成田紀明選手。
次いで大塚選手、並木選手が続き25名の選手たちのスタート順が次々に決まっていく。

 
 
スタートはくじ引き順に午前6時30分過ぎから始まった。
昨年の大会よりも3週間ほど早い開催のため空はすっかり明るくなり
美しい朝焼けをバックに25名の選手たちが広大な利根川水系に散っていった。
day2_01 day1_03
午前8時過ぎから本日第1回目の途中経過がプレスアングラーへの電話連絡により集計された。
 
 
スタートダッシュに成功しているのは並木選手(1900g)、村川選手(1300g)の2名。
1尾をキャッチしているのは山本寧選手(600g)、深江真一選手(1000g)、田辺哲男選手(1000g)、清水綾選手(400g)、小田島悟選手(1000g)の以上5名。
 
 
なお、上記ウエイトは推定ウエイトであり1kg以上の魚はすべて1000gとして計算している。
たとえば、現在2尾/1900gをキャッチしている並木選手は2000g以上のウエイトがある可能性も充分にある。
この後の並木選手の動きに注目したい。
 
 
10:00am時点の途中経過報告がまとまった。
並木選手は2尾/1900gのまま変わらず。
関和選手はエンジントラブルに見舞われたが無事に再出発。1尾/500gをキャッチしている。
 
 
清水綾選手は1尾追加に成功し2尾/1000gとウエイトを伸ばしている。
小森選手も1尾をキャッチし推定ウエイト700gとした。
 
 
午後12時30分、本日最後の途中経過が集計された。
リミットメイクし、入れ替えを行なっているのが村川選手。
5尾/3100gで現在、暫定トップ。
これに続くのがゲーリー・ヤマモト選手。4尾/2650gでトップを追っている。
 
 
午後2時から始まったDAY1のウエイインショー。
タフコンディションの利根川水系を表わすようにリミットメイクしたのは村川選手のみ。
入れ替えにも成功し、5尾/4010gで2位以下に1500gもの差をつけて独走状態で暫定トップを獲得した。
 
 
村川選手に次いで好ウエイトを叩き出したのはゲーリー・ヤマモト選手。4尾/2510gで初日の2位につけている。
誠意のこもったウエイインショーでのインタビューはこの日いちばんの拍手を誘っていた。
 
 
明日は天候が下り坂で、午後からは降雨も予想されている。
コンディションが大きく変わるだろうと多くの選手が口にしたDAY2。
このまま村川選手が独走するのか、2位以下の選手が追い上げを見せるのか。
最終日の行方に注目したい。

DAY2

2012年10月28日(日)、千葉県利根川水系。
第26回目の開催となる『Basser Allstar Classic 2012』の最終日が始まった。
天候の悪化が予想されているが、早朝の佐原周辺は風もなく晴れ上がっている。
午前5時45分、ランチング開始。
 
 
スタート前インタビューの後、DAY1とは逆の順番でスタートしていく。
暫定トップの村川選手は14番手、2位の好位置につけているゲーリー・ヤマモト選手は村川選手のすぐ後ろ15番手スタートだ。
 
 
選手たちの帰着時間はDAY2よりも1時間早い午後1時。
半日後には第26代のBasser Allstar Classic ウィナーが決定する。
なお、DAY2の途中経過報告は午前8時と10時の2回のみの予定。
 
 
午後1時、最終日のウエイインショーが始まった。
day2_11
昨日までとはまた違った状況に多くの選手たちが苦戦を強いられ11名の選手がノーフィッシュに終わるという予想外の展開に。
そんなかつてないタフコンディションのBasser Allstar Classic 2012を制したのは前日4位だった小森選手!
 
 
朝イチに1kgオーバーのキッカーフィッシュをダウンショットリグでキャッチして、この日はただひとりリミットメイクを達成!!
TOTAL 5890gで前日トップだった村川選手を振り切って悲願のBasser Allstar Classicチャンピオンになった。
day2_12
Basserオールスタークラシック2012
FINAL Result
優 勝 小森嗣彦  5890g 9尾
2位 村川勇介  5230g 7尾
3位 山木一人  4660g 6尾
4位 清水盛三  3910g 4尾
5位 小野俊郎  3720g 7尾
6位 深江真一  3550g 4尾
7位 青木大介  3360g 5尾
8位 川口直人  3030g 6尾
9位 ゲーリー・ヤマモト
         2510g 4尾
10位 小田島悟  2440g 3尾
11位 田辺哲男  2210g 2尾
12位 大塚 茂  2150g 2尾
13位 並木敏成  2050g 2尾
14位 成田紀明  1870g 2尾
15位 桐山孝太郎 1790g 2尾
16位 河辺裕和  1710g 2尾
17位 赤羽修弥  1440g 2尾
18位 沢村幸弘  1410g 2尾
19位 山本 寧  1330g 2尾
20位 沖田 護  1150g 2尾
21位 清水 綾  1130g 2尾
22位 菊元俊文   830g 1尾
23位 吉田秀雄   570g 1尾
24位 関和 学   490g 1尾
25位 福島 健     0g 0尾



掲載は2013年1月号
201201


2016/10/28

おすすめ記事

記事検索

  • 検索フィールドが空なので、候補はありません。

月刊つり人 最新号

つり人 2020年5月号

列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。