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雨・強風の亀山湖へ(ササキ)

たしかに特別な1日だった気がする

Basser編集部=写真と文

 昨日は雨予報を見てスイトーさんと亀山へGO! 春の雨といえば房総リザーバー。こんな仕事をしていると洗脳ヘッドギア状態でそれがすり込まれるわけです。「今年も勘違いだったね」というところまで含めて楽しみな行事であります。

 しかし今年はひと味違いました!

 水産センターについて車を降りると、まだ暗く強風なのに半ズボンで寒くない! ぬるい! こんなときのために僕は日々半ズボンをはいているわけです。

 「今年は浮かれないぞ」という気持ちもこの時点で半分消えました。

 「ただの冷たい雨やんけ」という言葉を毎年言っていますが、少なくとも今日はそれはない。まぎれもない暖かな雨のもと釣りができる! そしてこの強風!

 とはいえまだ浮かれてはならないと自己防衛本能が告げております。んが、釣り開始すぐに押切入口ブッシュでコトが起きました。ヒラクランクギルの直下にバスが! 沈黙の艦隊の浮上シーンを想起させる縦チェイス。食いはしなかったけど、「もしや今日は……」と思わずにはいられません。そのあと押切内部でも魚がルアーを見に来ました。

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 続いては猪の川へ。と、その前に長崎のシャローにフォースを感じるとスイトー船長。ここでスイトーさんがエンジェルハンドをデッドスロー引きしあっさり1尾目。37cmくらい? 体型もヒレもキレイな春っぽいバスでした。
ここで僕は結論を出しました。

 「今日は特別な日である」と。

 スイトーさんの魚を撮影しながら、さまざまなことを考えすぎてだいぶドキドキしてきました。「残りの人生でこんないい日に釣りができることはもうないかもしれない」とか、「こんな日にデコったら立ち直れない」とか「エンジェルハンドとかお洒落すぎたろ」とか「まだ時間はある」とか「ロクマルが出るかもしれない」とか。デコキュンってやつですね。

 このあとは猪の川へ。露骨にいい濁りが落ちてきている区間があり、ここでヒラクランクギルにチェイス&すぐ後ろで口開け! 食べろよ! スイトーさんのスピナベにもバイト。

 気を取り直して折木沢。僕は岩盤をスイトーさんはシャローを巻いていたら、魚か? 魚か? 魚だ! とまたしてもスイトーさん。ラトルトラップ1/2のしかもザリカラー。

 普段は世界平和と同船者の好釣を願ってやまない僕ですが、このときばかりは「勘弁してくれ」と念力を送ってしまいました。すると40㎝クラスがジャンプして逃げて行きました。こんな場況で赤ザリトラップで釣られたら自我崩壊は避けられません。危なかった。

 さらに上に行くと濁りが抜けたのでログをジャーク。したら岩盤の沖の立木脇でライン走った! 乗った! 即バレ! この時点で14時30分くらい。バラシもこたえますが、雨も風もみんな行ってしまったことが何より辛かったです。確変が終わったときの脱力感みたいなものに包まれました。

 でもまだ夕マヅメがある! 1チャンスもらえるかもしれない! と戻りがてら本湖シャローでシャッドラップを巻くと大好きなピックアップバイト! 小型ですが、なんとかデコを回避することができました。僕の目にはバスに見えましたが、スイトーさんはニジマスと言っていました。

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 そして蛍の光。みなさまに釣果を聞くと、釣った人はスイトーさんとあと1人だけ(何人かは聞けなかったです)。スイトーさんが天才有能だったもよう。ただ、チェイスやミスバイト、バラシは2月にしては極端に多かったみたいです。結果はしわいですが、かなりイイ特別な日だったのだとは思います。あとプラス何かで大爆発するのかと!

 一晩寝て冷静に考えると……

・雨量が少なくインレットが出現せず
・風強すぎで昼から魚沈んだ?
・低水温なので魚もやる気はあるがまだ身体がついてこない

 てなところかと。いや、妄想ですよ。その上で、風で濁ったワカサギがいそうなシャローのボトムをゆっくり巻いたスイトーさんの釣りは理にかなっていたのかと。こういうのに現場で気付く人が釣るんだなぁと勉強になりました。

ササキ

2017/2/24

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