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カバー撃ちでバラさないためのフッキングとロッド選び

赤羽修弥さんがノーミスで釣るためのコツを解説【周年】

Basser編集部=写真と文
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カバー撃ちの名手である赤羽修弥さんは、2008年のオールスターでバイトしてきたバスをすべてキャッチして優勝を飾った。
「カバー撃ちでミスらないために必要なのは“ベリーからバットが強いロッド”。フッキングさえ決まればバラシの心配はしなくていい」と話す赤羽さんに、フッキングのコツとロッドの選び方を解説してもらった。


この記事はBasser2015年4月号に掲載されたものを再編集しています。以下、赤羽さんによる解説

アワセはしっかりラインスラックをとってから


 今回は「シャローカバー撃ちでノーミスを実現するロッド」というテーマで解説しますが、前提として、まずは自分のアワセ方について説明したい。

 僕がシャローカバーをねらうときにはストレートフックを使った5gテキサスリグ、3/8~1/2ozのラバージグ、高比重ワームのノーシンカーに、ネコリグまで使う。今挙げたどのリグもすべて同じ動作でアワせている。僕は右利きなので、右手でキャスト(握りはワンフィンガー)し、そのままの握りでリグを操作している。ラインスラックを出すためにロッドは縦捌きすることがほとんど。バイトを感じたらロッドを左手に持ち替えて、アワセに入る。このときの間が大事。ラインスラックを巻き取りながらロッドを倒していって、グッと胸に引き付けるようにアワせる。このときロッドのグリップエンドはパワーが逃げないようにお腹につけているよ。

 ラインスラックを取る量はだいたい「ロッドを倒した分+バスが手前に走った分」で、ラインが張ってバスの感触をわずかに感じるかどうかというギリギリのところまで。アワせたときにロッドのベリー部の曲がりが時計の短針でいう10時半から11時の位置で止まるのが理想だね。これより高い位置だとさらに後ろに振る余裕がなくなってカバーから引きずり出せないし、低いとロッドの弾力を生かせない。これが基本だけど、使うラインの太さによって、細めならスイープ気味に、太いならより強く、アワセの力は多少調節する。

フッキングのコツ
赤羽修弥のテキサスリグ道場」より


214-jissen_kakomi01右利きの赤羽先生は右巻きのリールを使用。リグの操作は右手で行ない、左手でハンドルを弾くように回してスラックを処理する


214-jissen_kakomi02バイトを感じたらタックルを右から左へ持ち替える


214-jissen_kakomi03ロッドを倒しながらラインスラックを巻きとっていく


214-jissen_kakomi04軽く前傾姿勢をとり、ロッドをほぼ水平に倒すところまでラインを巻く


214-jissen_kakomi05両手で速く強くタックルを引き付け、身体を起こしてアワせる。カバーフィッシングではバスを掛けたあとのリーリングも重要。つまり利き手巻きのリールが有利だ

ベリーからバットのパワーで掛ける


 このアワセを前提に、カバー撃ちでバラさないために僕がロッドに求めるのは「ベリーからバットの強さ」。フッキング時にこの部分が力強くグッと耐えてくれるとバスのアゴにフックを貫通させられる。

 こういう掛け調子のロッドはフックがバスのアゴを貫通した感覚をつかみやすいのがいいね。アゴの硬いところにしっかりカエシまで貫通させられれば、バスがジャンプしても意外と外れないし、ビッグバスとのやり取りにも余裕が生まれる。かといってベリーまでガチガチに硬いロッドがいいかというとそうではなく、ベリーは多少曲がってくれたほうがファイト中のテンションを保ちやすくて、万が一フッキングが浅いときにバラシのリスクを減らしてくれる。

 ティップまで硬い方がフッキングは決まりそうだけど、ここはルアーの操作性を受けもつ部位。ティップのアクションはリグの重さで使い分けているよ。5gテキサスだったら少し入り込むほうが操作しやすいし、ラバージグなら硬めのほうがスタックしにくい。ロッド全体のパワーは使うリグとラインの強度とのバランスを考えるのが大事だね。

 僕が普段使っているタックルを紹介するので参考にしてください。

赤羽さんのカバー撃ち用タックル

●3/8~1/2ozラバージグ用
ロッド:スティーズ・ブレニム691HFB
691hfb リール:ジリオンSV TW1016SV-SH
ライン:モンスターブレイブZ 16Lb

●5gテキサスリグ(ストレートフック)用
ロッド:スティーズ・ハスラー701MH/HFB
steez_701mh-hfb リール:スティーズSV TW1016SV-SH
ライン:スティーズフロロType-モンスター14Lb

●7~9gテキサスリグ(ストレートフック/オフセットフック)、高比重バックスライド系ノーシンカーリグ用
ロッド:スティーズ・ストライクフォース721MH/HXB-SV
strikeforce リール:スティーズSV TW1016SV-SH
ライン:スティーズフロロType-モンスター14Lb

●ネコリグ用
ロッド:スティーズ・スカイレイ[Power Plus]681MLMFB-SV
681mlmfb-sv
リール:SSエア8.1R
ライン:スティーズフロロType-フィネス10LbまたはType-モンスター12Lb
※すべてダイワ。2017年現在の情報です


 Basser4月号では、三寒四温と言われる悩ましい早春を釣るヒントを数多く紹介。実釣記事では、川島勉さんと田辺哲男さんが亀山湖で、並木敏成さんが相模湖でいち早く春を捉え、それぞれテキサスリグ、ジャークベイト、パワーフィネスという異なるスタイルで50cmクラスを手にしています。


2017/3/9

最新号 2017年5月号

バスがバスである以上、テキサスリグは永久不滅であることをここに宣言します。リーダーレスダウンショットというカバー攻略のライバルが世に定着した今、それでもなお青木大介さんと小森嗣彦さんという国内最強を争うふたりがテキサスリグにこだわるのはナゼなのか?  その理由と活用術を紹介します。そのほか、伊藤巧さんによる沖の地形変化や障害物をズル引くロングディスタンステキサスや斉藤真也さんのリアクションテキサス、大場未知さんのブルフラットテキサス、秦拓馬さんのモンスターテキサスなど、このリグの魅力を100%以上引き出している数々の技を掘り下げていきます。
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