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Basser Allstar Classic 2016第3位菊元俊文
表彰式インタビュー

スモラバのテトラ穴撃ちでスコアをまとめた2日間

サイト・ビー=文
dsc_1117 この記事はBasser Allstar Classic 2016表彰式での菊元俊文選手へのインタビューを掲載しています。司会はBasser編集長の堀部政男

テトラ撃ちをノーミスで実践したMr.ビッグバイト


―― 2日間で8尾、トータル6660gをウエイインした菊元俊文選手です。壇上へお願いします。先ほどウエイインショーのときに腕を悪くされていたというのを伺いました。そんななかで試合されていたんですね。

菊元 スモラバが上手くなりました!

―― なるほど! ポジティブですね。

菊元 でもね、JBやってるころはライトリグが上手いと思ってたんですけど、トーナメントの釣りをやめてメディアの釣りになると、でっかいルアーとか、ラバージグは上手くなるけど、ライトリグは下手になる。僕は「何かが上手くなったら何かが下手になるなぁ」と思ってるんで、今回はスモラバが上手くなったということですね。

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―― 菊元さん流のスモラバの使い方って、ウエイインショーでのお話ではテトラの狭い隙間を選んで撃っていくということだったんですけど、具体的にどのスモラバ、トレーラー、ウエイトを使ったかなどを教えていただけますか?

菊元 その前にですね、僕はこれしか大会は出てないので、プラクティスって普段やらないんです。でも今回は1週間くらい真面目にやろうと思って出たんですけど、直前に雨が降って、今回も多分寒くなるやろなっていうことで、「寒なったらどうなるんかなぁ」ということを念頭に置いて練習やってました。たとえばテトラだったら穴のなかに潜るかな、と。
 ワカサギがまだあんまりいる感じがなかったので、囲われているところ、ブロックされているところをやろうかなって思ってやってました。それで、たまたまテトラを見てたら、ゴリがおるのが見えたり、エビがピピッて跳ねたりするところがあったので、福島健のC4シュリンプっていうのがよく似てるじゃんっていう感じでトレーラーに選んで使ってました。
 今までならテトラをやるとしたらクランキングとかでダーッと流して「あ、おらん。あ、おったなぁ」みたいな感じでやると思うんですけども、そういう釣りはほかの選手もやるだろうなと思って、それならこの水系にはテトラいっぱいあるんで、ほかの選手がめんどくさくてやりたがらないことをやろうかなという感じでスモラバを入れてましたね。

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―― いつもと違った釣りをやってみて意外に「おるなぁ」っていう感じなんでしょうか?

菊元 そう、結構大きいのが練習でも釣れた。ただ、タックルセッティングが非常に難しかったですね。10Lbで2.7gのジグを使ったんですけど、切られるかなっていう不安があって、リーダーに16Lbを組んだりとかも試しました。

―― フロロの10Lbにフロロでリーダーを組むんですか?

菊元 そう。で、リーダー結んだところがちょうど目印になって水深がわかる。ほかにも12Lbでやったりとかいろいろ試したんですけど、結局ラインが太くなると上手く落ちないからなのか、食わないですね。で、しょうがないので10Lbで無理矢理やったんですが、テトラの穴に入れる角度と出す角度がなるべく同じになるように入れていったので、テトラの奥で食わしてるんですけども、フッキングと同時にバスがこっちに向いて出てくるんでノーミスで獲ることができました。

―― ノーミスですか!

菊元 ノーミスでしたね。

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―― 菊元さんはたくさんのエバーグリーンのプロスタッフたちをまとめ上げる要の立場にいらっしゃると思うんですけど、このオールスタークラシックには国内外で活躍されている中堅・ベテランの選手からTOP50のなかで若手から中堅にかかるくらいの勢いのある選手まで、たくさんのエバーグリーンのプロスタッフたちが出場されています。そのチームメイトと競い合うオールスターっていかがですか? 

菊元 やっぱりね、トーナメントで同じ土俵で戦える幸せっていうのをものすごく感じてます。あと、皆やっぱり強いというか、個性が豊かですね。僕、今回出てないですけど関和(学)に怒られまして、「ちゃんとキーパーを釣る練習をしましょうよ。いつもみたいにデカいのを3つだけ、とかダメ!」って言われましたんで。毎年試合をやろうと思って練習してるんですけど、「まぁ、デカいの3つでいいか」みたいなノリになっちゃうんで、今回は5本獲りたいなと練習を真面目にしました。いつも真面目にやってるんですけど(笑)。

―― 真面目の方向性が今回は違ったということですね。

菊元 はい。

―― それが初日のウエイインショーの「なめたらアカンぜよ」というコメントに繋がったんですね。「ライトリグでもまだまだやるぜ」と。

菊元 いやいやいや、ホンマね、今日5回「おったなぁ」って言いたかったんですけど、今回の釣りだと5回言えてたとしても北君に負けてましたね。でも、まぁまぁ、普段はメディアでやっているビッグベイト親父が出させてもらって、ひさびさの楯を獲ることができて、個人的には非常にうれしく思ってます。運営の皆様、本当にありがとうございます。それと、お寒いなかたくさんお越しいただいたお客様、本当にありがとう。めっちゃハイになりました。ありがとうございました。

―― ありがとうございました。JBの初代ワールドチャンピオン、トーナメントアングラーに戻った菊元俊文選手でした。


 菊元俊文選手の釣りの詳細はBasser 2016年11月末発売号で余すところなくお伝えします。ご期待ください。
 また最新号のBasser2016年12月号では「『速さ』と『早さ』のアンケート こんなとき、どうします?」の回答者のひとりとして菊元選手も登場。サイトフィッシングで1尾にかける時間などを答えてくれています。 

2016/11/8

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