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帝京のキャッチャーとボルト

帝京のキャッチャーとボルト

Basser編集部=写真と文
昨日はお休みで午前中は高校野球、

今日の明け方は世界陸上をテレビ観戦。



「負けたらお終い」の高校野球はどの試合も面白い。

昨日、観たなかでは帝京高校のキャッチャーのリードが印象に残った。

相方のピッチャーは右打者に対して明らかに投げづらそうにしていて

とくに変化球でストライクが取れない(左打者には好投していた)。

そのことにキャッチャーも気づいていたはずなのだが

それでもストライクが入らない変化球を要求しまくる(左打者に対してもストレートならストライクが入るのに。しかも、振りかぶれば140km/h台後半がポンポン出る)。

そのキャッチャーにはいろいろな意図があったのだろうが

変化球を投げさせられ続けたピッチャーは

そのうち左打者に対してもストライクが入るようになり

そうなると相手打者は高めのボール球に手を出してくるくる三振するようになり

9回2/3を好投した。

今年の帝京は好投手が揃っているらしいが

昨日の試合を観た限りではあのキャッチャーがいてこそのような気がする。

まぁ、目先の1勝にこだわりつつも優勝をきっちり視野に入れている強豪校だからこそ

テンパったキャッチャーが「とにかくストライクがとれる球」を要求して

ピッチャーがつるべ打ちにされる、みたいなお約束とは無縁なのかもしれないが。



「9秒58」

ボルト、スゲェ。

明け方にリアルタイムで観た甲斐があった。

目が覚めた。

おかげで今は超眠い。



自己記録を一気にコンマ11(0.11)秒も短縮して9秒58。

また今回も横をチラチラ見ながら走ってこのタイム。

あるレポーターが

「最後まで本気で走って、どれくらいの記録がでるのかチャレンジしてほしい」

というようなことを言っていたが

ボルト本人は「勝つ」ことにしか興味がないらしい。

そういう意味では、今回の記録は2位になったタイソン・ゲイが作ったとも言える。

彼の記録9秒71は、アメリカのナショナルレコードだ。



が、ボルトとの差、コンマ13秒は、テレビ画面上でさえ大差に見えた。

グラウンドレベルではもっと、走っている当人同士ならさらに

その差は埋まりようがないものに見えていたはず。

だから今回もボルトには「チラ見」する余裕があった。

タイソン・ゲイでは役不足。

もしボルトがもうひとりいたら9秒4台とか出るのだろうか。

(ヤマガタ)
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2009/8/17

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