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深遠なる魚探ワールドへの誘い :第3回(全5回)

画像を読み解いてルアーを投入!

Basser編集部=写真と文
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魚探は冬のディープの釣りで強い味方になってくれるアイテム。
使い方は?
画面からどうやって水中をイメージするの?
数え切れない「?」を、小森嗣彦先生に解消してもらった。


この記事は2011年2月号に掲載されたものを再編集しています。

STEP2 
“何か”があればルアーを投入する


 前回までに魚探の原理とボートへのセッティング方法を教えてもらった。そして小森先生と僕(ササキ)はいよいよ亀山湖の湖上へ。エレキを踏ませてもらい、湖底のようすを見ていると、正体不明のものがたくさん沈んでいたり、地形の変化がいたるところにあるのがわかった。でも、同じスポットでも、通るたびにブレイクの角度が違っていたり、沈み物の規模が変化していたりする。ベイトフィッシュっぽいのが映るけど、ゴミかもしんない……。わけわかんないぞ!

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 「画面の見方や効果的な魚探掛けの方法は後ほど解説するとして、大事なのは、『“何か”あるから釣ってみよう』という姿勢なんだ」と小森先生。

「沈み物を見つけるとそれが何なのか、どれくらいの規模なのか気になるし、ベイトフィッシュだったら魚の種類や群れの大きさを知りたくなって、多くの人がルアーを入れる前にそのスポットを詳しく調べて釣れるかどうかを判断しようとする。けど、それはよくない。画面上ではショボく見えるスポットが超A級だったりすることも多々あるし、逆も然り。ささいな変化でも、見つけたらとりあえずルアーを入れてみる。この姿勢が釣果を伸ばすために必要なんだ。精査するのは釣れたあとでも遅くないよ」

 なるほど。魚探から得た情報からすべてを判断するわけではなく、とりあえずルアーを入れる。簡単な話じゃないか。これを基本姿勢にすれば、僕のような魚探初心者でも魚探に振り回されなくてすみそうだ。小森先生の言葉を頼りに、水深4m前後のスポットで発見した高さ1mくらいの凸付近にレッグワームをセットしたダウンショットリグを投入。魚探ではそれが何なのかわからなかったけど、木の枝がリグに引っ掛かってきてそれがオダだとわかった。「ルアーも魚探のひとつ」と小森先生。同じスポットでチョンチョンやっていると僕にも釣れた!

 魚探に対してだいぶ身構えていたけど、1日教えてもらって考えが変わった。僕のようなサンデーアングラーが釣果を伸ばすために魚探を使うとしたら、あまり難しく考える必要はなさそうだ。

cap1 ブレイクのエッジにバスかな?という反応があり、「この辺で投げてみなよ」と小森先生

cap02 アドバイスどおり、レッグワームのダウンショットリグをチョンチョンやったら釣れた!

画像を読み解く


「画像に映っているものが何なのか……。この判断はすごく難しい」と小森先生。ここでは講習当日の亀山湖で映った映像の正体を考えてみたい。

haradbotomu ボトムが硬い場合、超音波が強く跳ね返るため、二次反射(a)や三次反射(b)が映る。ピンポン玉のように、硬いところに当たると繰り返し跳ね返るためだ。これは「道路跡」で得られた映像。三次反射まで出ているスポットは相当硬い何かが沈んでいると推測できる

baitfish ダンゴ状に映っているのがベイトフィッシュ。「感度を上げると、やや大ぶりな魚の集合体ってことがわかった。たぶんヘラブナだね」。魚の種類まで推測するためには、そのフィールドに生息するベイトフィッシュに精通しておきたい


bass 地形の凹凸に潜む魚を発見! 「変化に付いていることから察するに、これはバスでしょうね」。バスがボトムべったりのときはボトムと同化してしまい区別がつかないことも。こういう場合は感度を上げると判別できることが多々ある

wakimizu 右側の竜巻のようなものは湧き水。超音波が水中の空気を拾ってこのように映る


  
 
 
 小森嗣彦さんはBasser Allstar Classic 2016で準優勝。Basser2017年1月号の「小森ノート」では、2011年大会のプラクティスで利根川の全域をサイドイメージで調べ上げたエピソードにも触れられています。


  
 

 

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2016/12/20

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